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「5分足を見ると上昇しているのに、1時間足で見ると下落していて、どっちを信じればいいか分からない!」
FXでエントリーするためにチャートを見ていると、時間足ごとの方向性のズレに悩まされることが多々あります。
そんなときに役立つのが、複数の時間足を組み合わせて相場の真の方向性を見抜く「マルチタイムフレーム分析」です。
役割の異なる3つの時間足をそれぞれ確認することで、大きな波の中に小さな波が飲み込まれていくメカニズムを道具として使いこなすことができます。
今回は、マルチタイムフレーム分析の3つの時間足の役割から実戦でのエントリー手順まで、私、木村大輔が徹底解説します。
目次
マルチタイムフレーム分析で見るべき「3つの時間足」
一般的にマルチタイムフレーム分析では3つの時間足をチェックし、それぞれの足は時間軸が長い順に長期足・中期足・短期足と分類されます。
それぞれの足の役割について、以下で詳しく解説します。
相場全体の大局的なトレンドを確認する長期足

マルチタイムフレーム分析において、最初にチェックすべき最も重要な時間足が、日足や4時間足といった長期足です。
長期足は、相場全体の大きなトレンドを決定づける役割を持っています。
目先のチャートの動きに惑わされやすい初心者は、まずこの長期足を見て「今は買い手が有利な地合いなのか、それとも売り手が支配しているのか」という大局的なトレンド判断を行うことを意識しましょう。
長期足・中期足・短期足の端的な特徴を解説しているシーンは、動画の「9分47秒~」をチェックしてください。
トレードの方向性を確認する中期足

長期足で全体の方向性を確認したら、次に1時間足などの中期足へと時間軸を落とし、具体的な戦略を組み立てるフェーズに移ります。
中期足の役割は、ダウ理論ベースの「押し安値」や「戻り高値」、あるいは何度も価格が止められている強力なレジサポラインなどの具体的な節目を特定しながら、トレードの方向性を確認することにあります。
長期足の大きな流れに沿いつつ、「価格がどこまで引きつけられたら反発の確率が高くなるか」というポイントを中期足のチャートで判断しましょう。
エントリーポイントを判断するための短期足

ターゲットとなる中期足の節目まで価格が十分に引きつけられたら、最後に5分足や15分足といった短期足へと切り替えます。
短期足の役割は、長期足・中期足の根拠が揃った局面において、無駄な逆行に巻き込まれないために精密なエントリータイミングを計ることです。
短期足の中でストキャスティクスがクロスしたり、ボリンジャーバンドがスクイーズしてから再度開き始めたりすることを確認してからエントリーすることで、損切り幅を極限まで狭く抑えたトレードが可能になります。
【実戦3ステップ】マルチタイムフレーム分析の具体的手順
3つの時間足の役割を頭に入れたら、次はそれらを実際のチャート操作でどう連動させてエントリーまでつなげていくのか、具体的な3ステップの手順を解説します。
ステップ1:長期足(日足)のダウ理論で売買の目線を確認する

まずはチャートを長期足(今回は日足)に設定し、ダウ理論をベースにトレンドを確認します。
もし日足がきれいな上昇トレンドを形成しているのであれば、その日の戦略はロング1択となり、売りの選択肢は脳内から排除されます。
この段階で、相場の方向性に自分の目線を合わせておくことで、初心者によくある「下位足の形が良いから」という理由での危険な逆張りを防ぐことができます。
ステップ2:中期足(4時間足)に落として根拠を探る
売買の方向性が決まったら、次は中期足(今回は4時間足)にチャートを切り替え、エントリーの根拠になりそうなラインを探します。
押し安値や戻り高値を見つけることができたら、チャートがその付近に来るまでじっと我慢しましょう。
もちろん、自分の描いていたシナリオ通りにチャートが動かないこともありますが、それもまた相場です。
ステップ3:短期足(15分足)のインジケーターなどを確認しながらエントリータイミングを計る

中期足で確認した重要ライン付近までチャートが接近してきたら、最後の仕上げとして短期足(今回は15分足)のチャートを開きます。
ラインに触れた瞬間に成行で飛び乗るのではなく、短期足の中で価格がしっかりと止められ、ストキャスティクスがゴールデンクロスするなどのシグナルが成立するのを待ちましょう。
こうすることで、ラインのすぐ外側にロスカット注文を配置できるため、リスクリワードの優れたエントリーを仕掛けることができます。
実際に15分足のチャートのどこでエントリーできそうかということは、動画の「17分48秒~」で解説しています。
マルチタイムフレーム分析を活用すればロットを上げたトレードも可能
マルチタイムフレーム分析を適切に活用すれば、「適切な方向に適切なタイミングで」エントリーできる可能性が高まります。
それはトレードの勝率を上げることにつながりますし、利益を伸ばしやすいトレード、損切り幅をなるべく小さく抑えるトレードにもつながります。
そのため、資金管理のルールの範囲内で、自信を持ってロットを上げてトレードができるようになるでしょう。
初心者の方がロットを上げることを「怖い」と感じるのは、「明確な節目まで引き付けたうえでのエントリー」ができていないからです。
まとめ:3つの時間足それぞれの役割を把握してトレードの判断に活用しよう
- マルチタイムフレーム分析は、役割の異なる「長期足・中期足・短期足」の3つで行う
- 長期足で相場の大局的な売買方向を把握し、中期足で重要なラインを確認する
- 短期足でインジケーターの反転サインなどを確認し、リスクを最小限にできるポイントでエントリーする
- ダウ理論に基づく明確な節目への引きつけにより、損失を抑えつつ自信を持ったロット数で勝負できる
マルチタイムフレーム分析を活用することで、エントリーの方向性を間違えにくくなりますし、エントリーポイントも厳選しやすくなります。
きちんと根拠を持ってエントリーできるようになることで、トレードのロットも自然と引き上げられるようになるでしょう。
次回の動画でも、あなたのトレードにすぐに活用できる現場の生きた情報をお届けします。
絶対にお見逃しなく!
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