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頻繁にトレードをする人であれば、スリッページに悩まされることも多いのではないでしょうか?
スリッページは、相場環境によって全てのトレーダー平等に発生する現象ですが、対策法がないというわけでもありません。
本記事ではFXのスリッページについて、概要や発生する理由、スリッページに強いおすすめ口座について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
FXにおけるスリッページとは?
スリッページとは、以下の図のように、注文した価格と成立した価格にズレが生じる現象です。
スリッページが発生した瞬間においては、基本的にトレーダーにとって不利な位置で成立します。
上の画像のように、100.000円で買い注文を入れた際、スリッページが発生した場合は100.002円で約定することになり、0.2pips分稼ぎ損ねたことになります。
わずか数pipsのズレとはいえ、扱うロット数が増えれば、それだけで数千円〜数万円の損失です。
例えば1日平均で1pips分のスリッページがあれば、年単位で考えると約250pips分、これは流石に許容すべきではないでしょう。
なぜスリッページが発生してしまうのか?
スリッページが起きる理由は、大きく分けて次の2つが考えられています。
・レート変動のスピード > 処理スピード
・流動性の低さ
それぞれ順に見ていきましょう!
理由1:注文処理がレート変動に追いつけない
1つ目の理由は、レート変動の勢いが強すぎて注文処理が追いつけない、というものです。
トレーダーの注文は、スマホやPC上のボタン1つで済むため、一瞬で処理されているように見えるかもしれません。
しかし実際は、「発注」「注文がサーバーに流れる」「FX会社が処理を行う」「約定」といった流れで、いくつかのプロセスが存在しています。
そのプロセスが完了するまでに、為替レートが変動してしまえば、発注したタイミングでのレートと約定レートにズレが生じてしまう、というわけなのです。
理由2:流動性が低いため
2つ目の理由は、通貨ペアの流動性に関係しています。
流動性とは、市場における取引量のことであり、取引量が少なくなれば注文が成立しにくくなってしまうのです。
例えば極端な話ですが、市場に10の買い注文に対して5の売り注文しか存在していなければ、余った5つの買い注文は、新たな売り注文の到着を待たねばなりません。
流動性が低い状況下においては、買い注文と売り注文のマッチングに時間を要することになり、そのタイムラグによってスリッページが発生することになります。
スリッページを防ぐには?
スリッページの原因について学んだところで、続いてはスリッページの対策法を見ていきましょう。
スキャルピングのような高頻度のトレードを想定しているのであれば、次のポイントを踏まえてメイン口座を選ばなければなりません。
対策1:許容スリッページの設定
FX会社によっては注文を出す際に、あらかじめ許容できるスリッページの範囲を指定することができます。
平常時においては、わざわざ設定する必要はないかもしれませんが、フラッシュクラッシュのように相場が混乱している最中では本当によく滑るため、設定は必須です。
対策2:約定力の強いFX会社を選ぶ
約定力とは注文を適正価格で約定させる力のことであり、さらにいえば注文を処理するスピードのことです。
約定力をPRするFX会社はいくつかありますが、それらの中からさらに厳選するのであれば、約定スピードに注目してみてください。
例えば、LION FXでは「約定スピード:0.001秒」といった表記がされており、これは世界最速水準です。
わずか千分の一秒という極めて短い間隔であれば、レート変動の余地が入るリスクは少ないと言えるでしょう。
対策3:カバー先の多いFX会社を選ぶ
トレーダーから注文を受けたFX会社は、その注文をカバー先銀行に流していかなければいけません。
なぜなら、注文を受けてFX会社だけで処理してしまうと、為替変動のリスクをいっぺんに受け止めなければならないからです。
しかしカバー先銀行の提携数は、FX取引所によって大きく異なり、提携数が少なければ、銀行側の処理が終わるまで待たなければなりません。
一方で、カバー先を多く抱えているFX会社は、「銀行側の処理待ち」というリスクがなく、注文が殺到する状況下においても注文を安定して約定させること可能となります。
対策4:値動きの激しい状況下でのトレードを避ける
スリッページを防ぐためには、ボラティリティが激しい状況下でのトレードを控えることをおすすめします。
やはりFX会社にサーバーに負荷がかかる、また為替レートが乱高下する中では、スリッページを避けにくくなるためです。
「君子危うきに近寄らず」という言葉があるように、わざわざリスクを大きくしてまでトレードする必要はありません。
目安としては、普段と比べてスプレッドが開いている、あるいは指標発表の直後といったタイミングは、意識的にトレードを控えておきましょう。
約定力の強いおすすめFX会社3選!
上述した通り、約定力が強いほどスリッページのリスクは下がります。
そこで本記事では、約定力自慢のおすすめFX会社を3つほど取り上げていきましょう!
LIONFX(ヒロセ通商)
ヒロセ通商は、記事中にも紹介した通り、超スピーディな約定力を有しています。
その他の特徴は、以下の通り。
- オリコン顧客満足度ランキング第1位を達成!
- 取引量に応じてポイントが還元、豪華賞品と交換できる!
- 様々なデバイスに対応した専用取引ツールを配布!
スマホ・タブレット・PC版、デバイスにかかわらず専用取引ツールを提供しており、いかなるトレードスタイルであっても重宝するものとなるでしょう。
取引ツールの詳細については以下の記事にて紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください!
顧客満足度 総合1位!ヒロセ通商(LION FX)のメリット・デメリットを徹底解説!JFX株式会社
JFXは多くのスキャルピングトレーダーから選ばれているFX会社であり、その様子から強いサーバーや約定力を実現していることが分かります。
その他の特徴は、以下の通り。
- スキャルピング公認で約定力も強い!
- 取引量に応じてポイントが還元され、豪華賞品と交換できる!
- スプレッドは狭いものの、スワップポイントは若干不利…
スリッページを起こさせない高い約定力、狭いスプレッド、取引量に応じたポイント付与など、高ロット&高回転のトレードを好む人にうってつけの環境でしょう。
ただしスワップポイントが他社と比べて若干劣る節があるので、短期トレード専用の口座としての運用をおすすめします。
FXプライム byGMO
FXプライムbyGMOは、初心者から上級者まで幅広い層から支持を集めているFX会社です。
- マーケット情報やセミナーなど初心者向けサポートも充実
- 国内最狭水準のスプレッドを実現
- 取引量に応じたキャッシュバックキャンペーン
高い負荷に耐えられるサーバーを有しており、こちらもまたハイスピードで極めて高い約定率を誇っています。
ボラティリティが激しい局面においても、また大量のロット数だとしてもほぼ100%適正レートで約定してくれるため、メイン口座として運用しても申し分ないでしょう!
まとめ:スリッページの対策は万全に!
本記事では、FXにおけるスリッページについて、以下のポイントを中心に解説しました。
- スリッページの概要について
- スリッページが発生する理由について
- スリッページの対策法について
- 約定力の強いおすすめFX会社3選
長くFXに携わるのであれば、遅かれ早かれスリッページを経験することになるはずです。
しかし、後々になって対策を取ろうと考えても、メイン口座を決めた後では資金の移動やポジションの整理が面倒です。
そうならないためには、最初の段階からスリッページが起きにくい口座で始める必要があります。
また原因を知っていくことで取れる対策もありますので、じわじわと損が積もる前に、念頭に入れておくと良いでしょう。
以上、参考にしていただけると幸いです。