トレンドとボラティリティを重視せよ!1分足スキャルピングのコツとは?

トレンドとボラティリティを重視せよ!1分足スキャルピングのコツとは?

短時間でサクッと稼ぎたい!1分足のスキャルピングに挑戦してみよう!

しかし、本当に今の実力で挑んで大丈夫なのでしょうか?

1分足スキャルピングの難易度が高く、FX初心者であれば到底勝ちきれるものではありません。

また時間をかけて勝機を待てるデイトレードスイングトレードと同じように取り組んでしまうと、あまりの展開の速さに驚かれることでしょう。

そこで本記事では1分足スキャルピングの特徴、また勝つための条件・コツについて詳しく解説していきたいと思います。

1分足スキャルピングの特徴とは

1分足スキャルピングとは、1分足チャートを使用した超短期のトレードのことです。

1分足チャートならではの特徴として挙げられるのが、次の2点。

・小刻みな値動きでインジケーターが機能しにくい点

・ローソク足の伸び縮みから、買い圧力・売り圧力の攻防を鮮明に読み取れる点

FXは下位足になるほど動きが読みづらく、運任せなトレードになりがちです。

それでもなお実力で勝ちを積み上げたいのであれば、トレード毎に以下の条件を押さえるよう心がけてください。

1分足スキャルピングに挑む際の条件

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1分足スキャルピングは、ある一定の条件が整った環境下で取り組むことをおすすめします。

状況にかかわらず好き放題トレードしてしまうと、あっという間に資金を溶かすことになるでしょう。

条件1:損切りできるメンタル

1分足スキャルピングにおいて、ちょっとした損切の迷いは命取りになります。

もう少し様子を見よう」と悠長に値戻りを待とうものなら、瞬く間に含み損が膨れ上がってしまうでしょう。

お金に対する執着を取っ払い、躊躇なく損切りできるメンタルが備わっていなければ、到底生き残ることはできません

ゆえに初心者には推奨されない、超上級者向けのトレードと考えられています。

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条件2:大きなボラティリティ

ボラティリティが小さくなると1分足チャートではダマしが多くなってしまうため、インジケーターに頼れない運任せのトレードになってしまいます。

一方ボラティリティが大きい状況であれば、インジケーターが機能するほか、各種プライスアクションレジサポラインなど、トレードの根拠・軸といったものが見つかるはずです。

ただ為替指標の発表前後においてもボラティリティは大きくなるものの、セオリーを無視した読めない展開が続くためおすすめできません。

ニューヨーク市場ロンドン市場など、平常時でありながら市場参加者・取引量がともに多くなるタイミングを狙っていきましょう。

条件3:強くて明確なトレンド

1分足スキャルピングを行う際は、明確なトレンドが出現しているかどうか、毎回必ず確認しておきましょう。

というのもスキャルピングにおいて、トレンドの順張りが最も手堅く稼げる方法だからです。

例えば上の画像では、ピタリとよく機能するトレンドラインが浮き彫りになっており、基本的にどの位置からエントリー(ショート)してもpipsを稼げる状況でした。

強いトレンドが現れ、なおかつボラティリティが上がったときの順張り」…これは1分足スキャルピングにおいて特に有効な手法になりますので、挑む際はぜひとも心がけておいてください。

1分足スキャルピングのコツ5選

コツ1:スプレッドの狭さを重視

回数を重ねてpipsを稼ぐスキャルピングにおいては、スプレッドの狭さが特に重要になります。

例えばドル円・ユーロ円・ユーロドルといったポピュラーな通貨ペアであれば、スプレッドは0.2~0.3pips前後です。

一方でカナダドル円やポンドドルなどの準メジャー通貨であれば、スプレッドは1.0~1.5pips前後になります。

仮に1ロット(10000通貨)でのトレードを考えると、1トレード当たりのコストは前者で20~30円、後者で100~150円。

1トレード当たりで100円近くも差が出てしまうため、1日あたりでは数百円~数千円といったコスト差が生まれることも珍しくありません。

そのため、手法的にトレード回数が多くなる1分足スキャルピングにおいては、できるかぎりスプレッドが狭い口座・通貨ペアを選ぶべきなのです。

コツ2:通貨ペア・取引時間帯を固定

時間帯によって、各通貨ペアの値動きは大きく異なります。

特にロンドン市場・ニューヨーク市場が重なる21時以降は、市場参加者も多くなり必然的にボラティリティも高くなる時間帯です

そこで各市場で狙い目となる通貨ペアについては、あらかじめ頭に入れておいてください。

ロンドン市場:
・ユーロ円
・英ポンド円
・ユーロ米ドル
・英ポンド米ドル

ニューヨーク市場:
・米ドル円
・ユーロ円
・豪ドル円
・ユーロ米ドル

その日の気分次第で通貨ペアを決めるのではなく、スキャルピング時においてはメインで運用する通貨ペアを固定しておきましょう。

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コツ3:トレンド系インジケーターの活用

トレンドの出現・方向性を見極めるためにも、トレンド系インジケーターは必須です。

パーフェクトオーダー

スキャルピングは、とにかくエントリーの方向性が重要になるため、正しく順張りを行うためにも得意とするインジケーターを用意しておきましょう。

特に「移動平均線」「MACD」は、多くのトレーダーが意識するインジケーターとなりますので、積極的に活用していきたいところです。

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コツ4:上位足の方向性もチェック

1分足だけでトレードを判断するのではなく、1時間足や4時間足といった上位足の方向性までチェックしておきましょう。

スキャルピングにおいては、方向性を誤ったと気づいた際はすぐさま損切りする必要があります。

しかし上位足と方向性が揃っているのであれば、そのままデイトレード・スイングトレードと移行することも可能で、将来に望みを繋げることができるからです。

このように上位足・下位足のチャートそれぞれを分析して、立ち回りを判断する手法をマルチタイムフレーム分析と呼びます。

とはいえ安易にトレード軸を移行させるのではなく、資金管理を徹底した上で検討していかねばなりません。

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コツ5:エントリーLotの柔軟性

1分足スキャルピングにおいて、エントリーLotは固定すべきではありません

状況が刻一刻と変化する1分足チャートにおいては、毎回同じパターンでトレードできるとは限らず、エントリー根拠の手堅さに応じてLotを調整していく必要があるからです。

また全てのトレードで勝ちを狙うのも現実的ではないため、その日を通してプラスに持っていけるかどうか、勝率ではなくトータル収支で評価する習慣を持っておきましょう。

まとめ:1分足スキャルピングではトレンドとボラティリティを重視!

本記事では1分足スキャルピングについて、以下のポイントを中心に解説しました。

  • 1分足スキャルピングの特徴について
  • 1分足スキャルピングに挑む際の条件
  • 1分足スキャルピングのコツ4選

1分足スキャルピングにおいて、もっとも手堅い稼ぎ方は「ボラティリティの大きい状況下においてトレンドの順張り」を行うことです。

また1時間足・日足・週足といった上位足も、全ては1分足の値動きが凝縮された結果として反映されていきます。

1分足チャートにおけるローソク足の形成具合から、ロング勢力とショート勢力どちらが優勢なのか見極めることで、上位足において早期からトレンドに乗じれるようになるでしょう。

以上、参考にしていただければ幸いです。