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(FXって用語を覚えないと勝てないのかな…?)
(用語を覚えるのは面倒だし、FXを始めるのは今度にしようかな…)
用語を覚えるというのは面倒で、せっかくのFXに対するモチベーションを削ぎ落としてしまうかもしれません。
そこで本記事では、いち早くFXをスタートしたい方に向けて、最低限押さえておきたい用語のみを厳選して紹介していきます。
できるだけ難しい表現を避け、図や画像を用いて進めていきますので、サクッと読み進めてみてください!
一度で覚えきれるか不安…という方はブックマークに追加して、いつでも見れるようにしておくのがお勧めです!
目次
FX用語を覚える前に…
FXでは様々な用語が使われますが、全てを最初から全てを網羅する必要はありません。
暗記しようと頑張るのではなく、トレードを続けるうちに気づいたら覚えていた…というのが理想です。
用語の中には、普通にトレードするだけではお目にかかれないものもありますが、FXを本気で攻略しようという意欲的な人であれば、必ず出会うことでしょう。
分からない語句をそのままにするのではなく、その都度調べて着実にステップアップしたり、このページをブックマークして参考にしていただければと思います。
通貨に関する基本用語
通貨ペア
通貨ペアとは、トレードする2つの通貨の組み合わせを意味します。
例えば「米ドル」と「円」のトレードであれば米ドル/円、「ユーロ」と「円」のトレードであればユーロ/円と表記するのが一般的です。
日本人にとっては「米ドル円」がもっともポピュラーな通貨ペアであり、手数料も安く値動きも読みやすので、まずは「米ドル円」からトレードに慣れていくことをおすすめします。
ロット(通貨量)
ロット(LOT)とは、トレードで扱う通貨量の単位を意味します。
トレードする際は、毎回必ずロットを入力する必要がありますが、入力前にあらかじめ「1.0」ロットと設定されている口座も多くあります。
また国内口座においては1ロット=10,000通貨であるのに対し、海外口座では1ロット=100,000通貨であるため、同じ1ロットでも混同しないよう注意しなければなりません。
FXにおける1LOTの定義とは?初心者が習得すべき適正LOTの求め方についてチャートに関する基本用語
チャート
通貨ペアの価格がどのように推移していくのか、時系列に沿って示したものをチャートと呼びます。
チャートを表示するためには、スマホであればFX会社提供のアプリから、PCであればMT4やTradingview等が有名です。
使い慣れたチャートツールを駆使して、勝てる局面を見極めていきましょう!
ローソク足
チャートを構成する1つ1つの縦棒をローソク足と呼びます。
またローソク足の形成具合・並び方・大きさ等から値動きを予想することも可能で、プライスアクションと呼ばれます。
ローソク足の基本はFXだけでなく、他の金融市場においても応用できるものになりますので、習得することでトレードの幅がより広がっていくことでしょう。
ローソク足、複数足の組み合わせを解説始値・終値・高値・安値
ローソク足からは、4つの価格について読み取ることができます。
始値(はじめね): ローソク足形成開始時の価格
終値(おわりね): ローソク足形成終了時の価格
安値(やすね) : ローソク足形成中の最安値
高値(たかね) : ローソク足形成中の最高値
また安値と始値の間、高値と終値の間にある細長い線を「ヒゲ」と呼び、上ヒゲが長いほど売りの抵抗が強い、下ヒゲが長いほど買いの抵抗が強いことを示唆しています。
時間足
ローソク足は一定時間の値動きを示すものですが、どれくらいの時間で1つのローソク足とするのか、その単位を「時間足」と呼びます。
例えば、5分間の値動きを1本にまとめたものが、5分足のローソク足、4時間の値動きをまとめたものは4時間足のローソク足になります。
このように時間足ごとにローソク足の区切りが変わるため、トレードスタイルに合わせて最適な時間足チャートを見極めていかねばなりません。
pips
pips(ピップス)とは、通貨ペアの値幅を表す最小単位のことです。
ドルストレートの通貨ペア、クロス円の通貨ペアそれぞれでpipsの扱いが異なるため、以下の基本を覚えておきましょう。
ドルストレート(ユーロ/米ドル、ポンド/米ドル):1pips = 0.0001ドル
クロス円(米ドル/円、ユーロ/円):1pips = 0.01円 = 1銭
pipsはレートの変動幅・獲得した利益幅・スプレッドの広さなど、FXにおける「値幅」を表す際に用いられます。
FXにおけるpipsとは?メリット・計算方法・覚え方についてまとめて解説!チャート分析に関する基本用語
インジケーター
FXにおけるインジケーターとは、過去の為替レートを元に算出される指標であり、値動きを予想する際に用いられます。
代表的なインジケーターとしては移動平均線やMACDなどがありますが、それ以外にも数十種類以上のインジケーターが開発されており、使い方も様々です。
ただ数を増やせれば勝てるというわけではなく、重要なのは自分に適したインジケーターを選ぶことなので、目移りしないよう注意しなければなりません。
種類が多すぎて、何を選べばいいのか分からない…そんな方には是非以下の記事を参考に、愛用するインジケーターを決めてみてはいかがでしょうか。
稼ぎやすいFX手法ランキング!利用頻度が高いインジケーターは〇〇!?上昇トレンド・下落トレンド
トレンドとは価格の方向性のことであり、為替レートが継続的に傾く局面のことを「トレンドが発生している」というように表します。
FXはトレンドに乗じることが重要で、トレンドの方向性さえ見誤らなければ、大きく損失を抱えることはありません。
例えば上の画像の下落トレンドでは、トレンドラインがしっかりと機能している状態であり、値動きの方向性が読みやすい状況です。
このようにトレンドに従ってエントリーすることを「順張り」と呼び、順張りこそが勝つための基本であることを覚えておきましょう。
トレンドラインの引き方を初心者向けにわかりやすく解説!レンジ
レンジとは、為替レートが一定の値動きの範囲に収まっている状態のことであり、言うなればトレンドが発生していない状態です。
FXの値動きは約7割がレンジと言われるほど頻出するもので、レンジを攻略することで、FXで稼げる機会は大きく広がっていくでしょう。
またレンジを抜けた後はトレンドが発生しやすくなるため、トレンドに乗じるタイミングを見極めるためにも、オシレーター系インジケーターに慣れておきたいところです。
FX初心者向けエントリー上達法!インジケーターからレンジ相場を判断せよボラティリティ
ボラティリティは値動きの大きさを意味しており、値動きが激しいときは「ボラティリティが高い」といった使われ方をします。
通貨ペアや取引時間帯によってボラティリティは大きく変わりますが、初心者のうちは、ボラティリティの高いポンド絡みの通貨ペアは極力避けることをおすすめします。
注文に関する基本用語
レバレッジ
レバレッジとは「テコの原理」の意味であり、少ない力を活用してより大きな力を作用させることです。
FXにおけるレバレッジも同じように、証拠金を担保にして最大25倍までの資金を運用できる仕組みがあり、他の投資と比べても資金効率よく稼げるようになります。
また海外FX口座では、最大で1000倍近くのレバレッジを活用できるため、少額資金からの一攫千金も夢ではありません。
ただしレバレッジを効かせすぎると強制ロスカットのリスクも高まるため、ハイリスク・ハイリターンにならないよう注意する必要があります。
ポジション
新規で買い注文・売り注文を入れて、決済する前の状態で注文を保有していることを、ポジション(建玉)と呼びます。
FXでは「ポジションを保有する」「ポジションを建てる」といった表現が一般的で、テキスト文章だけでなくセミナー等の口上の説明でも使われます。
ロング・ショート
FXでは、買い注文のことを「ロング」、売り注文のことを「ショート」と呼びます。
このように呼ばれる由来としては、値動きの特徴から来ているとされる説が有力です。
チャートは時間をかけてゆっくりと上昇するため、長期的(ロング)にポジションを保有して利益を上げるのが買い注文。
一方で下落する局面はあっという間で、短期間(ショート)のポジション保有で利益を上げるのが売り注文なのです。
スプレッド
スプレッドは通貨ペアの「売値」と「買値」の差を意味しており、実質的にはFX会社に支払う取引手数料です。
ポイントとしては、スプレッドの開きが小さい方がお得であり、逆に開きが大きいとその分支払うべき手数料が高くなるという点。
例えば、国内口座の標準的な米ドル円のスプレッドは「0.2pips」、つまり1万通貨取引するたびに、20円ほど取引コストが発生することになります。
長い目で見るとスプレッドによる取引コストも無視できないため、口座選びに際してスプレッドは重視するべきでしょう。
まとめ:FX用語は実際のトレードから覚えよう!
本記事では様々な用語を紹介してきましたが、一度の説明で読んだだけで覚えることはできません。
今回挙げた用語が、実際のトレードでどのように使われているかを知ることで、初めて習得したといえるのです。
またFXの勉強にはゴールというものが存在せず、時流に合わせた最適な運用を常に学び続ける必要があります。
結果が出たからといって満足せず、常に向上意欲を持てるよう心がけてみてください!