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FXで稼げるかどうかは、「情報収集」の能力で決まると言っても過言ではありません。
長期にわたって安定して勝ち続けているトレーダーは、こまめにニュースをチェックし、それをトレードの戦略に組み込んでいることでしょう!
ただ初心者の方からすれば、どういったポイントを踏まえて情報収集すべきか、よく分からないのではないでしょうか?
そこで本記事では、FXという情報戦を制するための様々なポイント、また頼るべき情報ソースについて紹介していきたいと思います。
目次
情報収集で押さえるべきポイント
FXの世界には、様々な情報が溢れているため、それらをがむしゃらに追い続けるだけでは時間が足りなくなってしまします。
そこで、無駄なく情報収集を済ませるために、とりあえず以下の3点は押さえておきましょう。
・政策金利
・通貨強弱
・景気&経済状況
それぞれの情報がなぜ相場に影響を与えるのか、以下より詳しく解説していきたいと思います。
政策金利
政策金利に関する情報は、相場に大きく影響を与えます。
金利が高まれば保有するメリットが大きくなり、また金利が下がれば保有するメリットが小さくなるため、たった一通の情報がチャートを大きく動かすことも珍しくありません。
例えば、アメリカの政策金利を決める会合FOMCにおいて、0.5ポイント引き上げられることが発表された際、たった1時間で150pips以上もの変動が起こりました。
また政策金利は、短期的だけでなく長期チャートにおいても影響を与え、段階的な利上げが行われた2018年の米ドルチャートでは、103円から113円まで大きく上昇トレンドを形成しました。
比較的価値が安定しており、なおかつ高い金利が付与されるとなれば、市場心理としても「米ドル買い」に流れるのは自然のことと言えるでしょう。
ただ必ずしも利上げが通貨の需要を高めるわけではなく、時流にそぐわない利上げであれば、逆に不信感を煽るという点についても注意が必要です。
超重要!FXにおいてアメリカの政策金利を意識すべき理由とは?通貨強弱
とりあえず、今の相場環境がどうなっているのか即座に知りたいという方は、「通貨強弱」をチェックしてみましょう。
通貨強弱は、検索エンジンからも調べることができますし、大抵のFXアプリに導入されているはずです。
需要が突出している通貨があれば、その国に関する何らかの情報がリリースされた可能性が高いため、そこから情報を逆算的に辿ることが可能です。
また、通貨強弱のグラフは、情報が及ぼす影響力を視覚的に捉えるバロメータとしても機能するため、こちらも1日1回チェックしておきたいところです。
景気・経済状況
通貨の価値は、基本的に国力を反映しています。
そして国力を測るために最適な情報源として、国内総生産(GDP)や製造業景況指数などが挙げられます。
アメリカ | ・米国国内総生産(GDP)(一定期間内に国内で産出された経済活動の合計) ・ISM製造業景況指数(製造業者の景況感を示す指数) |
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ユーロ圏 | ・ユーロ圏小売売上高(ユーロ加盟国における小売・サービス業の月間売上高に関する指標) ・ドイツ国内総生産(GDP)(一定期間内に国内で産出された経済活動の合計) |
上で挙げた経済指標をチェックしておくことで、その国の景気・経済成長についてある程度把握できるようになるでしょう。
ポジティブ・ネガティブな内容にかかわらず、発表された瞬間は大きくチャートが動きますので、前もって情報が発表される瞬間は押さえておきたいところです。
情報収集ソース|SNSや掲示板の活用について
FXアプリ内で相場に関する情報は一通りリサーチできますが、それ以外の方法として、SNSや掲示板の活用も一案です。
ただ、そこで拾える情報は基本的に一次情報ではなく、憶測や単なる予想に過ぎないこともあります。
考えなしに盲信するためではなく、あくまでも参考材料の1つとして目を通してみてはいかがでしょうか。
5ch(旧称:2ちゃんねる)
5ch(旧称:2ちゃんねる)では、忖度なしのリアルな意見が拾えるため、大衆の心理や考えを読み取るのにうってつけと言えるでしょう。
例えば「ドル円専用スレ」や「ポンドはどうする?」等のスレッドでは、毎日熱心に為替相場に関する議論が展開されています。
情報を集めるだけでなく、自らも議論の輪に入り込めるので、意見交換や情報共有がしたい方におすすめです。
ただし良くも悪くも匿名検事版であるため、情報に責任の所在がありません。
所詮素人の集まりに過ぎないということを念頭に置いて、用法を守って正しく扱いましょう。
ヤフーファイナンス(FX・為替全般)
ヤフーファイナンス(FX・為替全般)は、上で紹介した5ch(旧称:2ちゃんねる)と同じ匿名掲示板ですが、書き込みそれぞれにタイトルや「いいね!」機能が備わっているのが特徴です。
また書き込みを行う人たちの民度も高く、基本的にやり取りは敬語、不毛なやり取りは敬遠される傾向にあります。
書き込みの頻度も高いので、ちょっとしたスキマ時間のお供に最適です。
X(旧称:Twitter)
X(旧称:Twitter)では、現役のFXトレーダーが日々情報発信を行っております。
中には、取引するタイミングを事前告知くださる方もおり、それらに乗っかること(ミラートレード)で、凄腕のトレーダーと同じように稼ぐことも可能です。
ただXの特性として、情報の内容が「いいね!」集めに走る傾向があり、悲壮感漂う損失報告や希望的観測の旨が多く、自虐的なものが大半を占めています。
情報を集めるとともに、周りのトレーダーに乗っかりたい方、またトレーダー仲間を増やしたい方におすすめの環境と言えるでしょう。
金融先物取引業協会
少し上級者向けな情報源になりますが、金融先物取引協会のホームページもおすすめです。
各国の経済事情や通貨の特徴が分かりやすくまとめてあり、投資のプロが監修した信頼に足る情報源です。
短期的な予測ではなく、これから各国がどのような展開を迎えるのか長期的な予想ができるようになるため、スワップ投資やスイングトレードを好む方におすすめにおすすめします。
まとめ:情報収集は手早く効率的に!
本記事では、FXにおける情報収集について以下のポイントを中心に解説しました。
- FXの情報収集において押さえるべきポイントとは
- おすすめの情報収集ソース
チャートは「売りたい」「買いたい」といった大衆心理によって形成されていきますが、その大衆心理を動かしているのは情報です。
そのため、いち早く情報をキャッチして、その情報がどのように影響を及ぼすか判断できる人こそが、長きにわたって勝ち組となれるのです。
また情報のアクセスに関しては、特別なスキルや才能が求められることはなく、完全に本人の努力次第となりますので、ぜひ今日からでも情報に対するアンテナを張っていただければと思います。
以上、参考にしていただければ幸いです。