月末を睨んで、需給次第【2021年2月24日】

2021年2月24日月末を睨んで、需給次第

おはようございます。だいまんです。

2021年2月24日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、注目のパウエルFRB議長の議会証言において、米長期金利の上昇は問題ないとの見解を示しながらも、「経済が雇用や物価目標にまだ遠く及ばず、一段の進展や政策の変更には時間がかかる」と金融緩和を長期に維持する姿勢を再度強調したことで、米長期金利が上げ渋ったこともあって、ドルは軟調な展開を継続した。株価面では、ナスダック指数は、一時4%安まで下落、NYダウは 362ドル安からスタートもプラス圏を回復して引けたが、為替市場への影響は顕著に見えていない。また、米2月消費者信頼感指数や住宅関連の指標は予想を上回ったが、2月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を下回ったことで、影響は限定された。

ドル円は、アジア時間の安値104.92から105.43まで一時反発、ユーロドルは、1.2180から1.2135で揉み合い、ポンドドルは、1月雇用統計が予想より強い結果となったこと、ロックダウン緩和計画を受けた経済正常化への期待感から1.4117まで上昇した。また、ユーロポンドは月末に向けたポンド買いで、0.8606まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円は128.06から127.69で上下、ポンド円は148.62まで上昇、オージー円は82.92から83.37、NZD円は76.91から77.36、カナダ円は83.20から83.71まで反発した。

2月24日の注目材料

  • 09:30 (豪) 第4四半期建設工事完了額 (前回-2.6% 予想1%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期賃金コスト指数 [前年比] (前回1.4% 予想1.1%)
  • 09:30 (豪) 第4四半期賃金コスト指数 [前期比] (前回0.1% 予想0.3%)
  • 10:00 (NZ) NZ準備銀行・政策金利公表 (現行0.25% 予想0.25%)
  • 16:00 (独) 第4四半期GDP・改定値 [前期比] (前回0.1% 予想0.1%)
  • 16:00 (独) 第4四半期GDP・改定値 [前年同期比] (前回-3.9% 予想-3.9%)
  • 16:00 (独) 第4四半期GDP・季調前改定値 [前年同期比] (前回-2.9% 予想-2.9%)
  • 16:45 (仏) 2月企業景況感指数 (前回92 予想92)
  • 21:00 (英) ホールデン英MPC委員講演(英中銀主催セミナー)
  • 23:30 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 00:00 (米) 1月新築住宅販売件数 [年率換算件数] (前回84.2万件 予想86.0万件)
  • 00:00 (米) 1月新築住宅販売件数 [前月比] (前回1.6% 予想2.1%)
  • 00:00 (米) パウエルFRB議長議会証言(米下院金融委員会)
  • 00:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回-725.7万バレル)
  • 24:30 ブレイナードFRB理事、雇用に関して発言
  • 03;00 (米) 5年物国債入札(610億ドル)
  • 03;00 (米) 2年物変動利付債入札

2月24日の相場見通し

昨晩もドルの軟調が続きました。ただ、まちまちの株価や米長期金利の動きに、市場が強い方向感を持てていない状況です。月末に向けて需給優先の相場のとなるか注目しましょう。

経済指標としては、豪第4四半期建設工事完了額・賃金コスト指数、NZ準備銀行・政策金利公表、独第4四半期GDP・改定値、米1月新築住宅販売件数などが発表されます。

NZ中銀に関しては、据え置きが想定されていますので、想定通りなら影響は少ないでしょう。ただ、NZ経済に関して、コロナ後を睨んで、良好さがアピールされる可能性があります。少なくともNZドル売りにはなりづらいことは留意しておきましょう。

その他では、経済指標に対する市場の反応が鈍る展開が続いています。サプライズがない限り、影響は限定されると考えておきましょう。

また、本日もパウエルFRB議長が議会証言を行います。ただ、既に昨日の議会証言で、一定の内容が示されています。質疑応答などで、昨晩と異なる答弁が出るなら別ですが、総じて緩和策の維持や米経済の弱さが引き続きアピールされても、影響はあまりなさそうです。

一方英国では、ホールデンMPC委員とベイリー中銀総裁の発言には注目しておいた方が良いかもしれません。前回の会合では、マイナス金利の導入に関して協議されたことが伝わりましたが、その後続報は見えていません。協議はするけど、実際導入には慎重という対応のようです。その点が再度示された場合、ボンドの押上要因となりそうです。ただ、ポンド高が続いていることもあって、一定のけん制発言が出る可能性が残っていることは、留意しておきましょう。

その他、反応が不透明な状況が続いていますが、高止まりしている米長期金利、決算発表が終了して、利食いが強まっているNY株価の動向にも引き続き注目して対応しましょう。

2月24日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.4000~1.4200
  • 基本戦略: しっかりと押し目を待って買い場探し
  • 予想時間:09:10 予想時レート: 1.4118

ポンドドルは、下値を1.2676や1.2855で支えて、上昇が月足の雲を上抜け1.4117まで拡大。スロー・ストキャスティクスも再び上昇を強めており、更に上値トライとなるか注目されるが、ただ、今後は2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377まで、ほとんどポイントがなくなることは注意で、また一方で下段の月足のチャートのスロー・ストキャスティクスを見ると買われ過ぎも良い位置にあって、1.4117を目指す動き、また超えたとしてもピーク感が出るリスクがあることは留意しておきたい。

一方下値は、1.3952-81,1.3830-40が支えると既に強いが、1.3776の戻り安値を割れると、それ以前に上値を押さえていた1.3755-60ゾーン、1.3730を割れると1.3656-80ゾーンなども視野となるが、短期サポートからは買いが入り易い。ただし、雲の上限と絡む1.3567の戻り安値や1.3503-20の下ヒゲを割れると1.3470の90日移動平均、1.3430-51の下ヒゲ圏や雲の下限を割れると1.3304-50の戻り安値、1.3280の雲の下限まで視野となる。維持では良いが、ただし、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れると相場は崩れ気味となり、1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、引き続き追いかけて買うことは難しく、押し目待ちだが、本日は英中銀関係者の発言があり、思わぬ動きには注意して対応したい。

基本押し目買いも、1.40ミドルは維持を確認しながら、ストップは1.3981割れ。ターゲットは、サイコロジカルな1.4150や1.4200などが抑えると利食い優先となる。また下落を拡大する動きがあった場合は、1.39ミドルを買い狙い場として、ストップは1.3830割れで対応。この場合のターゲットは、1.40ミドルが抑えると利食いとなる。

また積極的なら今後の上昇では、売ってみるのも面白いが、1.41ミドルから1.42で上げ渋りを見ながら売っても、新値圏にあってポイントが薄く不透明で1.42ミドルなどをストップ対応。ただ、下げ渋りでは早々と利食いながら対応しておくが一考となる。
2021年2月24日月末を睨んで、需給次第

2021年2月24日月末を睨んで、需給次第

NZドル円

  • 予想レンジ:76.40~77.50(78.00)
  • 基本戦略:押し目を待って買い場探し
  • 予想時間:09:36 予想時レート: 77.35

NZドル円は、下値を68.21-68.77-68.65-68.98ゾーンの戻り安値圏を維持して、月足の雲も下限を超えて77.42まで上値を拡大。スロー・ストキャスティクスも再上昇気味で、今後月足の戻り高値となる78.87、79.62やサイコロジカルな80円、月足の雲の上限となる81.43を目指す動きとなるか注目される。ただ、79円や80円処は、絶好の利食い場となる可能性が残っていることは注意しておきたい。

一方下値は、既に転換線の76.42、75.80-76.14の戻り安値、基準線の75.65の維持では強いが、75.33-36の戻り安値を割れると74.22-00の雲の上限と絡む位置、74.13を割れると73.87、雲の下限と絡む73.66の安値、73.20-27、72.82-85ゾーンまでターゲットとなるが、維持では堅調が続くが、72.73を割れると72.26、71.68-86ゾーンまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、71.49-53の日足の窓の上限まで割れると相場が崩れ気味となり、窓の下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

従ってデイの戦略としては、中銀の政策金利を控えて、買い戻しが強まっている可能性もあり、発表後の利食いに注意して、あくまで押し目があれば買い場を探す戦略。

下値は、76.80が維持されるとこの手前への調整で買って、ストップはこの76.80割れ。この場合のターゲットは、77円ミドルや78円が上値を抑えると利食いが良い。またもし、76.80を割れるなら76.00-40を買い下がって、ストップを75.80割れとしたい。この下落での利食いは、逆に76.80が抑えると利食わなければならないが、超えても77円ミドルが上値を抑えるならデイでは、しっかりと利食って対応したい。

2021年2月24日月末を睨んで、需給次第

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