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「チャートのローソク足が陽線と陰線で入り乱れて、今が上昇トレンドなのか下落トレンドなのか目線が定まらない…」という経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
とくにFXを始めたばかりの方だと、目の前のローソク足の値動きに惑わされて、目線を固定することがなかなか難しいと思います。
そこで今回ご紹介するのが、トレンドの判断に役立つ「平均足」です。
平均足は、通常のローソク足から視覚的なノイズを削ぎ落とし、トレンドが持続している間は同じ色(白や赤など)を連続して表示してくれる非常に優れたツールです。
本記事では、平均足の特徴から、平均足とRSIを併用したエントリー判断方法まで、私、木村大輔が徹底解説します。
目次
「平均足」とは何か?普通のローソク足との違いとメリット・デメリット
平均足をチャートに導入するためには、その特徴を把握しておかなければなりません。
まずは平均足は普通のローソク足と何が異なり、どのような強みと弱みを持っているのかを解説します。
トレンドの持続を「色の連続性」で教えてくれる

普通のローソク足は、強い上昇トレンドの最中であっても途中で調整的な下落による一時的な陰線が細かく入り、乱れたチャートになることがあります。
それに対して平均足は、高値・安値・始値・終値の平均値を算出して描画されるため、トレンドが継続している間は同じ色(白や赤)が連続して表れ続けます。
目先のチャートの小幅な値動きに騙されやすい人にとって、トレンド全体の方向感と持続性を視覚的な色として一瞬で判断できるのが、平均足の最大の強みです。
トレンド相場には圧倒的に強い一方でレンジ相場では使いにくい

平均足はトレンド相場ではとても使いやすい反面、方向感のないレンジ相場では使いにくいことに十分注意しなければなりません。
レンジ相場に突入すると、白(買い)と赤(売り)の色が数本おきに交互に入れ替わり、エントリーしてもすぐに損切りさせられてしまうような悪循環に陥ります。
レンジ相場ではそもそも平均足を使わないのがおすすめですが、使うのであればほかのインジケーターも併用しながらこまめに利確するようにしましょう。
平均足の始値や終値は実際の価格と異なるためローソク足との併用が必須
「平均足の描く実体の始値や終値の位置は実際の市場の現在価格とは異なる」ということは、平均足を利用するうえで絶対に知っておかなければなりません。
平均足のラインだけを見て損切りや利確の注文を出そうとすると、実際のローソク足の価格と乖離して予期せぬ場所で約定してしまう危険性があります。
動画内で木村がアドバイスした通り、画面を2分割して「右側に実際のローソク足、左側に平均足」を表示させるなど、実際の価格を確認できる環境を整えておくことが重要です。
PCでの平均足の使い方
平均足はMT4に標準搭載されているので、誰でも簡単に使うことができます。
平均足をチャートに反映する方法について、以下で詳しく見ていきましょう。
平均足のチャートへの反映方法
PC版のMT4を開いたら、画面上部のアイコンの中から「ナビゲーター」を選択してください。
その中に「Heikin Ashi(平均足)」があるので、これをチャートにドラッグ&ドロップします。
そうすることで、チャート上に平均足が反映されます。
実際にMT4の画面に平均足を反映させている様子は、動画の「1分31秒〜」で確認できます。
パラメーターや設定はデフォルトのままでOK

チャートに平均足を反映させる際には、パラメーターや色の設定・ラインの幅などを調整することができます。
これらはとくにこだわりがなければ、デフォルトの設定のままで問題ありません。
ただ、平均足は2色で表示されるものなので、デフォルトである「白と赤」以外の色を使いたい方は、この時点で変更しておくとよいでしょう。
平均足とRSIを併用した押し目買いの具体的手順
平均足のメリットと注意点を理解したら、次は平均足によるトレンド把握のしやすさを活かし、オシレーターのRSIと組み合わせて押し目買いでのエントリーを行うための具体的なルールを解説します。
1.RSIの真ん中に「50ライン」を引き上昇トレンドであることを確認する

まずはチャートにRSIを表示させ、真ん中に位置する「50」のレベルに横軸の基準線を引きましょう。
RSIのラインが50より上のゾーンに位置しているときは、市場全体が買い手優勢の上昇トレンドにあることを意味するため、売買の戦略をロング1択に固定することができます。
RSIが50のラインを下に割り込んでいない上昇トレンドの環境下でのみ、エントリーを検討することが重要です。
実際にRSIをチャートに反映させてトレンドを確認しながらエントリーポイントを探っている様子は、動画の「9分11秒〜」で確認できます。
2.平均足の色が上昇の白から赤が2本連続する押し目を待つ

上昇トレンドが確認できたら、高値掴みを避けるために価格が一時的に下落(調整)してくるのを待ちます。
平均足が買いの「白」から売りの「赤」へと色が変わり、その赤色の平均足が「2本連続」して出現するのをまちましょう。
赤1本で焦って入るのではなく、赤2本のしっかりとした押し目を待てる心の余裕が肝要です。
3.赤から「白が1本確定した瞬間」にエントリーして赤2本確定で利確する
エントリー後の利確ルールについてもシンプルで、「平均足の色が再び赤に変わり、それが2本連続して確定した瞬間」にスパッと利益を確定させてしまいましょう。
赤1本だけの浅い下落では利確せずに、赤が2本確定したところで安全に逃げ切るルールを徹底することで、堅実に利益を得ることができます。
MACDなどのインジケーターを併用している方は、それらのサインを踏まえて判断してもよいでしょう。
まとめ:平均足を活用して環境認識を迷いなく行おう
今回のポイントをおさらいしましょう。
- 平均足はトレンドの流れを視覚的に判断しやすい
- トレンド相場に滅法強い反面、レンジ相場では使いにくい
- 平均足のみを根拠にしたエントリーや決済は判断材料に乏しいため控えるのが無難
- RSIと併用することで押し目買い(戻り売り)を効率的に行うことができる
平均足は、高値・安値・始値・終値の平均値を算出して描画されるためノイズが少なく、トレンドの継続性を視覚的に把握しやすくなるのが大きなメリットです。
トレンド相場で利用すれば無類の強さを発揮してくれるので、環境認識を行ってしっかりトレンドが出ていると判断できるときにトレードに活用すれば、エントリーや利確の判断を行いやすくなるでしょう。
MT4に標準搭載されており、簡単にチャートに反映できるので、ぜひ今後のトレードに活用してみてください。
次回の動画でも、実際のトレードを通じて得た生きた知識をお届けします。
絶対にお見逃しなく!
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