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「水平線できれいに反発したのを確認してエントリーしたのに、なぜか逆行して大きく損切りさせられた…」FXでそのような経験をしたことがある方も多いのではないでしょうか。
FXを独学で学んでいると、自分のトレードの何が原因で負けたのかを客観的に知る機会はなかなかありません。
今回の「トレード添削企画」では、視聴者である「揚げたてWAKOU」さんから寄せられたドル円1時間足での敗北トレード(-50pips)をもとに、多くの初心者が陥りがちな反発ポイントの勘違いと、それを改善するためのプロの思考プロセスが公開されました。
木村がペイント機能を使いながらチャートを解剖した添削内容をもとに、負けトレードを最高の学びに変える環境認識の極意を徹底解説します。
目次
投稿者のドル円トレードでプロが着目した3つのポイント
今回の投稿者である「揚げたてWAKOU」さんは、ドル円の1時間足をベースにしてトレードを行っていました。
結果は損失を被ることになってしまいましたが、木村目線でもよいと感じられるポイントがいくつかありましたので、まずはそれらを見ていきましょう。
1.レジサポラインを引けておりインジケーターに頼らないトレードができていたこと

揚げたてWAKOUさんはドル円の1時間足チャートにおいて、過去に何度も価格が止められている目立つ水平線を自力で引き、そこでの反発を狙ってショートを仕掛けていました。
FXを始めて間もない初心者の方はインジケーターの数値に振り回されがちですが、チャート上ではっきりと目に見えるレジサポラインだけに的を絞ったトレードを行っているのは、基礎が身についている証拠です。
相場のプライスアクションを自分で見つけ出してラインを引く姿勢や意識は、プロの目から見ても素晴らしいアプローチでした。
2.サポートライン付近での「長い上髭の陰線(反発足)」を確認してエントリーしたこと

エントリーのタイミングについても、ラインにタッチした瞬間のフライングではなく、サポートライン上で価格が跳ね返されたことによって現れる「長い上髭を持つ陰線」の確定を待ってエントリーしていました。
ローソク足の形状が示す売り圧力を確認してから仕掛ける手法は、短期トレードにおいて非常に理にかなった上級者寄りのタイミング取りです。
感情で焦って飛び乗るのではなく、ローソク足の確定という客観的な事実を待ち構えることができていたのは、とてもよいポイントです。
木村がWAKOUさんのエントリータイミングに感心している様子は、動画の「7分14秒〜」で確認できます。
3.経済指標のスケジュール管理という盲点に気づき次の糧にしようとする謙虚な姿勢
投稿の中でWAKOUさんは、「経済指標の発表時間を失念しており、一気にラインを上抜けてしまった」と敗因を正直に分析し、今後の対策を模索していました。
どれほど優れたテクニカル分析を行っていても、重要指標の直撃を受けたことによってチャートが一瞬で破壊されることは多々あります。
自分の過失を素直に認めてリスク管理の重要性を再確認する真摯な姿勢こそが、将来的に常勝トレーダーへ成長するための大きな強みとなるでしょう。
なぜ反発狙いで負けたのか?1時間足でのダウ崩れと時間足の選択ミス
WAKOUさんのトレードは考え方もエントリーポイントも優れているように思われます。
にも関わらず-50pipsの敗北を喫してしまった原因について、木村がチャートの波形を紐解きながら鋭くメスを入れていきます。
1時間足の波形ではエントリーした時点ですでに下落ダウが終了していた

木村がペイント機能を使ってWAKOUさんのチャートを細かく分析したところ、1時間足のダウ理論において狙ったサポートラインの少し手前で下降の波がすでに終わり、上方向へトレンド転換する兆しが出現していました。
つまり、WAKOUさんは売りで入っていましたが、相場の大局はすでに「下落から上昇(またはレンジ)」へ構造が変わっており、売ってはいけない局面でした。
トレンドの方向性を決める大局の構造を見誤ったまま、ラインの形だけに囚われて逆行してしまった点が最初の敗因でした。
反発のサインが出ていても大局のトレンドに逆らう売買はダマシにあいやすい

「水平線で反発したから売る」という形式だけに固執してしまうと、今回のようにトレンドが上を向いている可能性があるケースにおいては、ダマシにあう可能性が高くなります。
テクニカルの形は美しく見えても、相場の方向性がどちらを向いているのかを無視すれば、どれだけ勝率の高い手法も機能不全を起こすでしょう。
相場の大きな流れに自分の目線を合わせるという鉄則を忘れないことが、無駄な負けを防ぐためには欠かせません。
1時間足で形が崩れても上位足(4時間足・日足)へ目線を切り替えてみるとよい

1時間足の波形だけを見て「今回はダメだった」とトレードを諦めてしまうのはもったいない、と木村は指摘します。
もし1時間足のダウが崩れていたとしても、より長い時間軸で判断するために4時間足や日足のチャートを見てみると、上位足の基準ではまだきれいな下落トレンドであることはよくあります。
マルチタイムフレーム分析の視座を持つことで短期のノイズを無視し、上位足の強力なトレンドのもとで適切な判断を行うことが可能になります。
上位足に目線を切り替えたうえで波形を確認している様子は、動画の「12分4秒〜」で確認できます。
まとめ:失敗トレードを糧にして分析精度をアップデートしよう
今回のポイントをおさらいしましょう。
- ローソク足が確定するまでエントリーを待つのは上級者になるために重要なポイント
- テクニカル分析ベースでも重要指標の発表タイミングは把握しておくとよい
- エントリーする前にエントリーの方向とダウの向きが合っているかを確認するべし
- より長い時間足で環境認識を行うことでさらに適切なエントリーポイントを見つけられる場合もある
今回の投稿者の方のトレードは失敗に終わってしまったものでしたが、全戦全勝のトレーダーは存在しませんし、失敗トレードから学ぶことは数多くあります。
自分自身でトレードの問題点や改善点に気付くことはなかなか難しいと思いますので、今回のような企画を有効活用してみてくださいね。
次回の動画でも、あなたのトレードライフをより豊かにするためのヒントをお届けします。
お見逃しなく!
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