FXのインジケーター「RSI」ってなに?使い方は?そんな疑問にお答えします!

RSI

こちらの記事では、初心者の方はもちろんのこと、中上級者の方の疑問も解決していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

今回は、

  • RSIってなに?
  • どんな使い方をするの?
  • それ以外のときはどうするの?

この3つの疑問にお答えします。

「RSI(アールエスアイ)」

すでにトレードをしている方であれば一度は耳にしたことがあるかと思います。世間的にも多くのトレーダーが使用しているとても有名なインジケーターですね。

ただ、RSIが実際にどんな原理で動いていて、どのような使い方が出来るのかを把握できている人はあまり多くないかのではないでしょうか。

RSIがどんなときに使えるのか、その原理を知っておくだけで、あなたもトレーダーとしてステップアップすることができますので、ぜひ理解を深めてみてくださいね。

それでは、早速お答えしていきます!

RSIってなに?

RSIというのは、「Relative Strength index(リレーティブ・ストレングス・インデックス)」という言葉の略語で、日本語では「相対力指数」と言われます。

直近の一定期間の相場で、上昇と下落のどちらが強いのかを計測することが出来るインジケーターで、かんたんに言うと、相場の「売られすぎ、買われすぎ」見ることができます。

例えば、相場が1週間以上、上昇していたとすると、ほとんどのトレーダーは「ずっと買われているから、そろそろ下がるのでは・・?」と考えたくなります。

ただ、この感じ方は人それぞれに違いがあり、どこをとって買われすぎなのか。
どこから売られすぎと見るのかの明確な判断ラインはありません。

そこで、その買われすぎ、売られすぎの基準を数値化して明確にしてしまおうと開発されたのが「RSI」なんです。

具体的には、「RSI」の値が70%以上であれば、その相場は「買われすぎ」
値が30%以下になれば、その相場は「売られすぎ」といった判断ができます。

RSI

上の図の赤帯が買われすぎのゾーン、青帯が売られ過ぎのゾーンです。

こういったグラフとなる数値を算出するのは難しいように思えるのですが、RSIはとても簡単な計算式で算出することができます。

RSI

A=◯日間の上昇幅の平均 B=◯日間の下落幅の平均

これが、RSIの計算式です。

ではその計算例として、期間を7日間のRSIの値を出してみましょう。

このとき、1日目の開始段階のドル円レートを1ドル=100円とします。

1日目・・・120円(前日+20円)
2日目・・・110円(前日-10円)
3日目・・・125円(前日+15円)
4日目・・・130円(前日+5円)
5日目・・・105円(前日-25円)
6日目・・・115円(前日+10円)
7日目・・・130円(前日+15円)

上昇幅の合計(A)・・・20+15+5+10+15=65
下落幅の合計(B)・・・10+25=35

65÷100×100=65

7日間のRSIの値=65%

このように値を求めることができます。

計算式を見ると難しく見えてしまいますが、実際に使用する際には、チャート上のグラフを確認していただければいいので、安心して使ってみてくださいね。

どんな使い方をするの?

RSIが何を見るものかと、値の求め方は分かりましたね、では、実際にはどんな使い方が出来るんでしょうか。

さきほどもお伝えしましたが、例えばその相場が買われすぎている場合、「そろそろ下がるのではないか」と考えることができます。

しかし、その根拠がなければ、エントリーすることはギャンブルみたいなものですよね。

しかし、RSIを使うことで、「RSIの数値が70%を上回ったら反落に備えて売る」といった、逆張り的なトレードをしていくことができます。

反対に売りの場合は、戻りに備えて「30%を下回った段階で買う」といったトレード判断ができます。

つまり、RSIを使うことでエントリーの判断ができるということです。

もちろん、決済も同様の考え方で行うことができます。

例えば、RSIの値が30%を下回ったときに、買いのポジションを持ったとします。

その後RSIの値が70%を上回ったら反落する可能性が高まるので、相場が下がってきてしまう前に売りで決済をします。

売りのポジションを持っている場合は、30%を下回り、相場が上昇に転じる前に反対売買の買いで決済をします。

つまり、買いポジションを持ったなら、70%を上回った時点で反落を意識して決済

売りポジションを持ったなら、30%を下回った時点で反転を意識して決済をするということですね。

これがRSIを使った基本のトレード方法です。

それ以外のときはどうするの?

RSIは「売られすぎ」「買われすぎ」をそれぞれ30%以下と70%以上で判断できるということはわかりました。

ただそうなると、30%~70%の間で動いているときは何もわからないということ?と疑問に思いますよね。

確かに、RSIは基本的には「売られすぎ」「買われすぎ」を判断するインジケーターですが、少し考え方を変えてあげるだけで、違った使い方をすることができます。

30%以下で売られすぎ、70%以上で買われすぎということは、30%~70%の間では「そのどちらでもない」、つまり「方向性が分からない」ということがわかります。

どういうことと思われるかもしれませんが、実は、ここが非常に大事なことで、リスクを抑えてトレードするためにも、必ず覚えておいてほしいことなんです。

FXで利益を上げるためには、その方向性に沿ったエントリーをすることが大切です。

実際にRSIの値が30%~70%で推移しているときは方向性がわからないので、基本的にはトレードを避けるといった判断をしなければいけません。

つまりRSIは、エントリーポイントを絞る、フィルター的な役割としても使うことが出来るんですね。

これに気づいて使っている方はきちんと勝てるところでのみエントリーをするようになるので、着実に利益を伸ばしていくことができているかと思います。

反対に、この値を適当に見てしまい、方向性がわからないままトレードしてしまっている人は、含み損を抱えて、最悪相場から退場してしまっているでしょう。

方向性に従う

しかし、今回のRSIの判断だと逆張りだから、方向性には逆らってますよね。
では、どうして方向性に従わなければいけないのでしょうか?

FXには「トレンドの継続性」というものがあり、
これは、一度出たトレンドは継続しやすいといった性質があります。

今回のRSIのように明確に逆張りの判断ができるときは別ですが、基本的には順張りでエントリーをすることが、安定的に利益を上げていくコツです。

上昇の流れが出ていれば買い、下落の流れが出ていれば売りのエントリーをすることが重要です。

もちろん今回のRSIを使った逆張り手法でも、しっかり反転したということが確認できて、これからその方向に動いていくということがわかった段階のエントリーでないと、利益を上げることは難しくなってしまいます。

方向性がわからない状態でエントリーしてしまうと、ギャンブル的なトレードになってしまい、勝った場合も、負けた場合も、なぜそのような結果になったのかわからないので、次のトレードにつなげることができません。

エントリー・決済にはきちんと根拠を持ってトレードするということを忘れないようにしてくださいね。

RSIのまとめ

  • RSIは「売られすぎ」「買われすぎ」を見ることができる
  • RSIを使うことで逆張り的なトレード判断ができる
  • 30%~70%の間では、トレードを避けるフィルター的な使い方もできる

RSIは比較的有名なインジケーターなので、「売られすぎ」「買われすぎ」を見るということは知っていたという方は多いかもしれません。
しかし、少し見方を変えてみると、また違った使い方も出来るようになります。

応用的な使い方が出来るようになると、またトレーダーとしてもステップアップして、負けトレードの回数がどんどん減っていくかと思います。

最終的に利益を残すうえで大事なことは、「勝つこと」よりも「負けないこと」です。

トレードをしていると、勝って利益を上げることに躍起になってしまい、到底勝てるような相場ではないのにエントリーをしてしまったりします。
俗に言うポジポジ病ですね。

一般的にポジポジ病を直すには、マインドを鍛えることが大事だとされていますが、今回のRSIのように、インジケーターをフィルターのように使用して、トレードを避ける場所を明確にしておくことでも対処することができます。

もしあなたが普段使用しているインジケーターがうまく使えないと感じたら、そのインジケーターが何を見て、どういった使い方が出来るのかをよく考えてみてください。

一元的な考え方を捨てて、視野を広げてみると、また新しい発見があるかもしれません。