移動平均線の最適な期間設定は?活用方法やおすすめの設定方法について

移動平均線のおすすめ期間は?活用方法や設定方法について

FXは様々な情報とテクニカル分析を用いながらチャートがどのように動くかを予想してトレードしていきます。

その中でも、多くのトレーダーが使用している分析法が「移動平均線を使った分析法」です。

移動平均線といえば、FXを始めたばかりの初心者でも、一度は触れたことがあるテクニカル指標の一つだと思います。

そこで、今回の記事では移動平均線のおすすめの期間、そして、活用方法から設定方法について解説したいと思います。ぜひ、参考にしてみてください!

FXの移動平均線とは

移動平均線とは、一定期間の終値の平均値をつなぎ合わせて線にしたものです。

移動平均線をチャートに表示することで、ローソク足だけで見るよりも、相場の流れがわかりやすくなります。

例えば、移動平均線の期間設定を20にすると、現在のローソク足から見た過去20本分のローソク足の終値の平均を表示してくれます。そして、過去20本分のローソク足の線が表示され線が繋がっていくので、それを参考に、今の相場の流れが上昇なのか、下降なのか判断しやすくなります。

基本的に期間の数値はローソク足の本数になるので、5分足で「期間20」というと、ローソク足20本分、つまり過去100分の平均を表示してくれます。(1時間足なら20時間分という形になります。)

そして、この期間を長く設定するほど、長期の平均を見ることができますし、期間を短く設定すれば、短期の平均を見ることができます。

移動平均線の種類について

移動平均線には種類が4つあります。

  1. 単純移動平均(SMA)
  2. 指数平滑移動平均(EMA)
  3. 平滑化移動平均(SMMA)
  4. 加重移動平均(WMA)

それぞれの違いを説明しておきます。

SMAとはSimple Moving Averageの略、単純移動平均線と呼ばれ、その日その日の価格の平均値を線で結んだものが単純移動平均線となります。
主に、移動平均線は相場の方向性を知るために使われますが、数ある移動平均線の中でSMAはもっともメジャーなものとなっています。

EMAとはExponential Moving Averageの略、指数平滑移動平均線と呼ばれています。
単純移動平均線に比べて、価格の平均値の幅が狭く、反応が早くなっているのでトレンドの転換点を早めに認識することができます。

SMMAとはSMoothed Moving Averageの略、平滑化移動平均と呼ばれています。
こちらも反応が早い移動平均線となっていますが、EMAほど直近に比重を置くことがなく、滑らかな曲線を描くため、大局的なトレンドを見極めるために使われます。

WMAとはWeighted Moving Averageの略、加重移動平均線と呼ばれています。
こちらもEMAと同じく直近の価格への反応に比重をおく移動平均線になりますが、EMAよりも直近の値動きを重視していて、過去の値動きを軽視しているため、緩やかな上昇・下降局面時に有効的に活用できます。

どの移動平均線を使うかは、個人的な好みの問題なので、ぜひ色んな移動平均線を使ってみてご自身にあうものを取り入れてみてくださいね!

移動平均線の期間設定とは

移動平均線の特徴は、ある一定の期間の終値を平均化して1本につないで、それをチャート上にラインとして表示できることです。

移動平均線で平均化する期間はインジケーターのパラメーター設定から、「期間」の項目に任意の数値を入力することで変更可能です。

移動平均線の期間設定とは

この期間とは「ローソク足の本数」を指しています。

例えば期間を「5」にした場合、1時間足チャートで表示しているのであれば、1時間のローソク足5本分なので5時間分の終値の平均値です。そして日足で表示しているのであれば、1日のローソク足5本分なので5日分の終値を平均化したことになります。

【期間別】移動平均線の選び方

ここでは期間の設定による移動平均線の違いと特徴をご紹介します。

短期移動平均線の特徴

短期移動平均線の特徴

スキャルピングトレーダー向け
・短期線は反映される期間が短いので価格の動きに合わせて反応しやすい

中期移動平均線の特徴

中期移動平均線の特徴

デイトレーダー向け
・中期線は短期線よりも動かないが滑らかな線を形成しやすい

長期移動平均線の特徴

長期移動平均線の特徴

スイングトレーダー向け
・長期線は期間が長くなればなるほど反応が遅くなり、ゆるやかな線を形成されやすくなる

移動平均線のおすすめ期間設定

「移動平均線の期間や特徴は理解したけど、結局どの期間を使えばいいの?」と思う方も多いでしょう。

分析に慣れてきた方は、使いやすいパラメーターの設定を探すのも良いと思いますが、初心者の場合は、どの期間がいいか分からないでしょう。

ただ移動平均線というのは、世界中のトレーダーが相場のトレンドや転換点を見て判断し売買を行なうので、市場参加者の多くが使っている移動平均線の期間ほど、その通りに動きやすい特徴があります。

しかし、どの期間が短期トレード、長期トレードに適しているかの明確な分類に基準はありませんが、以下の期間設定を参考に、分析に活用してみてくださいね。

日足をベースとしたおすすめの期間設定「5」「25」「75」「200」

日足をベースとしたおすすめの期間設定

最初にご紹介するのは、区切りの良い期間を意識したおすすめの数値である「5」「25」「75」「200」の4つです。これらの数値は、主に日足で使われることが多い期間になります。

なぜ、この数値がおすすめかというと、それぞれが区切りの良い期間を表しているからです。

期間「5」であれば日足でいう5日間、つまり1週間の市場時間を表します。(月曜~金曜までの市場が開いている期間)

次に、期間「25」の数値ですが、これは日足でいうところの約1ヶ月間を表しています。
1ヶ月という期間は、多くのトレーダーが意識する値になりますので、こちらもおすすめの数値となり得ます。

続いて「75」ですが、こちらは「25」の期間と似ているのですが、約3ヶ月間を表しています。こちらも理由は上記と同じで、多くのトレーダーが意識する値となります。

最後の期間は「200」になります。こちらは日足でいうところの1年間を表しています。
365日のうち、市場が開いている日数で計算すると、約200日だと言われているため、結果的に多くのトレーダーは200日を採用しているようです。

また、グランビルの法則でお馴染みのジョセフ・E・グランビルは、200日移動平均線が最も信頼性が高いという発表をしています。そのため、世界中の投資家がこの200日移動平均線に注目しているとされています。

なお、これらの数値は日足でしか使えないわけではなく、下位足である1分足や5分足などでもこの数値の有効性は高いので、様々な時間足で試してみてくださいね。

週足をベースとしたおすすめの期間設定「13」「26」「52」

週足をベースとしたおすすめの期間設定

それでは次に、週足でよく採用されている数値を紹介しましょう。今回の数値は「13」「26」「52」です。

まずは期間「13」の数値ですが、こちらは週足でいうところの約3ヶ月間を表しています。
先ほどの日足での「75」と同様に、非常に有効性がある数値です。

続いて期間「26」の数値は、約6ヶ月間を表していて、およそ半年の平均を知ることができます。

最後は期間「52」の数値です。こちらは週足での1年間を表しています。
区切りが良い数値は多くのトレーダーに意識されやすいので、こちらもおすすめの数値と言えます。

移動平均線を用いたトレード手法

おすすめした各期間の数値は、市場参加者の多くが使っている移動平均線の期間と言われています。そのため移動平均線を使ったトレード手法の場合、狙った方向に動きやすいという特徴があります。

では、ここからは具体的な移動平均線の使い方についてご紹介していきます。

手法1:ローソク足と移動平均線の乖離を利用したテクニック

移動平均線には「ローソク足と移動平均線が離れすぎると、ローソク足は移動平均線に近づこうとする」という動きの特徴があります。

この「ローソク足と移動平均線が離れすぎる」という状況は、相場に大きな価格の変動が起きた時に発生する現象のひとつです。

そして、その後の「ローソク足は移動平均線に近づこうとする」という動きは、相場の大きな価格変動の勢いが落ち着くことを意味します。

つまり、価格が正常な勢いに戻れば、ローソク足は自然と移動平均線に戻ってくるという仕組みを利用してトレードに活かすこともできます。

ローソク足と移動平均線の乖離を利用したテクニック・売り
ローソク足と移動平均線の乖離を利用したテクニック・買い

手法2:ゴールデンクロス&デッドクロス

ゴールデンクロス」と「デッドクロス」は、トレードする際に「買い」「売り」を見極める判断材料の1つとして、多くの人が活用しています。

ゴールデンクロスとデッドクロスは、各テクニカル指標における2つのラインが交差するポイントを参考にして売買タイミングを見極めます。

ゴールデンクロス&デッドクロス

ゴールデンクロス=買いサイン
短期の移動平均線が長期の移動平均線を下から上に抜く場面が買いサイン。
この状態の場合、強い買いが意識されるポイントとなります。

デッドクロス=売りサイン
短期の移動平均線が長期の移動平均線を上から下に抜く場面が売りサイン。
この状態の場合、強い売りが意識されるポイントとなります。

手法3:パーフェクトオーダー

パーフェクトオーダーというのは、期間の異なる複数の移動平均線が特定の順序に並んでいる状態のことを言います。

下記のチャートでは、短期(黄色)・中期(青色)・長期(赤色)、3本の移動平均線を表示していますが、それぞれが右肩上がりの状態で、上から短期>中期>長期の順に並んでいます。

これがパーフェクトオーダーという状態です。
(下降の場合は短期<中期<長期という順序になります。)

パーフェクトオーダー

このように複数の期間から見ると、今の価格が上がっている、下がっている、と判断できるため、現在の相場に「トレンドが発生しているかどうか?」ということを識別できるようになります。

あとはトレンドの方向性に沿った、順張りのトレードをすれば、トレンドを利益に変えることも可能です。

移動平均線は世界中のトレーダーが使うインジケーターの一つとなります。有効に活用すれば勝率を上げるだけでなく、大きな利益に繋がっていくでしょう。

ぜひ、本日お伝えした内容を、取り入れてあなたのトレードに役立てていただければと思います。

初心者におすすめのFX会社3選

最後に、FXをこれから始める初心者の方のために、おすすめのFX証券会社をご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ぜひ、今回の記事でご紹介した、移動平均線を使ったトレード手法と証券会社を参考に、FXでの利益を追求していきましょう。

それでは最後までお読みいただきありがとうございました。