パウエルFRB議長発言【今週の為替相場予測】|2021年2月22日週

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年2月22日週

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2021年2月22日週】概況・展望

 市場はバイデン新政権による追加経済対策期待やワクチン普及率の上昇期待を背景に新型コロナウイルスの収束期待がより高まっている。全般的にはリスク選好型の株高と米長期金利上昇が併存しており、ドルを買い戻す動き優勢になっている。反面、来月の日銀金融政策決定会合ではマイナス金利の深堀余地を検討する可能性が高まるなど、日米金利差拡大を受けて、ドル買い円安志向に傾斜しており、ドル円相場はファンダメンタルズ的にはもう一段の上昇が見込まれる。ただ、ドル円相場はコロナショック後から5%程度円高が進行してはいるが、反面、ユーロ円は8%程度円安、ポンドは12%程度円安、そして、豪ドル円は25%程度円安が進行しており、平均加重ではドル安と円安が同時進行しているとも解釈できる。今後過度な円安局面ではクロス円中心に円買いに転じることも一案であり、相場が動意づいてからの逆張りに妙味が生じている。

【2021年2月22日週】注目経済指標

今週は特に目立った経済指標はないが、株高による米景況感を確認するためにも米2月コンファレンスボード消費者信頼感指数、そして、パウエルFRB議長の議会証言に注目が集まるが、FRBがバイデン大統領の大規模な米追加経済対策に対して、如何なる対応を示すかであろうが、相対的には最近の米長期金利上昇に対して、再び金融緩和の長期化を強調する可能性が高く、金利上昇余地は残されておらず、拙速的にドルを買い上がる雰囲気には至っていない。反面、ワクチン接種への期待を踏まえて、コロナ感染拡大が急速に後退する可能性があり、いつ何時ドル買いに弾みがついても何ら不思議ではないだけに、総じて、相場の難易度と高いと判断した方が得策であろう。

注目指標

  • 22日(月)独2月IFO企業景況感指数 横這い
  • ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
  • 23日(火)休場(天皇誕生日)
  • 欧1月消費者物価指数(HICP) 0.9% 横這い
  • 米2月消費者信頼感指数 90.0 やや改善
  • パウエルFRB議長発言
  • 24日(水)ニュージーランド準備銀行政策金利 発表 0.25%据え置き
  • 米1月新築住宅販売件数 84.2万件→86万件
  • パウエルFRB議長発言
  • 25日(木)米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)
  • 26日(金)米1月個人消費支出(PCEデフレーター)

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年2月22日週

乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

2021年2月22日週ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0320
  • 現状乖離幅 0.0389→0.0426

先週の売りシグナル104.95円から上昇しており、今週は強めの売りシグナルドル円105.45円が点灯している。
★買いターゲット(104.30円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

2021年2月22日週ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 20.00円
  • 現状乖離幅 22.25→22.30円

先週の弱い売りシグナル1.2120から変化はなく、今週も引き続き弱い売りシグナル1.2115が点灯している。
★買いターゲット(1.2050)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

2021年2月22日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 24.50円
  • 現状乖離幅 23.55→24.70円

先週の弱い売りシグナル0.7756から上昇を速めており、今週は通常の売りシグナル0.7866が点灯している。
★買いターゲット(0.7750)

週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

2021年2月22日週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 38.00円
  • 現状乖離幅 40.35→42.25円

先週の弱いシグナル1.3845から上昇を速めており、今週は強めの売りシグナル1.4007が点灯している。
★買いターゲット(1.3850)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。

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