週末を控えて、リスクオン相場に巻き戻しが続く【2021年10月22日】

2021年10月22日 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年10月22日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、アジア市場の株価の調整を受けて、欧米株価も軟調なスタートとなったことで、リスク回避の動きが優勢となったが、その後NY株価3指数が、値を回復したことで、円買いの動きも一服した。米経済指標としては、10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数や9月景気先行指標総合指数が予想を下回った一方、週間新規失業保険申請件数や9月中古住宅販売件数が強い結果となり、相場の反応は限られた。また米10年物国債利回りは、ウォラーFRB理事が、「高インフレが続けば、より迅速に行動しなければならない」と発言したこともあって、1.645%から1.690%まで上昇したことが、ドル相場を支えた。

ドル円は、113.65まで下落後、米長期金利の上昇や株価の反発を受けて114.05まで反発、ユーロドルは1.1652から1.1620まで値を下げ、ポンドドルは、1.3825から1.3776のレンジで上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が132.26、ポンド円が156.79、オージー円は84.89、NZD円は81.25まで一時下落、カナダ円は、原油価格の下落を受けて91.90まで利食いに押された。

10月22日の注目材料

  • 08:01 (英) 10月GFK消費者信頼感調査 (前回-13 予想-16)
  • 08:30 (日) 9月全国消費者物価指数 [前年同月比] (前回-0.4% 予想0.2%)
  • 08:30 (日) 9月全国消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回0.0% 予想0.1%)
  • 08:30 (日) 9月全国消費者物価指数・除生鮮食料品・エネルギー [前年同月比] (前回-0.5% 予想-0.4%)
  • 15:00 (英) 9月小売売上高 [前月比] (前回-0.9% 予想0.6%)
  • 15:00 (英) 9月小売売上高 [前年同月比] (前回0.0% 予想-0.5%)
  • 15:00 (英) 9月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-1.2% 予想-0.1%)
  • 15:00 (英) 9月小売売上高・除自動車 [前年同月比] (前回-0.9% 予想-1.8%)
  • 16:15 (仏) 10月製造業PMI・速報値 (前回55.0 予想54.0)
  • 16:15 (仏) 10月サービス業PMI・速報値 (前回56.2 予想55.5)
  • 16:30 (独) 10月製造業PMI・速報値 (前回58.4 予想56.6)
  • 16:30 (独) 10月サービス業PMI・速報値 (前回56.2 予想55.2)
  • 17:00 (ユーロ圏) 10月製造業PMI・速報値 (前回58.6 予想57.0)
  • 17:00 (ユーロ圏) 10月サービス業PMI・速報値 (前回56.4 予想55.4)
  • 17:00 (ユーロ圏) ECB専門家予測調査発表
  • 17:30 (英) 10月製造業PMI・速報値 (前回57.1 予想56.0)
  • 17:30 (英) 10月サービス業PMI・速報値 (前回55.4 予想54.5)
  • 17:30 (香) 9月消費者物価指数 [前年比] (前回1.6% 予想3.7%)
  • 21:30 (加) 8月小売売上高 [前月比] (前回-0.6% 予想1.9%)
  • 21:30 (加) 8月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回-1.0% 予想2.4%)
  • 22:45 (米) 10月製造業PMI・速報値 (前回60.7 予想60.5)
  • 22:45 (米) 10月サービス業PMI・速報値 (前回54.9 予想55.2)
  • 22:45 (米) 10月総合PMI・速報値 (前回55.0)
  • 23:00 (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁「討議参加」
  • APEC財務相会合
  • 中国全国人民代表大会(全人代)常務委員会(23日まで)
  • EU首脳会議(最終日)
  • 本邦企業決算:中外製薬、東京製鉄
  • 米企業決算:ハネウェルインターナショナル、アメリカン・エキスプレス、チポトレ・メキシカン・グリル、シュルンベルジェ

10月22日の相場見通し

昨晩は、直近のリスク志向の動きに巻き戻しが優勢となりました。日経平均株価の急落からアジア欧米の株価が一時下落を強めたことが、影響したようですが、実際この要因が不透明で、市場参加者は若干困惑しているようです。一応想定されるのは、週末にデフォルトを宣言すると言われている、恒大集団株が、取引再開を受けて、大きく下げたことなどがきっかけとなったようです。加えて日本の衆院議員選挙で、自民党が厳しい状況になるとの見方も背景にあるようです。ともかく本日は週末もあって、株価の軟調な展開が続くなら、リスク志向で売られた円に、利食いが入り易い日となりそうです。ただ、恒大集団の問題は、逆にデフォルトが決定すればあく抜け感も出易いことは、覚えておきましょう。

経済指標としては、日本の9月全国消費者物価指数、英10月GFK消費者信頼感調査 と9月小売売上高、ユーロ圏各国と英10月製造業とサービス業PMI・速報値、加8月小売売上高、米国では、10月製造業・サービス業・総合PMI・速報値などが発表されます。

注目としては、普段注目度は低いですが、商品価格の高騰を受けて、日本の9月全国消費者物価指数が、予想より強い内容となった場合、日本のインフレ懸念で、一時的な円売りに繋がる可能性の注意しておきましょう。(ただ、それでも影響は軽微だと思いますが)。また、米国のPMIは、強弱が見えても影響は少なそうですが、英国のPMIや9月小売売上高は結果次第ですが、強い結果が11月の金融引き締めの思惑につながり易いでしょう。一方ユーロ圏のPMIは、来週のECB理事会で、テーパリングが強化されるとの期待感が高まっていますが、弱い結果が、こういった思惑を覆す可能性の注意しておきましょう。

その他では、APEC財務相会合、全人代常務委員会やEU首脳会議が最終日を迎えますが、特別な話が聞こえてこなければ、影響は見えないでしょう。

10月22日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1580~1.1660
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:08:33 予想時レート:1.1625

上値を1.2351や1.2266でCapされて、下落が1.1524まで拡大も、現状は更なる展開とならず、日足のスロー・ストキャスティクスが、反転上昇を続けており、一旦下値つきとなるか注目されるが、ただ、月足のスロー・ストキャスティクスが、デッドクロスを継続しており、戻りではやれやれの売りが出易い状況が続きそうだ。

上値は、1.1670の直近高値を越えて、1.1690-1.1725、1.1748-56の戻り高値圏で90日移動平均と絡む位置、1.1789を越えて1.1821-51戻り高値で雲と絡む位置、1.1885-86の戻り高値が、視野となるが抑えると上値追い出来ない。1.1909の戻り高値を越えて、一定の反発期待も、1.1930-45、1.1975の戻り高値、1.1995-1.2009、1.2032-57、1.2094-1.2101の日足の窓の上限、1.2135-48の戻り高値を超えても1.2193-95,1.2218-55が抑えると上値は追えない。あくまで直近高値の1.2254-66を超えて、1.2285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、1.2349の今年の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカル、月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.1572-97の戻り安値と転換線、1.1550のサイコロジカルの維持ではサポート形成から良いが、1.1524の安値を割れると1.1500のサイコロジカル、1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従ってデイの戦略としては、若干揉み合い気味も、来週のECB理事会を控えて、買い戻しが優勢となっており、現状は逆張り的な戦略で臨みたい
上値は1.1670をストップに、1.1650方向への反発を売っても、ターゲットは、1.1617の戻り安値維持では買い戻し。割れても1.1580-00ゾーンでは、しっかりと利食っておきたい。またこの位置の買いは、1.1572をストップ、または、1.15ミドルを待って買いって、ストップは1.1524割れ。この買いのターゲットは、1.1620-40が抑えると利食いを優先したい。
ユーロドル

ポンド円

  • 予想レンジ:156.00~158.00
  • 基本戦略: 戻り売りから、深押し買い
  • 予想時間:09:03 予想時レート: 157.08

下値を148.46や148.96を維持して、月足の雲の上限を超えて、158.22まで大きく反発している。ただ、既にスロー・ストキャスティクスが、買われ過ぎの位置にあって、上値追いは避けておきたい。

上値158.22の高値を越えるとポイントが薄くなり、月足の戻り高値からは、160.65-163.89などが視野となるが、この位置は、195.89の高値を基準とした月足のH&Sのショルダーのトップ圏であり、195.89から124.85への下落のフィボナッチ・リトレースメントの50%=160.37と重なる位置で、上値は抑えられ易い。ただ、しっかりと超えると175.01-177.35、186.34-188.80、195.27などが順次ターゲットとなるが、195.89の2015年6月の高値を前に、上抜けは不透明となる。

一方下値は、156.62-79の戻り安値維持では強いが、割れると調整気味となり、155.75の窓の下限で転換線の位置、153.69-154.59の基準線と絡む位置、152.76-95の窓の下限、151.90-152.17の戻り安値圏、150.18-151.04の戻り安値圏が視野となるが、雲やサポートが控えており、買いが入り易い。ただし、149.23や148.96の戻り安値を維持出来ずに、148.46の直近安値を割れると相場が崩れ、148.12、147.29-41まで割れると146.36-56,145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、一旦高値付き感もあって、上値追いは出来ず、早期は158.22の戻り高値をストップに、158円方向への反発で売り狙いから。ターゲットは、156.62-79の維持では買い戻し。割れても156円方向への下落では、しっかりと利食いながら買い場探しで、このストップは、155.34割れとして、155円ミドルまで買い下がりを検討したい。この買いのターゲットは、逆に156.62-79のそれ以前の安値が抑えると利食い優先となる。

ポンド円

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