【STEP8】チャート分析に必須!MT4の入手方法から使い方まで

【STEP8】チャート分析に必須!MT4の入手方法から使い方まで

チャート分析ツールとして、世界中から絶大な支持を得ているのが「MT4(メタトレーダー4)」です。

しかしMT4を利用したことがないFX初心者であれば、以下のような疑問を抱えることでしょう。

(MT4は、そもそもどこから入手すればいいんだろう?)
(機能が多すぎて、何から使えばいいのか分からない…)
(インジケーターを導入したいけど、どうやればいいの?)

そこで今回の記事では、MT4の概要から基本的な使い方まで、初心者に向けて分かりやすく解説していきます。

より早くトレードスキルを上達できるよう、今日から早速MT4を使い慣れていきましょう!

MT4の概要

MT4は、ロシアの「MetaQuotes Software(メタクオーツ・ソフトウェア)」社が開発・提供するチャートツールです。

MT4は世界中のトレーダーから愛用されており、その理由としては、以下に記す様々な機能を有しているためです。

  1. チャート表示機能
  2. 豊富なインジケーター
  3. カスタマイズ性
  4. 自動売買システム〈EA〉・バックテスト機能

以下より順に、それぞれの機能について説明していきましょう。

1.チャート表示機能

MT4のチャート画面では、「ローソク足」「ライン」「バー」3種類の表示に対応しています。

それぞれのチャートの見やすさ、得られる情報は異なるため、トレードスタイルや手法に応じて調整してみてください。

2.豊富なインジケーター

MT4には、デフォルトで50種類以上のインジケーターが搭載されています。

移動平均線RSI・一目均衡表といったメジャーどころに限らず、有志が開発したカスタムインジケーターについても導入可能です。

世界中には数多くのチャートツールがリリースされていますが、インジケーターの種類でMT4に勝るものはないでしょう。

3.カスタマイズ性

チャート画面の配置や、主軸とする通貨ペア・時間足など、誰しも自分ならではのスタイルがあるかと思います。

ただ、チャートを起動するたびに設定し直すというのも、なかなか面倒に感じることでしょう。

しかしカスタマイズ性の高いMT4であれば、設定をテンプレートとして保存できるため、設定の手間に悩まされることはありません。

4.自動売買システム〈EA〉・バックテスト機能

MT4は、EA(Expert Advisor)と呼ばれる自動売買ソフトを稼働させることができます。

またEAを用いた場合、過去の相場でどのような成績になったのかを確認できる機能「バックテスト」も可能です。

バックテストで優れた成績を収めたEAを用いれば、個人のスキルに関係なく利益が得られるようになるでしょう。

MT4の入手方法

MT4は、MT4を提供しているFX会社の公式ページより入手可能です。

またMT4の入手から起動までの流れは以下の通りとなります。

  1. MT4を提供しているFX会社の口座開設
  2. 口座開設後に「マイページ」にログイン
  3. MT4をダウンロード後、セットアップインストーラーの起動

上記にあるようにMT4をダウンロードするためには、提供元FX会社の口座開設を済ませる必要があるため、以下の記事を参考に口座を吟味してみて下さい。

MT4対応のおすすめFX業者・証券会社は?特徴などを徹底比較! MT4対応のおすすめFX業者・証券会社は?特徴などを徹底比較!

MT4の画面の見方

MT4の画面では沢山のウィンドウが同時に表示されるため、最初は戸惑ってしまうかも知れません。

しかし、覚えるべきは以下の8つのポイントで、各ウィンドウが何の情報を示しているのかを知れば、すぐに見慣れていくはずです。

  1. メニューバー:基本操作のメニュー
  2. ツールバー:機能を割り当てたアイコン付きのボタン
  3. チャートウィンドウ:各通貨ペアのチャートを表示
  4. 気配値表示ウィンドウ:各通貨ペアの売値と買値の現在レート
  5. ナビゲーターウィンドウ:各種インジケーターやエキスパートアドバイザー(EA)の一覧
  6. データウィンドウ:テクニカル分析の値を表示
  7. ターミナル:取引状況・口座内容・売買履歴・アラーム設定・メールボックスについての情報
  8. テスターウィンドウ:エキスパートアドバイザー(EA)のバックテスト結果を表示

各ウィンドウについては非表示にすることもできますので、必要ない情報は閉じて、他のウィンドウの領域を広げるなど調整も可能です。

トレードスタイルに合わせて、MT4が見やすくなるようカスタマイズしていきましょう!

インジケーターの表示方法

既存インジケーターの表示

メニューバーにある「挿入」をクリックしてみましょう。

そうすると、上画像のように、「挿入」→「インジケーター」と進めるので、そこから表示したいインジケーターを選ぶことができます。

また既存インジケーターだけでなく、独自開発された外部のインジケーターも利用することができ、その場合は「インジケーター」→「カスタム」から選択可能です。

カスタムインジケーターの導入

MT4は標準搭載されているインジケーター以外にも、有志によって独自開発されたインジケーターを導入することができます。

導入する手順は、以下の通り。

  1. 対象となるインジケーター(拡張子.ex4)をダウンロード
  2. MT4の画面左上の「ファイル」より「データフォルダを開く」をクリック
  3. フォルダ「MQL4」→「Indicators」と進み、ダウンロードしたファイルをそこに保存
  4. MT4を再起動

以上で準備は完了です。

MT4を再起動した後は、「挿入」→「インディケーター」→「カスタム」と進んでみましょう!

導入したインジケーターが、新しく選べるようになっているはずです!

インジケーターのパラメータ設定について

インジケーターは、パラメータ設定によって見方・機能性も異なります。

MT4でパラメータ設定を変更するためには、チャート上で対象のインジケーターを右クリックする必要があります。

上画像のように、インジケーターのプロパティを選択してみましょう。

期間」「種別」「適用価格」といったインジケーターの算出に関わる重要項目や、「線の種類」「太さ」「」など表示の好み等、自由に設定することができます。

ただ特にこだわりがないようであれば、インジケーターのパラメータ設定は初期値を採用しておきましょう。

なぜならインジケーターは大衆と同じ目線で扱うことで効力が高まり、MT4の初期値こそが最も多くのトレーダーから使われているパラメータ設定だからです。

まとめ:FXのチャート分析にMT4は必須!

FXで勝ち続けている人は、ほぼ例外なくMT4を活用しているといっても過言ではありません。

MT4の機能を使いこなせるようになれば、皆さんのトレードスキルも必ず上達していくはずです。

多機能ゆえに最初のうちは扱いに困るかもしれませんが、MT4はデモ口座においても利用可能となっておりますので、そこから挑戦されてみてはいかがでしょうか。

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