FXの仕組みとは?基本や仕組みについてわかりやすく解説

FX 仕組み

あなたは「FX」という投資の方法について、どれくらいの知識がありますか?

「FXって名前は知っているけど、説明はできないかな・・・」

そんな人が多いのではないでしょうか?

ということで、今回は「FX」というものがどういった投資で、どのような仕組みで成り立っているのか。それを徹底的にご紹介させていただきます。

今回のこの記事さえ読めば、あなたも「FX」をすぐに始められるようになりますので、FXをこれからやってみたいと考えていた方は、ぜひ、ご覧いただければと思います。

FXとは

FXとは、外国為替証拠金取引(Foreign Exchange)の略で、世界の通貨を売買して、その差額から利益を得る投資取引のことです。

簡単に言ってしまえば、お金の価値が上がるか下がるかを予想して売買をするというもの。

例えば、「1 ドル=100 円」のときに 10,000 ドルを買ったとします。

このときに必要な日本円の金額は、100 万円となります。
※100 円×10,000 ドル=100 万円

その後、「1 ドル=101 円」になった時に、この 10,000 ドルを売ったとすると、このときに手に入る金額は、101 万円となり、差額の 1 万円が利益になります。
※101 円×10,000 ドル=101 万円

FXとは?

このように、異なる2国間の通貨を売買して、為替レートの差額で利益を出していく仕組みが「FX」というものなんです。

よくニュースで「円高、円安」といったワードを聞くことがありますよね?

あれは、世界基準で見た時の「日本円の価値」のことを言っていて、

「円高」は、「円の価値が高くなった」
「円安」は、「円の価値が下がった」

といったような意味になります。

それではクイズです。

「1 ドル=80円」だったのが、価格が変動して「1 ドル=100円」になった時。

これは「円高」でしょうか?それとも「円安」でしょうか?

・・・・
・・・
・・

答えは、「円安」になった。です。

なぜなら、元々80円で買えていた1ドルが、20円も値上がりして100円も払わないと買えなくなったわけですから、これは「円の価値が低くなった」と言えますよね?

ちなみにこの場合、ドルの方は、20円も価格が上がったので「ドル高(ドルの価値が高くなった)」と呼ばれます。

逆に、「1 ドル=100円」だったのが、価格が変動して「1 ドル=80円」になったとしたらどうでしょうか。

これは、20円も安くドルが買えるようになったので、「円の価値が高くなった」つまり「円高」になった。と言えます。

またこの場合は、1ドルの価値が下がったことになるので「ドル安(ドルの価値が低くなった)」と呼ばれます。

FXの基礎知識

ここからは、FXでの取引を行う上で、必ず知っておいて欲しい基礎知識について、ご紹介させていただきます。

【通貨ペア】

通貨ペア」とは、簡単に説明すると、買う通貨と売る通貨の組み合わせのことです。

通貨ペア

また、単にドルと呼ばれるものは、基本的に「米ドル」を意味します。

なぜそんな事を説明するのかと言うと、世界には色々なドルが存在していて、誤用に注意して欲しいからです。

例えば、

    • オーストラリアドル(AUD)
    • ニュージーランドドル(NZD)
    • 香港ドル(HKD)
    • カナダドル(CAD)
    • シンガポールドル(SGD)

ドルだけでもこんなに存在するので、「ドル」の使い方にはくれぐれもご注意ください。

 

【pips】

pips(ピップス)」とは、為替レートが動く時の最小単位のことです。

ちなみに、pips という言葉はもともと、サイコロの目、という意味の pip(ピップ)という単語の複数形になっています。

「pip」に複数形の「s」が付いて、「pips(ピップス)」と呼ばれているわけです。
そのため数値が1の場合の時だけ、1pipと呼び、数値が2以上の場合は、pips呼びとなります。

pips は為替の動きを表現する上で非常に重宝します。

ただし、注意しなければならないのが、pips が示す最小単位は取引する通貨ペアによって異なる、と言う点です。

例えば、ドル円、ユーロ円、ポンド円等、「円が絡む通貨」の場合、pips は 0.01 刻みで動きます。

つまり 1pip は 0.01 円となります。

もっと説明すると、値が 100.05 から 100.10 に動いた場合、その間、0.05 動いた事になるので、5pips 動いた、という表現になります。

通貨ペア円

次は「ドルが絡んだ通貨ペア」の場合です。

ポンドドルやユーロドル等、種類は多岐に渡ります。

「ドルが絡んだ通貨ペア」の場合、pips は 0.0001 刻みで動きます。

つまり、1pip は 0.0001 ドルとなるのです。

もっと説明すると、値が 1.36530 から 1.36570 動いた場合、その間、0.0004 動いた事になるため、4pips 動いた、という表現になります。

通貨ペアドル

このように「円が絡む通貨」と「ドルが絡む通貨」、そして「pips」の関係をしっかりと把握しておく事で、正しい損益の判断につながるので、しっかり覚えておきましょう。

 

【ロット】

ロット」とは、取引通貨単位、つまりは注文の取引量のことです。

実際のトレードではこのロット数ごとに購入したり売却したりして、取引を行っていくことになります。

ちなみに「1ロット」の通貨量というのは、1 ロット=10 万通貨(10 万ドル)となっています。

ここで注意しないといけないのが、証券会社によっては 1 ロット=1 万通貨、など、違いがあることです。

1ロットあたり何通貨(何ドル)になるかは、必ずトレードする前に証券会社のホームページなどで確認しましょう。

今回は、1 ロット=10 万通貨単位として、以下の表にしてみましたので、今後のトレードの際に、是非ご活用ください。

ロット

 

【レバレッジ】

FX 最大の魅力は「小額の資金からでも始められる」ということです。

株などの、他の金融商品への投資だと、最低でも 50 万円ほどの資金が必要となる場合がほとんどなのですが、FX には「レバレッジ」というものがあり、自己資金よりも大きな金額を動かす取引が可能になっています。

例えば、国内証券でのレバレッジは最大25倍まで可能になっており、4万円の資金があれば、「4万円×レバレッジ25倍」で、100万円分として取引が出来てしまうんです。

さらにこのレバレッジを使えば、資金が100万円しかなくても、500万円分、2500万円分の取引をすることも可能となります。

FX は、このレバレッジという仕組みのおかげで、始めるハードルが低いのが魅力です。

ただし、注意してもらいたいのは、レバレッジはあくまで結果論であって、

「じゃあレバレッジを 25 倍かけて取引しよう!」ではなく、

「4 万円で 100 万円の取引をしたから、計算すると、レバレッジは 25 倍だな」と、

自分で割り出すものであり、取引をする際に、そういったレバレッジの倍率は設定をしたりする項目等はないので、ご注意ください。

 

【スプレッド】

スプレッド」とは、取引手数料のことです。

FX では、通貨を買う時と、売る時の値段に差があります。
その差額分の事をスプレッドといい、それが証券会社の利益となるわけです。

例えば、ドル円の取引をしていて、売値が 115.91 なのに、買値は 115.94 だったりとします。

115.919 → 115.949 の間、差額が 0.03
※円が絡む通貨 0.01 円=1pip

つまりこの場合、差額の 3pips がスプレッドであり、その分は証券会社に手数料として支払わなければならないわけです。

レバレッジ

 

【必要証拠金と余剰金】

FX は、資金を担保にして為替取引を行いますが、その時に担保にする資金のことを「必要証拠金」と呼びます。

最低限必要な資金になりますので、資金残高が必要証拠金より下回ってしまった場合、取引が行えなくなるので注意してください。

必要証拠金の計算方法は、
(実際に取引する量)÷(最大レバレッジ)=(必要証拠金)となります。

例えば、国内証券会社の「ドル円」で 1 ドル 100 円の場合、

10 万円の資金で、0.1 ロット(1 万通貨=1 万ドル分=100 万円)でトレードすると、
日本での最大レバレッジは 25 倍となるので、必要証拠金は 4 万円となります。

【必要証拠金計算方法】

例1) 1 ドル=100 円、0.1 ロット、国内証券での取引の場合、
(実際に取引する量)100 万円÷(最大レバレッジ)25 倍 = (必要証拠金)4 万円

(例2) 1 ドル=88 円、0.1 ロット、国内証券での取引の場合、
この時の 0.1 ロットは、1 万通貨=1 万ドル分=88 万円、となる。
(実際に取引する量)88 万円÷(最大レバレッジ)25 倍 = (必要証拠金)3万5200 円

次は、ユーロドルで考えてみましょう。
その場合はまず、1 ユーロが日本円でいくらなのかを知る必要があります。

ユーロドルが 1.3120 ドル、つまり、「1 ユーロが 1.3120 ドル」、ドル円が 1 ドル=100 円、とした場合で考えてみましょう。

ユーロドルを日本円に換算すると、1.3120 ドル×100 円=131.2 円、
1 ユーロ=131.2 円となります。

これを踏まえ、0.1 ロット、国内証券での取引の場合、
(0.1 ロット=10,000 通貨×131.2 円=131 万 2000 円)

131 万 2000 円÷25 倍=5 万 2480 円

つまり、必要証拠金は 5 万 2480 円となります。

次に、簡単にですが「余剰金」についても説明いたします。

余剰金は、資金から必要証拠金を差し引いて、残った資金のことを言います。

最初の例えを使って説明すると、10 万円の資金で 4 万円が必要証拠金となっていました。

この 4 万円は証券会社によって担保として押さえられてしまうので、資金の 10 万円から 4 万円を引いた、残りの 6 万円が余剰金となり、トレードの値動きで増減することになるわけです。

【余剰金計算方法】

(資金)10 万円 - (必要証拠金)4 万円 = (余剰金)6 万円

 

【ロスカット】

ロスカット」とは、抱えている損失が大きくなりすぎて、ある一定レベルまで達してしまった時に自動的に行われる「強制決済」のことを言います。

FX ではレバレッジで大きく勝負に出られる分、大きな損失を出す可能性も常にあります。

自分の予想していた動きと真逆の方向に大きく動いた時、証拠金を全額失ってしまうばかりか、不足金が発生してしまう可能性だってあるわけです。

そんなリスクを避けるためにロスカットという仕組みは存在しています。

証券会社で、あらかじめ設定されているロスカットレベルを下回ってしまった場合、トレーダーにとって不利な為替レートであっても、自動的に決済が行われます。

ですがこれによって一定以上の損失拡大を防ぐことができるため、最後のセーフティーとして活躍してくれます。

ただし、ロスカットされた場合、資金が全てなくなってしまっている状況なので、このロスカットに合わないように日々取引(トレード)することを意識しないといけません。

 

【スワップポイント】

FXでは、スワップポイント(金利差調整分)と呼ばれる、2国間の金利差から得られる利益が発生する場合もあります。

例えば、日本のような低金利通貨を売って、メキシコペソといった高金利通貨を買うと、その金利の差額を毎日受け取ることができるのです。

大金が手に入る、というわけではないのですが、毎日増えていくのは、素直に嬉しいものです。

ただし、メキシコペソのような高金利通貨を売って、日本円のような低金利通貨を買ってしまった場合は、その金利の差額を逆に支払わなければならないので、注意も必要となります。

この場合、長期間保有すると、それなりの損失額になってしまう恐れがありますので十分に注意が必要となります。

チャートの見方の基礎

FXで取引する際には「チャート」と呼ばれるものを見ながら取引を行います。

チャートは、簡単に言えば、過去から現在までの為替レートのグラフのことです。
※下記画像はメタトレーダー4(MT4)と呼ばれる一般的なチャートソフトの画面です。

MT4

縦が「価格」で、横が「時間の経過」になっていて、左から右に向かってチャートは表示されていきます。そのため一番右端が、最新の価格となります。

この2軸で表現されることで、時間の経過とともに価格がどのように変動したかを視覚的に一目で把握することが可能となっています。

また、横軸の時間の幅は、チャートの更新頻度を変更することで、さらに細かくチャートを表示したり、逆にさらに長い時間の単位でチャートを表示することもできます。

チャートの更新頻度は「時間足」と呼ばれていて、1分足、5分足、30分足、1時間足、4時間足、日足、週足、といったように設定が変更可能です。

例えば、1日の細かい動きを知りたいのであれば、1分足、5分足、30分足、1時間足、といった時間が見やすいです。

もっと長期的な相場の流れを確認したいのであれば、4時間足、日足、週足、が全体を把握しやすくなっていまので、目的に応じて、この時間足の表示も変更しましょう。

そして、このチャートの表示方法には3種類のパターンがあります。

1つ目がバーチャート。MT4の初期設定ではこの表示になっています。
バーチャート

2つ目がローソク足
ローソク足

3つ目がラインチャート。
ラインチャート

「バーチャート」と「ローソク足」では、各時間足の「始値」「終値」「高値」「安値」という情報が表示されています。

※以下ローソク足の場合

それに対して、3つ目の「ラインチャート」というのは、「終値」の情報だけをラインでつなげているものになります。

情報量は他の2つと比べて少ないですが、シンプルで見やすく、平均的な相場の動きが見れるため、意外と利用している方も多いです。

変動の仕組み

FXの為替の変動には色々な要因があり、これ!という決定的なものはありません。

ただ、為替の価格というのは、2国間の相対的な力関係によって決まります。

簡単に言えば、その2国間で、景気の良い国の方に引っ張られるわけです。

つまり、景気の良い国の通貨が高くなり、景気の良くない国の通貨が安くなる、そうやって値段が決まるのです。

ドル円で考えれば、アメリカの方が景気が良ければ「ドル高」「円安」になり、日本の方が景気が良ければ「ドル安」「円高」という状況になるわけです。

とはいえ、それもあくまで為替変動の理由のひとつでしかないわけで、他に考えられる要因も以下に記載させていただきます。

金利

「金利1%」と「金利5%」だったら、どちらを選びますか?
当然「金利5%」ですよね?このように金利の低い方から、高い方に資金を移動させる動きがあると、これもまた為替に影響を与えます。

国際情勢

戦争や災害、テロが起こると、起こった国の通貨は売られることが多く、政情が不安定な通貨よりも、安全な国の通貨の方が買われるようになり、為替変動の要因になります。

要人発言

各国の首脳や財務官、中央銀行関係者といった要人発言により、市場に大きな影響を与える場合があります。

このように、為替変動に関しては、ここで挙げた以外にもたくさんの要因があり、これ!とは明言できません。

なので、安易に「〇〇さんが重要発言したから為替が動くね!」といったようなセオリーは、本気で信じない方がいいでしょう。

あくまでも参考程度に、最後は自分の判断でトレードしてください。

取引における4つのステップ

FXの取引方法には、4つのステップがあります。

  1. 通貨ペアを選ぶ
  2. 注文数量(ロット数)を決める
  3. エントリー方法と決済方法を選ぶ
  4. 「売り」か「買い」で取引を開始

これが主な取引の流れと考えてください。

それでは、ひとつずつ見てみましょう。

ステップ1:通貨ペアを選ぶ

取引を行いたい通貨ペアを選びましょう。

取引が行える通貨ペアは、証券会社によっても変わってくるので、事前に自分の取引がしたい通貨ペアが使える証券会社を選んでおきましょう。

ステップ2:注文数量(ロット数)を決める

どれぐらいのロットで取引を開始するのか決めましょう。

初心者の方であれば、資金に対して2倍~5倍程度の低ロットで注文することをオススメします。あるいは、レバレッジをかけずに取引を行っても良いと思います。

レバレッジをガンガンにかけて、無理なロット数でトレードをしてしまうと、ほんのちょっとした損失でもロスカットに合う可能性があるので、そのあたりもしっかりと考慮して決めましょう。

ステップ3:エントリー方法と決済方法を選ぶ

FXのエントリー方法(取引開始の方法)には大きく分けて2種類の方法があります。

2つのエントリー方法

エントリー方法1:成行注文

成行注文とは、現在の為替レートで注文することで、現在の値段ですぐにトレードを開始したい、といった場合に使用する注文方法です。

エントリー方法2:指値注文

現在の為替レートではなく、未来の為替レートを指定して注文することで、現在の為替レートよりも安くなれば買う、高くなれば売るといったことが可能な注文方法です。

エントリー時の注文はこの2つです。

3つの決済方法

そして、次に紹介するのが、決済時の注文方法です。

こちらは3つの種類の方法があります。

決済方法1:成行決済

現在の為替レートで即決済する注文方法で、いますぐ決済したい時に使用します。

決済方法2:決済指値

エントリー時の為替レートから、利益の出るポイントを指定して、決済の予約ができる方法です。

この方法で決済ができれば、基本的に利益が生まれます。

決済方法3:決済逆指値

エントリー時の為替レートから、損失の出るポイントを指定して、決済の予約ができる方法です。

一見、損失が残ってしまう決済方法ですが、自身のトレードをリスク管理できるため、非常に重要な決済方法です。

損切り」とも呼ばれます。

ステップ4:「売り」か「買い」で取引を開始

そして最後に、今狙っている通貨ペアの価格が、現在のレートよりも、上昇していくと考えるのであれば「買い」を選んで取引を開始、下降していくと考えるのであれば「売り」を選んで取引を開始しましょう。

利益が出る仕組み

ここからは、実際に取引を開始して、どのようになれば利益が生まれるのか、その仕組みをご紹介させていただきます。

買いでエントリーした場合

まずは「買い」でエントリーした場合です。
※ちなみに「買い」のことをFXの取引では「ロング」と呼ぶことも多いので、合わせて覚えておくといいでしょう。

例えば、1ドル70円の時に「買いでエントリー」していた場合、利益を生み出すためには、この1ドル70円という価格よりも高くなった時に決済しなければなりません。

下の図を見ていただくと、この場合は、70円で「買いでエントリー」後、なんと価格が1ドル100円まで伸びていきました!

ここで決済すれば、エントリー時の価格70円よりも+30円も高い価格で1ドルを決済できるので、この高くなった+30円分の利益を手にすることができます。

ロングエントリー

売りでエントリーした場合

では、続いて「売り」でエントリーした場合です。
※「売り」のことはFXの取引では「ショート」と呼びます。

今度は、1ドル100円の時に、「売り」でエントリーをして、その後、相場の価格は狙い通り下降していき、なんと、1ドル70円にまで価格が下がっていきました。

つまり、この時1ドルを決済すれば、差額の+30円分の利益が出せるということになります。

ショートエントリー

このように、FXでは、「買い」の場合は、エントリー時よりも相場が上昇すれば、上昇した分の利益が発生し、「売り」の場合であれば、エントリー時よりも相場が下降すれば、下降した分の利益が発生するというわけです。

必要以上の損失を出さないための仕組み

FXの良いところは、ギャンブルとは違って、ちゃんとリスク対策ができることです。

では具体的にどのようなリスク対策ができるのかご紹介していきます。

それは「損切り」です。

損切りとは、為替相場が自分の予測とは反対の動きをした時に、「どれだけの損失が出たら決済してしまうか」という決断のことです。

「ちょっと待って!今損失が出ていたとしても、後から価格が戻ってきて、利益に変わるかもしれないのに、損失のまま取引を終わらせちゃうのは、ダメじゃない?」

と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、その考え方は非常に危険と言えます。

なぜならそれは「損失で終わらせたくないという、根拠のない期待からくる考え」だからです。

もちろん、ちゃんとした根拠のあるトレードであれば話は別ですが、さきほどの考えの場合は、「かもしれない」といった、何の根拠もないトレードになってしまっているので、かなり危険です。

確かに「資金が減ってしまう」という恐怖から、冷静な判断ができなくなってしまうのも理解はできますが、それならば「傷が浅いうちに決済する」という判断に切り替えないといけません。

なので、FXでトレードをする場合は、事前に「これぐらいの損失が出たら決済する」という決めごとをしておくと、良いでしょう。

もしも、この決めごとができていないと、損失が出ている場面で「まだイケる」「まだイケる」「まだイケる」とズルズルとどこまでも引き延ばしてしまい、結果、資金を全て溶かしてしまい、相場から退場するはめになります。

とはいえ、事前に許容する損失を決めていたとしても、土壇場で「まだイケる」となってしまう可能性もあるので、私がオススメしたいのは、先ほどもご紹介した決済方法のひとつ「決済逆指値」を、エントリー時に同時に設定してしまうことです。

この「決済逆指値」は、どこまで損失がでたら決済する、という設定が可能で、まさに損切りの役目を自動で果たしてくれる機能なんです。

人間は誰でも土壇場になれば迷ったり、感情に流されてしまうもの。

ですが、この「決済逆指値」なら、システムが何の感情もなく、自動で損切りを行ってくれるので、精神的にも非常に楽です。

せっかく無料で使えて、損失も抑えてくれる便利な仕組みなので、ぜひ、ご利用いただければと思います。

FXの仕組み:まとめ

今回は「FXの仕組み」についての紹介をしました。

ここまでの内容を読んでいただいたあなたであれば、もうすぐにFXを始めていくことができるでしょう。

とはいえ、なんだかたくさんの用語が出てきたりして、ちょっと混乱しちゃった、という人もいるかもしれませんね。

ですが、別にここに書かれている内容は、丸暗記する必要はまったくありません。

また、わからなくなったら、あなたにとって必要な項目を確認しに、ぜひこの記事まで戻ってきてください。

FXの仕組みや、一般的に使われる用語は全てこの記事1つにまとめてあるので、気になった時にでも読み返してもらえればと思います。

ですが、最後の項目の「損切り」については、FXで損失を拡大させないためにも、必ず意識しておくべきことなので、その点についてだけは、特に徹底していただけると嬉しいです。

それでは、今後もFXについて、さらに色んな情報をお伝えしていきますので、どうぞお楽しみに!

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