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チャート分析ツールとして、世界中から絶大な支持を得ているのが「MT4(メタトレーダー4)」です。
しかしMT4を利用したことがないFX初心者であれば、以下のような疑問を抱えることでしょう。
(MT4は、そもそもどこから入手すればいいんだろう?)
(機能が多すぎて、何から使えばいいのか分からない…)
(インジケーターを導入したいけど、どうやればいいの?)
そこで今回の記事では、MT4の概要から基本的な使い方まで、初心者に向けて分かりやすく解説していきます。
より早くトレードスキルを上達できるよう、今日から早速MT4を使い慣れていきましょう!
目次
MT4の概要
MT4は、ロシアの「MetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)」社が開発・提供するチャートツールです。
MT4は世界中のトレーダーから愛用されており、その理由としては、以下に記す様々な機能を有しているためです。
- チャート表示機能
- 豊富なインジケーター
- カスタマイズ性
- 自動売買システム〈EA〉・バックテスト機能
以下より順に、それぞれの機能について説明していきましょう。
1.チャート表示機能
MT4のチャート画面では、「ローソク足」「ライン」「バー」3種類の表示に対応しています。
それぞれのチャートの見やすさ、得られる情報は異なるため、トレードスタイルや手法に応じて調整してみてください。
2.豊富なインジケーター
MT4には、デフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。
移動平均線・RSI・一目均衡表といったメジャーどころに限らず、有志が開発したカスタムインジケーターについても導入可能です。
世界中には数多くのチャートツールがリリースされていますが、インジケーターの種類でMT4に勝るものはないでしょう。
3.カスタマイズ性
チャート画面の配置や、主軸とする通貨ペア・時間足など、誰しも自分ならではのスタイルがあるかと思います。
ただ、チャートを起動するたびに設定し直すというのも、なかなか面倒に感じることでしょう。
しかしカスタマイズ性の高いMT4であれば、設定をテンプレートとして保存できるため、設定の手間に悩まされることはありません。
4.自動売買システム〈EA〉・バックテスト機能
MT4は、EA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買ソフトを稼働させることができます。
またEAを用いた場合、過去の相場でどのような成績になったのかを確認できる機能「バックテスト」も可能です。
バックテストで優れた成績を収めたEAを用いれば、個人のスキルに関係なく利益が得られるようになるでしょう。
MT4の入手方法
MT4は、MT4を提供しているFX会社の公式ページより入手可能です。
またMT4の入手から起動までの流れは以下の通りとなります。
- MT4を提供しているFX会社の口座開設
- 口座開設後に「マイページ」にログイン
- MT4をダウンロード後、セットアップインストーラーの起動
上記にあるようにMT4をダウンロードするためには、提供元FX会社の口座開設を済ませる必要があるため、以下の記事を参考に口座を吟味してみて下さい。
MT4対応のおすすめFX業者・証券会社は?特徴などを徹底比較!MT4の画面の見方
MT4の画面では沢山のウィンドウが同時に表示されるため、最初は戸惑ってしまうかも知れません。
しかし、覚えるべきは以下の8つのポイントで、各ウィンドウが何の情報を示しているのかを知れば、すぐに見慣れていくはずです。
- メニューバー:基本操作のメニュー
- ツールバー:機能を割り当てたアイコン付きのボタン
- チャートウィンドウ:各通貨ペアのチャートを表示
- 気配値表示ウィンドウ:各通貨ペアの売値と買値の現在レート
- ナビゲーターウィンドウ:各種インジケーターやエキスパートアドバイザー(EA)の一覧
- データウィンドウ:テクニカル分析の値を表示
- ターミナル:取引状況・口座内容・売買履歴・アラーム設定・メールボックスについての情報
- テスターウィンドウ:エキスパートアドバイザー(EA)のバックテスト結果を表示
各ウィンドウについては非表示にすることもできますので、必要ない情報は閉じて、他のウィンドウの領域を広げるなど調整も可能です。
トレードスタイルに合わせて、MT4が見やすくなるようカスタマイズしていきましょう!
インジケーターの表示方法
既存インジケーターの表示
メニューバーにある「挿入」をクリックしてみましょう。
そうすると、上画像のように、「挿入」→「インジケーター」と進めるので、そこから表示したいインジケーターを選ぶことができます。
また既存インジケーターだけでなく、独自開発された外部のインジケーターも利用することができ、その場合は「インジケーター」→「カスタム」から選択可能です。
カスタムインジケーターの導入
MT4は標準搭載されているインジケーター以外にも、有志によって独自開発されたインジケーターを導入することができます。
導入する手順は、以下の通り。
- 対象となるインジケーター(拡張子.ex4)をダウンロード
- MT4の画面左上の「ファイル」より「データフォルダを開く」をクリック
- フォルダ「MQL4」→「Indicators」と進み、ダウンロードしたファイルをそこに保存
- MT4を再起動
以上で準備は完了です。
MT4を再起動した後は、「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」と進んでみましょう!
導入したインジケーターが、新しく選べるようになっているはずです!
インジケーターのパラメータ設定について
インジケーターは、パラメータ設定によって見方・機能性も異なります。
MT4でパラメータ設定を変更するためには、チャート上で対象のインジケーターを右クリックする必要があります。
上画像のように、インジケーターのプロパティを選択してみましょう。
「期間」「種別」「適用価格」といったインジケーターの算出に関わる重要項目や、「線の種類」「太さ」「色」など表示の好み等、自由に設定することができます。
ただ特にこだわりがないようであれば、インジケーターのパラメータ設定は初期値を採用しておきましょう。
なぜならインジケーターは大衆と同じ目線で扱うことで効力が高まり、MT4の初期値こそが最も多くのトレーダーから使われているパラメータ設定だからです。
まとめ:FXのチャート分析にMT4は必須!
FXで勝ち続けている人は、ほぼ例外なくMT4を活用しているといっても過言ではありません。
MT4の機能を使いこなせるようになれば、皆さんのトレードスキルも必ず上達していくはずです。
多機能ゆえに最初のうちは扱いに困るかもしれませんが、MT4はデモ口座においても利用可能となっておりますので、そこから挑戦されてみてはいかがでしょうか。
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