FXのやり方とは?初心者がまずやることは、基礎知識の勉強と口座開設!

FX初心者がまずやることは、「基礎知識の勉強」と「口座開設」の2つです。
デモトレードで操作に慣れ、少額で実践を始めることで、リスクをおさえながら経験を積むことが可能です。

「FXは勉強すれば勝てる」と聞いて始めたものの、なかなか勝てずにやめた人、「FXの勉強は意味がないのでは?」と考える人は少なくありません。

「FXで人生終わった」という声もあり、独学で成功した人がいる一方で、基礎を学ばないまま始めて資金を失うケースは少なくありません。

FXは基礎知識を習得し、少額から低リスクで経験を積みトレードを振り返る「学ぶ→試す→振り返る」のサイクルが初心者におすすめのやり方です。

本記事では、FX初心者がまず何をすべきか、基礎知識の学び方から口座の選び方、実践的な練習方法まで、お伝えしていきます。

FX初心者が稼げるトレーダーになるためのロードマップ

FXは、最初から大きな利益を狙うよりも「学ぶ→試す→振り返る」を繰り返しながら経験を積んでいくことが重要です。

初心者は、以下4つのステップが上達への近道となるでしょう。

ステップ1 FXの基礎知識を身につける

まずはFXの基礎知識を身につけましょう。

FXは「円を売ってドルを買う」など2種類の通貨を売買し利益を狙います。
例えば、1ドル=150円の時に買い、その後151円になれば利益、149円になれば損失が生じます。

また、スワップポイント(2国間の金利差によって発生する利益・コスト)で利益が生じることもあります。
日本円のような低金利通貨を売り、高金利通貨を買うと、毎日スワップポイントを受け取れる可能性があるのです。

以下の基本用語もチェックしておきましょう。

用語意味
pips(ピップス)FXで使われる値動きの共通単位
スプレッド買値と売値の差で、実質的な取引コスト
レバレッジ(てこの原理)少ない資金で大きな金額の取引ができる仕組み
証拠金トレードをするために口座へ入れるお金
ロスカット損失拡大を防ぐため、FX業者に自動で決済される
ポジション現在保有している買い・売りの状態
スワップポイント2国間の金利差によって発生する利益・コストです。
指値注文あらかじめ価格を指定し、到達したら自動で注文する方法
成行注文現在の価格ですぐに注文する方法

「FXは勉強すれば勝てる」と言われることがありますが、実際には勉強「だけ」で必ず勝てるわけではありません。
相場には予測できない動きもあり、最新のニュースチェック、経験や資金管理も必要となります。

よって、勉強しないまま始めると「なぜ負けたのか」分からない状態に陥ることがあります。

勉強方法としては、本だけでなく、実際の取引画面を見ながら学べる動画がおすすめです。

もし「どの動画を見ればいいか分からない」という方は、ぜひ僕がナビゲーターを務めているYouTubeチャンネル、『トレナビFX』を覗いてみてください。

まずはラジオ感覚で聞き流すだけでも、相場の感覚がスッと頭に入ってくるはずです。
動画で「実際にどう操作するのか」を確認しながら学ぶと、口座開設後もスムーズに取引を始めやすくなります。

ステップ2 デモトレードで取引の流れ、操作方法を把握

次は実際の取引画面に触れてみましょう。

FXでは、まず「どのボタンを押せば買えるのか」「どこで損切り設定をするのか」など、操作に慣れておくことが重要です。
知識があっても、操作に戸惑いチャンスを逃してしまう可能性があります。
証券会社・FX会社のアプリや取引ツールを使いながら、以下の基本操作を確認しておきましょう。

  • 通貨ペアの選び方
  • 買い・売り注文の出し方
  • チャートの見方
  • 損切り・利益確定の設定方法
  • 注文履歴や損益の確認方法

特に初心者は、「どうやって買って、どうやって売るのか」の流れを実際に触りながら覚えていきましょう。

ステップ3【実践開始】少額トレードで本番を経験する

操作に慣れてきたら、少額で実際の取引を始めてみましょう。

SBIFXや松井証券のFXなど1通貨からトレードできる証券会社がありますので、まずは少額から始めることをおすすめします。
デモトレードと本番の最大の違いは、「自分のお金が動く時の心理状態」です。

少額でも、実際のお金を使うことで、損失への不安、利益が出た時の欲、エントリーを迷う感覚など、本番ならではの気持ちを経験できます。

まずは利益額よりも、「相場に慣れること」「自分のリスク許容度(どのくらい損失に耐えられるか)」「気持ちの揺れ・動きがトレードに及ぼす影響」を重視しましょう。

ステップ4【改善・分析】トレード内容を振り返り、精度を高める

トレード後はトレード日誌に取引した後の振り返りを書きましょう。

勝った・負けた結果だけを見るのではなく、「なぜその時に買ったのか」「なぜ損切りできなかったのか」を振り返ることで、自分の癖や弱点が見えてきます。

取引内容は、PCやスマホのメモ帳などに以下の内容を記録しておきましょう。

  • エントリーした理由
  • 利益確定・損切りした理由
  • 取引中に感じたこと
  • 焦りや欲がなかったか

例えば「連敗して頭に血が上った」「利益を増やしたくて損切りできなかった」など、感情面を記録しておくと、同じミスを繰り返す原因に気づきやすくなります。

FXで長く続けられる人は、勝ち負けの原因を地道に振り返ることを繰り返しています。
1回の勝ち負けに一喜一憂せず、振り返りを続けることが上達への近道です。

初心者がまず学ぶべきFXの基礎知識と効率的な勉強方法

基礎知識なしでFXを始めると、負けた原因が分からないまま資金を失うことがあります。

初心者は、基本的な仕組みや用語の理解、勉強の方法、そして具体的な操作方法をおさえておきましょう。
ここでは、初心者が最初に学ぶべき内容と、効率的な勉強方法を紹介します。

FXはいくらからスタートできる?

一般的には、数万円程度の資金からFXを始める人が多いです。
ただし、最近は1通貨からトレードできるFX会社もあり、数百円〜数千円程度でも取引を始められるようになっています。

FX初心者は少額、例えば損をしても1,000円程度のトレードから始めることで、リスクをおさえながら経験を積みことが可能です。

少額でも本番のトレードを体験すると、損失への不安や欲、損切りしたくない気持ちなど、自分の「実際にお金が動く時の感情」が分かります。

初心者におすすめの通貨ペアと選び方

リスク許容度(損失にどのくらい耐えられるか)、投資の目的や方針は人によって異なりますので、初心者の通貨ペアとして「これが正解」という答えはありません。

まずは、動画や書籍で学んだ内容をもとに、値動きの特徴、ニュースの多さ、自身のリスク許容度・投資の目的や方針と合っていると思われる通貨ペアを選びましょう。

実際に調べながら比較することで、「どんな時に値動きしやすいのか」「なぜ相場が動くのか」が理解しやすくなります。
「通貨ペアが多すぎてどうしても選べない」という方は「米ドル/円(ドル円)」から始めることをおすすめします。

ドル円は、日本で最も取引量が多い通貨ペアのひとつで、情報量が多い、スプレッドが狭いFX会社が多い、比較的値動きが安定しているなどの特徴があり、初心者でも情報収集がしやすく相場の流れを学びやすい通貨ペアです。

逆に相場に不慣れな初心者が、高金利通貨や値動きの激しい通貨ペアを取引すると、パニックや不安から多額の損失が出てしまう恐れがありますので推奨できません。

まずは自身の選んだ通貨ペア、もしくは米ドル/円で、チャートの見方や値動きに慣れるところから始めましょう。

レバレッジとは?初心者は1~3倍程度から

レバレッジとは、「少ないお金で、より大きな金額の取引ができる仕組み」のことです。

例えば10万円の取引をしたい場合にはレバレッジが1倍で10万円の証拠金が必要ですが、国内で最大25倍のレバレッジでは4,000円の証拠金で始められます。

ただし、レバレッジの倍率を上げると、それに伴い利益だけでなく損失も大きくなる点に注意が必要です。
高いレバレッジをかけると、短時間で大きく利益が出る可能性がありますが、逆方向に動けば一気に資金を減らすリスクもあるのです。

まずは、レバレッジ1~3倍から始め、予想と逆方向に動いてもすぐ退場しない状態でトレードに慣れていきましょう。

初心者向きのスタイルは?デイトレードの特徴

FXのトレードスタイルは4種類あり、初心者は1日で完結する「デイトレード」が比較的向いているでしょう。

FXの取引スタイルには、主に以下の4種類があります。

スタイル保有期間の目安特徴
スキャルピング数秒〜数分短時間で細かく利益を狙う
デイトレード数分〜1日以内その日のうちに決済する
スイングトレード数日〜数週間中期的な値動きを狙う
ポジショントレード数か月〜数年長期目線で大きな流れを狙う

FXは24時間相場が動きますので、深夜の要人発言や経済ニュース、災害などで相場が急変すると、朝起きた時に大きな損失になっているケースもあります。

スイングトレードやポジショントレードは、上記のような「持ち越しリスク」が生じやすいですが、1日で完結するデイトレードにはありません。よって精神的な負荷は低めと言えるでしょう。

ただし、短時間で何度も取引すると、感情的になり損失が多くなる恐れがありますので、まずは少ない回数で取引し、自分のルールを守ることを意識しましょう。

FXの勉強方法:動画や本、ネットを使って基礎を固める

FXを勉強する時は、動画や本、本サイトのようなインターネットのコラムを活用しながら学んでいきましょう。

特に初心者は、文章だけで理解しようとすると、「実際にどう操作するのか」「チャートがどう動くのか」などイメージしにくい部分もあります。
以下の部分は、動画を活用することをおすすめします。

  • チャートの見方
  • テクニカル分析のノウハウ
  • 注文方法
  • エントリーから決済までの流れ
  • 損切り設定のやり方

動画を見ながらPCやアプリを触り、動画と同じ操作を試すと知識だけでなく操作方法も身につきやすくなります。

基礎知識の習得は、書籍、インターネットのコラムや記事、YouTubeなどで学べます。
本を読む場合は、1〜2冊程度の入門書を購入し「動画で理解できなかった部分を補足する」という使い方がおすすめです。

初心者のうちは、難しい手法を覚えるよりも「大きく負けないための基礎」と「操作に慣れること」を優先しましょう。

【実践編】FX初心者におすすめの証券会社とは

次は実際に口座を開設し、取引環境を整えましょう。
実際にPCの取引サイトやツール、もしくはアプリを触り、少額で取引しながら覚えていくことをおすすめします。
FX初心者は「少額で始められること」「操作しやすいこと」を重視して、自分に合った口座を選びましょう。

初心者が使いやすいFX口座の選び方

初心者がFX口座を選ぶ際には、以下の3つのポイントをおさえましょう。

  • スプレッドが狭いか
  • 画面が見やすく、操作がシンプルか
  • 1,000通貨以下の少額取引に対応しているか

スプレッドとは、買値と売値の差額のことで、実質的な取引コストです。
スプレッドが狭いとコストをおさえられますので、取引回数が多めの初心者には重要なポイントとなります。

少額から練習を始めるには、1通貨〜1,000通貨単位で取引できる口座が適しています。
また、自分がメインで使う環境(スマホ・PC)で、画面が見やすく操作しやすいかも確認しましょう。

シンプルで使いやすいツールを選ぶことは、注文ミスの防止にもつながります。

少額の取引ができるFX会社4選

初心者がまず少額から経験を積みたい場合は、1通貨単位や1,000通貨単位に対応した口座を選ぶのがおすすめです。
少額取引に対応している証券会社(FX会社)は以下の通りです。

証券会社名最小取引単位特徴・メリット
SBI FXトレード1通貨少額対応。100円以下でも実践・練習できる。
松井証券 FX1通貨レバレッジ設定を細かく調整しやすい。
LINE FX1,000通貨LINE通知対応。操作がシンプル。
楽天証券(楽天FX)1,000通貨楽天ポイント対応。情報ツールも充実。

SBI FXトレード

1通貨から取引できるため、米ドル/円は約5円程度からFXを体験できます。
デモトレードではなく実際のお金を使うことで、本番特有の緊張感や判断を経験しやすい点が特徴です。
いきなり大きな金額を動かしたくない人にとって、始めやすい証券会社のひとつです。

松井証券 FX

松井証券のFXも1通貨単位に対応しています。操作画面が比較的シンプルで、レバレッジを細かく設定しやすいという特徴もあります。

LINE FX

操作のわかりやすさを重視する初心者に向いています。経済指標や相場変動をLINE通知で確認できるため、重要なタイミングを把握しやすいのも特徴です。

楽天証券(楽天FX)

楽天経済圏を利用している人には、楽天FXも人気があります。
取引に応じて楽天ポイントが貯まり、普段のサービスと連携しやすい点が特徴です。
マーケット情報や分析ツールも充実しており、取引しながら情報収集がしやすくなっています。

FX初心者には「1,000通貨以下」の口座がおすすめ

大手のFX会社の中には、1万通貨単位からしか取引できない会社もあります。
しかし、初心者が最初から大きな金額で取引するのはリスクが高く、短期間で資金を減らしてしまうリスクがあります。

よって、最初は1通貨単位もしくは1,000通貨単位で取引できる口座を選び、少額から経験を積むことが重要です。

初心者の具体的な練習方法として「1,000円チャレンジ」があります。
「1,000円チャレンジ」とは、1,000円でFXを始める練習方法です。SBI FXトレードなら1通貨から取引できるため、1,000円あれば何度もトレードを繰り返すことができ、損失をおさえながら実践経験を積みやすくなります。

まとめ

FXで安定した成果を出すには、最初から利益を狙うのではなく「学ぶ→試す→振り返る」の流れを繰り返すことが重要です。

まずは基礎知識と用語をおさえ、デモトレードで操作に慣れ、1,000円チャレンジのような少額トレードで本番の感覚をつかみましょう。

取引後はトレードを振り返り、トレード日誌に記入することを習慣化し、同じミスを防ぎましょう。
FX会社は自分の使う環境で操作しやすく、少額取引に対応したものを選ぶことをおすすめします。

まずはこの記事で基礎知識を習得し、口座開設とデモトレードを検討してみましょう。