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「過去の平均値を見るインジケーターだけでなく、未来の相場でどこが抵抗になるのかを事前に知りたい…」、FXトレードでそのような悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
FXを学んでいくと、多くのトレーダーが「未来の反発ポイントを客観的に知る手段はないのか」という高い壁に突き当たります。
ナビゲーターの竹花さんもまさに、これまでに学んだ移動平均線やボリンジャーバンドの知識を活かしつつも、「相場の先を知りたい!」と模索していました。
そんな竹花さんに木村がおすすめしたのが、「一目均衡表」です。
一目均衡表は、数あるテクニカルツールの中で唯一、ローソク足よりも右側へと先行して「雲(抵抗帯)」を描き出してくれる特別な指標です。
本記事では、MT4での一目均衡表の導入方法から木村オリジナルの使い方まで、徹底解説します。
目次
未来の反発ポイントを知るために一目均衡表がおすすめの理由
未来の反発ポイントが分かればトレードをかなり有利に進めることができそうですが、一目均衡表を利用すればなぜそのようなことが可能になるのでしょうか。
相場の先を見通すために一目均衡表がおすすめの理由を、以下で紹介します。
他のインジケーターと異なりチャートの右側(未来の空間)に「雲」を描画してくれる

移動平均線やボリンジャーバンドといったインジケーターは、すべて過去のローソク足の確定値をもとに計算されるため、リアルタイムのローソク足と同じ位置までしか線が引かれません。
しかし一目均衡表は、過去の価格バランスをもとに計算された「先行スパン」と呼ばれる2本のラインを、現在のローソク足よりも26本先の未来へズラして(先行させて)描画します。
この先行した2本の線の間にできる塗りつぶされた帯こそが「雲」であり、未来のどの価格帯に買いや売りの壁が待ち受けているかを、ビジュアルとして事前に教えてくれるのです。
主観でブレやすい水平線の代わりを担ってくれる

多くの初心者は「どこに水平線を引けばいいのか分からない」という悩みを抱えていますが、雲はこの問題を一瞬で解決してくれます。
雲の厚みや輪郭は、市場のエネルギーバランスがそのまま反映されたものであり、相場における自然な「支持帯・抵抗帯」として機能するからです。
自分の感覚や希望的観測で曖昧なラインを引くのをやめ、世界中のトレーダーが共通して意識する客観的なラインとして雲を活用することで、反発やトレンドの弱まりを先読みすることができます。
PCでの一目均衡表の使い方
一目均衡表はMT4に標準搭載されているので、誰でも簡単に使うことができます。
一目均衡表をチャートに反映する方法について、以下で詳しく見ていきましょう。
一目均衡表のチャートへの反映方法
PC版のMT4を開いたら、画面上部のアイコンの中から「ナビゲーター」を選択してください。
「インディケータ」の中に「Ichimoku Kinko Hyo」があるので、これをチャートにドラッグ&ドロップします。
そうすることで、チャート上に一目均衡表が反映されます。
パラメーターを設定することも可能ですが、とくにこだわりがなければデフォルトのままで問題ありません。
実際にMT4の画面に一目均衡表を反映させている様子は、動画の「3分22秒〜」で確認できます。
一目均衡表をチャートに反映する際の注意点

MT4に一目均衡表を導入する際に絶対に忘れてはならないのが、画面上部のツールバーにある「チャートの右端をシフト」というボタンをクリックしておくことです。
この設定をオンにしてチャートの右端に余白を作っておかないと、未来の空間にせっかく現れている雲の先端が画面外に隠れてしまい、意味を成さなくなってしまいます。
さらに動画内で木村が実演したように、インジケーターのプロパティから上昇雲と下落雲の線の太さを一段太く設定しておくことで、雲の視認性を高めることが可能です。
「雲の水平部分×SMA」でシンプルに勝つ木村流実戦術
動画の中で木村が語った通り、一目均衡表にはさまざまな要素があるので、いきなり完璧に使いこなそうとすると難解すぎて挫折してしまう可能性があります。
そこで、一目均衡表の一部の要素のみに着目した木村流の活用法を解説します。
1.「転換線」「基準線」「遅行スパン」を非表示にしてチャートに「雲だけ」を残す

一目均衡表をデフォルトでチャートに入れると、基準線・転換線・遅行スパンといった複数のラインが絡み合い、画面が線だらけになって初心者には何が何だか分からなくなります。
そこで木村流では、色の設定画面からそれらのラインの色を「None(非表示)」に設定し、チャート上には「雲だけ」を表示させます。
余計な視覚的ノイズを完全に消し去ることで、よりシンプルで分かりやすい分析が可能になります。
2.雲を抵抗帯として活用する

余計な情報を消し去ってチャート上に残された雲は、ローソク足の動きにおける抵抗帯として活用することができます。
自力で引いたラインには、どうしても自分の主観や願望が含まれてしまいますが、雲は過去の相場の客観的なデータから描画されたものです。
そのため、より抵抗可能性の高いラインとして活用することが可能です。
3.SMA(単純移動平均線)を組み合わせてトレンド方向への順張りを徹底する
雲の抵抗帯を浮き上がらせたチャートにSMA(単純移動平均線)を1本追加することで、相場の方向性をより把握しやすくなります。
価格がSMAより上かつ雲より上に位置していれば完全な上昇トレンド、逆にSMAと雲の下にあれば下落トレンドといったように、極めてシンプルに環境認識を行うことが可能です。
雲の水平部分で価格が支えられて反発した事実を見届けてからエントリーすることで、ダマシに巻き込まれるリスクを排除した高精度なトレードを実現できるでしょう。
一目均衡表の雲と移動平均線のみでのトレードの考え方を説明している様子は、動画の「13分7秒〜」で確認できます。
まとめ:一目均衡表を活用して相場の未来を見通そう
今回のポイントをおさらいしましょう。
- 一目均衡表の「雲」は未来の相場を見通すのに役立つ
- 一目均衡表はMT4に標準搭載されているので、誰でも利用できる
- 雲は疑似的な抵抗帯として活用できるので、自分でラインを引くのが苦手な方にはとくに便利
- 一目均衡表にはさまざまな要素があるが、チャートが見にくくなる場合は雲を表示させるだけでもOK
一目均衡表は、さまざまなインジケーターの中で唯一、ローソク足よりも右側へと先行して描画を行うツールです。
一目均衡表によってチャート上に表示された雲は抵抗帯として考えることができるので、将来の相場の見通しをする際に役立つでしょう。
さまざまな要素があって頭がこんがらがってしまう場合は、木村のように雲のみを表示させて活用するのもおすすめですよ。
次回の動画でも、実際のトレードを通じて得た生きた知識をお届けします。
絶対にお見逃しなく!
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