【STEP7】FX初心者向き!信頼度の高いおすすめインジケーターについて

【STEP7】FX初心者向き!信頼度の高いおすすめインジケーターについて

(FXの値動きは、どのように予想すればいいんだろう?)

(チャートを分析するのって、何だか難しそう…。)

FXの値動きを完璧に的中させることは不可能ですが、インジケーターを導入することで、精度を高めることができます。

とはいえインジケーターは種類も豊富で、初心者からすれば何を扱っていいものか、悩ましいところではないでしょうか。

そこで本記事では、数あるインジケーターの中から、初心者向きのものをピックアップして解説していきますので、ぜひ日々のトレードに取り入れていただければと思います!

FXインジケーターの基礎知識

FXにおけるインジケーターとは、チャート上やチャート下部に表示される、値動きを予想するためのサポートツールです。

またインジケーターはトレンド系・オシレーター系に分けられ、状況に応じて使い分けていかねばなりません。

以下より、それぞれの特徴について見ていきましょう!

トレンド系

FXではトレンドに乗ることが非常に重要であり、タイミングよくトレンドに乗じることで多くのpipsが稼げるようになります。

トレンド系インジケーターは、文字通りトレンドを見極めるために用いられ、以下の特徴を持ち合わせています。

  • トレンド方向がわかる
  • 値動きの勢いがわかる
  • 売買の判断に使える

エントリーする際は、必ずトレンド系インジケーターを活用して、相場の方向性を確認するようにしてください。

トレンドと同じ方向にエントリーすることを順張り、反対方向にエントリーすることを逆張りと呼び、基本的には順張りの方が稼ぎやすいとされています。

オシレーター系

オシレーター系インジケーターは、相場の過熱感、買われすぎ・売られすぎを見極めるためのもので、以下の特徴を持ち合わせています。

  • 相場の反転ポイントがわかる
  • 値動きの強さがわかる
  • 売買の判断に使える

一方的に続くトレンドは存在せず、トレンドがいつまで継続するのか、その反転ポイントを読むためにオシレーター系インジケーターが使われます。

エントリーだけでなく、利確・損切りのタイミングを測れるようになりますので、トレンド系インジケーターと併せて活用していきたいところです。

インジケーターの選び方

インジケーターの選び方としては、なるべくメジャーな種類を選ぶというのが1つのポイントです。

なぜなら誰もが知っていて、意識する人が多くなるほど、その効力も増していくからです。

例えばインフルエンサーと呼ばれる人たちの影響力が大きいのは、既に多くのフォロワーや登録者を抱えているためですが、インジケーターに対する考え方もこれと同じです。

移動平均線やRSIなど、ファンが多いインジケーターを参考にエントリーする場合と、超マイナーなインジケーターを参考にする場合、どちらが勝ちやすくなるでしょうか。

利用者の多い前者の場合は、同じタイミングで多くのエントリーが入るため、チャートもインジケーターの示唆通りに推移しやすくなるでしょう。

逆に後者の場合は、少数にしか知られていないため、極論言えば一人相撲になってしまう可能性があります。

ゆえにインジケーターは、多くの人に知られ、多くの人に意識されるものを導入する方が、有利で勝ちやすくなるというわけです。

トレンド系インジケーター

移動平均線

移動平均線は、もっとも多くのトレーダーに使われているトレンド系インジケーターです。

ある期間の為替レートから平均値を算出して、チャート上に表示されるものであり、200日の期間が設定されていれば、200日分の平均値を表示します。

また移動平均線はグランビルの法則ゴールデンクロスパーフェクトオーダーなど、その応用性も抜群です。

シンプルゆえに非常に奥深いインジケーターであるため、初心者のうちからその扱いに慣れておくといいのではないでしょうか。  

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、標準偏差「σ(シグマ)」を用いて値動きの範囲を予測するためのインジケーターです。

標準偏差は「±1σ」「±2σ」「±3σ」から設定でき、それぞれのバンド内に収まる確率は下記の通りとなります。

±1σ(シグマ)に収まる確率:68.2%
±2σ(シグマ)に収まる確率:95.4%
±3σ(シグマ)に収まる確率:99%

バンド幅の広さやローソク足との位置関係から、トレンドの方向性と強さを読み取ることができ、順張り・逆張りどちらにも対応可能。

オシレーター系との併用にも相性の良いインジケーターになりますので、ぜひ以下の記事を参考にボリンジャーバンドの使い方を学んでみてはいかがでしょうか。

ボリンジャーバンド ボリンジャーバンドとは?見方や使い方を徹底解説!

一目均衡表

一目均衡表は、3つの理論「波動論」「時間論」「水準論」を総合的に取り入れ、以下5つの線を用いてチャート分析を行うインジケーターです。

基準線:直近26日間の最高値と最安値の平均を結んだ線
転換線:直近9日間の最高値と最安値の平均を結んだ線
先行スパン1:基準線と転換線の平均値を26日先行した線
先行スパン2:直近52日間の最高値と最安値の平均値を26日先行した線
遅行スパン:当日の終値を26日前に遅行(チャートの左側に表示)させた線

一目均衡表からは、トレンドの転換点や売買のタイミングを予測できるようになりますが、短期トレードにおいての信頼度は高くありません。

そのため、中長期トレードに限って用いることをおすすめします。

一目均衡表 一目均衡表の最強の使い方を徹底解説!雲や基準線の見方まで完全マスター

パラボリック

パラボリックは、ローソク足の上下に表示される点(SAR)から、チャートの方向性を見極めるインジケーターです。

ローソク足が点(SAR)の上にあるときは上昇トレンド、下にあるときは下降トレンド、そして点(SAR)がローソク足と交差した瞬間がトレンド転換となります。

また点(SAR)のスキマ間隔からトレンドの強さも読み取ることができ、トレンドが強ければ強いほど、点(SAR)の間が広くなります。

パラボリック1つで、トレンドの「強さ」「方向性」「転換点」これら全てを掴めるようになるため、スキャルピング等の短期売買において重宝するインジケーターと言えるでしょう。

パラボリック ローソク足のストーカー!?パラボリックを理解しよう!

オシレーター系インジケーター

MACD

MACDが示すシグナルとヒストグラムを読み解くことで、よりエントリータイミングが掴みやすくなるでしょう。

FXでは相場の環境認識が極めて重要であり、MACDは環境認識に際して重宝するインジケーターです。

一方デメリットとしては、レンジ相場ではあまり機能しないといった点が挙げられます。

ただ上述したボリンジャーバンド、パラボリック等の併用でデメリットを補えるため、あらかじめトレンド系インジケーターとの組み合わせを想定して、使い慣れておきたいところです。

MACD MACDとは?FXでのチャートの見方やMT4への設定方法について

ストキャスティクス

ストキャスティクスは、0から100までの範囲で変動する「%K」「%D」「%SD」それぞれの数値を確認して、トレードのタイミングを掴むためのインジケーターです。

%K=(今日の終値-過去a日間の最安値)/(過去a日間の最高値-過去a日間の最安値) 分子は「現在価格が過去a日間の最安値からどれだけ変化したか」を表し、分母は「過去a日間の最大の変動幅」を意味しています。

計算式を聞けば難しく感じるかもしれませんが、インジケーターの見方は非常にシンプルであり、値を見て売り買いのエントリーを判断するだけOKです。

%Kの平均をとったものが%D((%K1+%K2+%K3…+%Kn)/n)であり、 %Kが高ければ(85%以上)で売りシグナル、反対に低ければ(15%以下)で買いシグナルと判断されます。

ストキャスティクス ストキャスティクスとは?売買サインや活用方法を解説

RSI

RSIは、直近の一定期間の相場において、上昇と下落のどちらが強いのかを計測するためのインジケーターです。

例えば、相場が1週間以上にわたって上昇していたとすると、(ずっと買われているから、そろそろ下がるのでは…?)と考えてしまう人も多くいるでしょう。

ただ値動きに対する感じ方は各々違いがあり、どこをとって買われすぎなのか、 どこから売られすぎと見るのか、明確な判断ラインはありません。

しかしRSIを用いることで、買われすぎ・売られすぎの基準を数値化できるため、個人の値頃感ではなく大衆と同じ目線でエントリーできるようになります。

RSI FXのインジケーター「RSI」ってなに?使い方は?そんな疑問にお答えします!

RCI

RCIは、波のように表示される指標によって相場の偏りを掴むためのインジケーターです。

シグナルが上下-100〜+100で推移しており、+100に近づくほど買われすぎ、-100に近づくほど売られすぎと判断されます。

上で紹介したRSIと混同されがちですが、RSIは基本的に逆張り狙いであるのに対して、RCIは逆張り・順張りいずれにも対応可能

RCIの3本線を確認することで、エントリーの方向性からタイミングまで瞬時に見極められるため、即断即決が求められるスキャルピングにおいても重宝するでしょう。

RCI FXのRCIインジケーターとは?3本表示の設定や使い方を事例で解説(MT4インジケーター)

インジケーターで勝率を高めるポイント

ポイント1:インジケーターの併用

単一のインジケーターに頼るより、複数のインジケーターを併用した方が、エントリーの根拠としては信頼できるでしょう。

おすすめは「トレンド系」+「オシレーター系」の併用で、移動平均線とRSI、パラボリックとMACDなど、相互の弱点を補える組み合わせがベストです。

またインジケーターは、数を増やせば良いというわけではありません

全てのシグナルが同じタイミングで揃うことはなく、またどれを信じれば良いのか分からなくなるため、多くても3~4種類以内に抑えておきましょう。

ポイント2:パターンを決めて練習あるのみ

インジケーターはあくまでツールであって、重要なのは使い手の技量です。

愛用するインジケーターを選択した後は、「通貨ペア」「時間足」を決めた上で、ひたすら練習に励んでみてください。

理想を言えば、リアルマネーが絡む本番環境での練習が一番ですが、不安がある方はデモ口座からでもOKです。

トレード毎に反省点・エントリー根拠・収支などをノートにまとめることで、より早い成長が期待できますので、是非試してみてください!

まとめ:インジケーターで勝つためには「練度」>「知識」

インジケーターは種類も豊富で、1つのインジケーターにも様々な使い方があります。

しかし種類を網羅したからといって、FXで勝てるようになるわけではありません。

スポーツでも、バットやラケットをいくら所有しても上達しないのと同じで、重要なのは手法の精度を上げるために練習を続けることなのです。

知識やノウハウも重要ですが、初心者の方は特に、インジケーターに対する経験を優先していきましょう。

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