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FXスワップポイント運用のリアル検証は第12~13週目。
今週も、あらかじめ定めた発注間隔・利確幅・数量ルールを淡々と回し、スワップを積み上げていきます。
レンジの妥当性とポジション配分、レバ5倍以下の資金管理を再点検しつつ、保有状況・約定履歴・通貨別の値動きから、次週に向けた設定見直しの要点を整理します。
目次
第12・13週のFXスワップ運用結果を振り返り
第12・13週(9/4~9/17)は、事前に定めたレンジ内での分散発注と利確回転を中心に運用。ZAR/JPYで利確2件・新規2件となり、ポジション構成のバランスを調整しました。
以下、期間内の約定内容と最新の累計、そして期末時点の保有状況を整理します。
利確状況・累計利益・新規ポジション
第12・13週の確定利益は 11,099円です。
なお、現時点での累計益は以下の通りです。
- 累計決済利益(為替差益):35,286円
- 累計スワップ益:10,507円
- 累計利益合計:45,793円
今回は、運用開始してから最も収益が多かった週となりました。
運用開始時点と比べると、運用資金は100,000円 → 300,000円となっておりますが、累計利益は約45,000円で、ここまでリターン率15%を実現しています。
3ヶ月時点での結果がここまで順調であることを考えると、年利では50~100%のラインも不可能ではないかもしれません。
続いて、第12・13週における新規ポジションは以下の通りです。
ZAR/JPYの伸びが大きく、新たに2件新規ポジションを取得しています。
チャートが上がっても下がってもスワップは貯まり続けるため、引き続き運用経過を見守っていきたいところです。
現在の保有ポジション(9月17日時点)
最後に、現在のポジション状況です。
9/12に約定した ZAR/JPYは、建玉益+スワップで+614円、MXN/JPYは、評価益に加えてスワップの積み上げが寄与し+4,112円となっています。
全体では評価合計+4,726円とプラス圏を維持できているため、運用は順調と言えるでしょう。
引き続き、レンジ内の分散発注と回転で口座バランスを保ちつつ、日々のスワップ付与を積み増していきます。
【9/4~9/17】各通貨ペアの値動き
今期間は通貨ごとに性格が分かれました。MXN/JPYはじり高基調で8.00台へ定着し、押し戻されても下値を切り上げて推移しています。
ZAR/JPYは上下の往復が続き、後半は8.40台半ばで伸び悩みました。どちらも急伸・急落は限定的で、レンジ上限・下限を意識した動きです。
メキシコペソ円(MXN/JPY)
序盤はもみ合いながらも下値は堅く、6日以降に買いが優勢。10~12日にかけて上昇のピッチが速まり、7.98→8.02近辺まで高値更新。
13日前後は一時的な上ヒゲを残したものの、その後も8.00前後に居座る展開で、押し目は浅くなりました。
期間全体では高値・安値とも切り上げが確認でき、短期のトレンドは上向き。目先は7.98~8.03が往来の中心帯、7.95が押し目の目安、8.05超えが続けば一段高を試しやすい地合いです。
南アフリカランド円(ZAR/JPY)
前半は戻り売りが勝ち、いったん軟化。その後、8~13日にかけては持ち直しが進み、8.50近辺まで回復しましたが、上抜けは続かず。
月半ば以降は上値を切り下げ、17日にかけて8.42~8.45へ押し戻される形となっています。
結果として8.41~8.51の広めレンジでの往復が続き、8.48~8.51が重い一方、8.41~8.43にサポートが点在する印象です。
次期はこのレンジのブレイク方向が焦点となります。
【9/4~9/17】メキシコ・南アフリカ情勢まとめ
今期間は国内材料が限られる一方、米金利の振れやコモディティ市況の上下がセンチメントを左右。
為替の推移どおり、MXN/JPYは下値を切り上げて8.00台へ定着、ZAR/JPYは8.4〜8.5円台の往復が中心でした。
高金利のキャリー需要が下支えする一方、世界景気の減速懸念や外部リスクの見出しが上値を抑える構図は不変です。
メキシコ(MXN)の情勢
- 目立った政策イベントは限定的。高金利の長期化観測が維持され、キャリー需要は底堅い
- 対円では8.00円近辺に定着。押し目は浅く、短期的に上値・下値とも切り上げ
- インフレと景気は強弱混在だが、直ちに大幅利下げを示唆する材料は乏しい
- 対外環境では米金利・株式のリスク選好が方向感を左右。ヘッドライン起点の一時的なボラに注意
- 運用面は、既定レンジ内での分散・回転とスワップ積み上げが有効
南アフリカ(ZAR)の情勢
- 資源価格の変動と世界のリスク選好がランドの強弱を左右。週内は8.41〜8.51円のボックスで往復
- 高金利の支えは続くが、成長鈍化・財政・電力関連の不確実性が上値を重くする要因に
- 戻り局面では8.48〜8.51円が抵抗帯、下押しでは8.41〜8.43円が短期サポートとして意識
- 対外リスク(中国関連ヘッドライン、金属市況、米金利再上昇)に対する感応度は高い
- 運用面はレンジ前提の小口回転と段階利確を基本に、ブレイク時は数量でリスク調整