FXで脱サラは可能?為替初心者から再現性高く脱サラするステップ・コツを紹介!

「副業で始めたFXで今では本業よりも多くの収入を得ている」といった話を耳にすると、FXの収入で脱サラを目指したいと考える人もいるのではないでしょうか。

しかし、安定した収入を得られる仕事を捨てて、FXで生計を立てていくことを決断するためには、相当な覚悟と入念な計画が必要でしょう。

そこで本記事では、そもそもFXで脱サラは可能なのか、FXで脱サラする上で知っておくべきポイントなどについて解説します。

FXで脱サラは可能か?

FXで脱サラは不可能ではありません。ただし「運」や「センス」に頼る話ではなく、計画と検証、資金管理を前提にした継続できる環境があってはじめて現実味を帯びます。

再現性の核になるのは、①生活費の見える化、②手法とKPI(勝率×RRやPFなど)の設定、③想定ドローダウンへの備え、これらの3点です。

実際に元の仕事を辞めて、FXの収入だけで生計を立てている人の例は、枚挙に暇がありません。

仮に読者に皆さんが、以下のような状況に置かれていたとしても、正しいステップを踏まえることFXでの脱サラは可能です。

  • FXに関する知識や経験がない
  • 十分な資金がない
  • 自分にはFXや投資のセンスがないと思っている
  • 以前にFXで大負けしたことがある
  • トレードスキルを磨くために何をすればいいのか分からない

今の仕事を辞めて新しい仕事を始めようとする場合、事前に入念に計画を立てて数週間~数ヵ月かけて次のステップに進む人が多いのではないでしょうか。

FXでの脱サラも同様に、無計画に行って成功するほど甘いものではありません。

生活費の期間設計(例:12〜18ヶ月分の防衛資金)、小さく試す検証プロセス、損失が膨らんだ時のやめどきの基準までをセットで用意すること、これらがFXでの脱サラを現実的にする第一歩です。

FXで脱サラするまでの流れ・体験談

次節より、FXで脱サラするための方法やコツについて紹介していきますが、その前に1つ筆者の体験談を共有させていただきます。

FXで脱サラするまでの流れや、脱サラまでどれくらいの期間を要するかなど、参考にしていただければと思います。

脱サラを決意して実現するまでの流れ

あくまで一例にすぎませんが、FXで脱サラをするまでの流れは以下の通りです。

  • サラリーマン時代:仕事に嫌気がさし、自分の力で稼ぐことを決意する
  • FX初心者時代:様々な書籍や動画をインプットし、自分のトレードスタイルを(半年ほど)模索し始める
  • FX副業時代:毎月3~5万円程度で利益が安定し始める(運用資金100万円ほど)
  • トレーダー成長期:年間150万利益を3年連続で達成
  • 脱サラ一歩前:運用資金を拡大させ、利益の一部で生活費が賄えるようになる
  • 脱サラ後:FXの収入をメインとして、様々な事業に取り組み自由に稼げるようになる

筆者の場合、上記の流れで脱サラまで4年かかりました。

ご自身の家庭環境や、運用資金によって要する時間は異なりますが、兎にも角にも運用を始めないことには実現しえません。

どれだけスムーズに事が進んだとしても、年単位の時間を要することを覚えておきましょう。

FXで脱サラするために必要なもの

FXで脱サラするにあたり、必要なものは次の3点です。

  • FXの経験
  • 運用資金
  • マインド

時間に関しては、前節で紹介した通り、諸々の準備を含めて年単位を要することになります。

また特に重要なのは、FXの経験です。

できるだけ長い期間、相場の流れを体験して、生き残ってきた実績を積み上げると良いでしょう。

最後はマインドです。

(FXで脱サラできるには、才能に恵まれた一部だけ…)

と、簡単に諦めるべきではありません。

トレードのスキル・センスは諦めず磨き続けた先にしか得られない、ということを心に刻んでおきましょう。

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FXで脱サラするために必要なステップ・コツ

FXで脱サラするためには、必要なことをひとつずつ進めていくことが重要です。

FXでの脱サラを成功させるために必要なステップやコツを、以下で説明していきましょう。

ステップ1:生活必要資金を算出

FXでの脱サラを「成功」というためには、生活水準を今よりも落とすわけにはいきません。

そこで、今の生活を維持するためには毎月どれくらいの資金が必要なのか、細かく算出しましょう。

ザックリとですが、固定費で15万円、変動費で10万円の支出が毎月あり、多少貯金もしたいとするならば、毎月の生活に必要な資金はおおよそ30万円ということになります。

貯金の有無や多寡にもよりますが、算出した金額に近い金額をFXのトレードで平均的に稼げるようにならなければ、FXでの脱サラの入り口にも立てていないことを自覚しなければなりません。

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ステップ2:トレードスタイルを決める

安定的に稼ぎ続けるためには、トレードスタイルの確立が不可欠です。

FXにおける主なトレードスタイルとしては、以下の3点が挙げられます。

スキャルピング:数秒から数分の超短期トレード

デイトレード: 1日のうちにポジションを完結させるトレード

スイングトレード: 数週間から数か月で大きな値幅を狙うトレード

上記のトレードスタイルの中から、自分の性格やライフスタイルなどを考慮して選ぶとよいでしょう。

また、重要な点としては、脱サラ前後でトレードスタイルを変えないことです。

副業としてのFXと、専業としてのFXは難易度や心構えも大きく異なるため、脱サラ後の数年間は、手の内を広げず1つのトレードスタイルにコミットすべきでしょう。

ステップ3:過去チャートの検証

為替相場では、数年に一度の頻度で歴史的な大変動が起きており、それらに巻き込まれて退場する人は少なくありません。

そのため、そういった状況下ではどれくらい変動して、どのような人が生き残るのか、あらかじめインプットしておくことが重要になります。

例えば直近では、ドル円がたった1ヶ月で1,800pipsも下落する事態に陥りました。

 

この時、自分だったらどの時点で損切りしているか、トレンド転換に対応できているか、過去チャートを参考に深堀しておくとよいでしょう、

事前にシミュレーションができていれば、いざその事態に陥った際、被害は最小限で抑えられ、その後も専業とレーダーとしての活動を継続できるはずです。

ステップ4:デモトレードで実践

生活必要資金が把握できたら、デモトレードでかまわないのでその金額を稼げるかどうか、実践してみましょう。

おそらく、大半の人が実現できないという結果になると思います。

しっかりと勉強をしたり知識を吸収したりしている人の中には、デモトレードで理想的な成績を残せる人もいるでしょう。

しかし、それを「実際のお金で」かつ「専業で生活を懸けて」となった場合に、デモトレードと同じような成績を残せるとは限りません。

少なくともデモトレードでは生活必要資金を安定的に稼げるような状態を、まずは目指しましょう。

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ステップ5:メイン口座を3つ用意する

FXのトレード手法には、その都度自分自身の判断でトレードを行う「裁量トレード」もあれば、あらかじめ定めておいたルールに沿って自動的にトレードを行ってくれる「自動売買」もあります。

人によっては、2ヵ国の金利差によって発生するスワップポイントを目的としたトレードを行うこともあると思いますが、これらにはいずれもメリット・デメリットがあります。

FX1本で生計を立てる場合、「裁量トレード」のみでの実現は非常に難しいので、自動売買やスワップポイントも並行して運用することで収入とメンタルの安定につながるでしょう。

それぞれのトレードで利用する口座は分けておいたほうがよいため、メイン口座を3つ用意して運用するのがおすすめです。

各トレードでの収入比は人それぞれだと思いますが、最初は「4:4:2」の割合にするなど「裁量トレード」の割合をなるべく減らしておくと尚よいでしょう。

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ステップ6:レバレッジは5倍以下に抑える

FXでの脱サラが成功して生活が安定し始めると、「もう少し収入を増やしたい」と考えるようになるのも自然な流れです。

FXにはレバレッジというシステムがあるので、うまく活用すれば実際に動かす資産を大きく変えることなく、収入をより増やすことが望めます。

ただし、レバレッジを上げることは諸刃の剣でもあり、強制ロスカットになる可能性が高くなるため、資産を一気に減らしてしまう危険性も否定できません。

レバレッジを5倍以下に抑えておけば、緊急事態でも入金・損切り等の対策が間に合うので、最悪の事態は避けられるでしょう。

ある程度安定的な形での運用を継続したいのであれば、高レバレッジでのトレードは十分慎重に判断する必要があります。

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FXトレード手法別~脱サラ後に月20万円稼ぐプラン

自動売買、スワップポイント、裁量トレードは、それぞれ利益を得るためのポイントやコツが異なります。

それぞれのトレードで意識すべきポイントなどを、以下で説明していきましょう。

FX自動売買

FXの自動売買は、初心者でも始めやすい運用手法のひとつです。

設定さえしておけば、24時間自動でトレードを行ってくれるため、忙しい人や相場を読むのが苦手な人にも向いています。

特に月利1〜3%であれば、過度なリスクを取らずに達成できる範囲です。

では、目標月収を稼ぐにはどれくらいの運用資金が必要でしょうか?

目標月収月利1%月利3%月利5%
2万円2,000,000円約670,000円約400,000円
20万円20,000,000円約6,670,000円約4,000,000円
50万円50,000,000円約16,670,000円約10,000,000円
100万円100,000,000円約33,330,000円約20,000,000円

月利1%なら約2,000,000円(200万円)で月2万円、20万円を稼ぐには約2,000,000円 × 10=2,000万円が目安になります。

もちろん、運用成績は設定・相場状況・システムのロジックにより大きく変わります。実績のあるストラテジーを選び、稼働中も定期的にチェック・メンテナンスを行うことが成功のカギです。

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スワップポイント

FXにおいて「スワップポイント」とは、ポジション保有中に毎日発生する金利差調整額のことです。

高金利通貨(例:メキシコペソや南アフリカランドなど)を買い、低金利通貨(日本円など)を売ることでスワップポイントを日々受け取ることが可能です。

このスワップ益は 毎日積み上がるため、長期保有や複利運用と非常に相性が良い のが特徴です。

通貨ペア
スワップポイント
月20万円に必要な
保有量
特徴・リスク
MXN/JPY
16.0円
約417万通貨中南米の成長国。スワップ高水準だが、急変動リスクや政策の不透明感あり。
ZAR/JPY
15.0円
約444万通貨資源国通貨。金利は高いが、政治・経済リスクが常に付きまとう。
TRY/JPY
30.0円
約222万通貨超高金利だが、インフレ率や政情不安が極めて高く、為替の下落リスク大。

たとえば、月利1%をスワップポイントのみで狙うには、レバレッジを抑えつつ長期保有を前提にした戦略が求められます。

逆に、月利3〜5%を狙う場合は、ある程度のリスクをとってポジションを多めに保有する必要があります。

スワップポイントで生活は可能?月30万円稼ぐための必要資金は? スワップポイントで生活は可能?月30万円稼ぐための必要資金は?

裁量トレード

裁量トレードにおいては、勝率や損益比率と並んで「期待値」が極めて重要な概念です。

ここでは、1トレードあたり期待値が3pipsの裁量手法を用いた場合に、20万円の利益を得るために必要な条件を以下の観点から整理します。

  • 取引回数
  • ロット数
  • レバレッジ(目安)

条件1:1回のトレードで3pipsの期待値があると仮定

レバレッジ必要lot数必要トレード数(3pips×lot)
2倍0.1lot約6,667回
5倍0.25lot約2,667回
10倍0.5lot約1,334回
25倍1.25lot約534回

条件2:必要証拠金・レバレッジの目安(USD/JPY 150円の場合)

lot数1トレードの期待利益(3pips)20万円に到達するまでの回数
0.1lot約30円約6,667回
0.5lot約150円約1,334回
1.0lot約300円約667回
2.0lot約600円約334回

期待値3pipsというのは、現実的かつ再現性がある水準です。

ロットを上げれば回数は少なくて済みますが、その分リスクは避けられません。

大切なのは「この期待値が崩れない」状態をいかに維持できるか、という点です。

したがって、トレードの質の安定(ルール遵守・メンタル管理・検証の継続)が非常に重要になります。

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FXで脱サラする上で知っておくべきポイント

脱サラは「勢い」だけでは続きません。ここでは、独立前後の制度まわりや準備の考え方、資金面の目安を整理します。

どれも成績に直結する土台なので、手法選びより先に生活と運用を持たせる設計を固めていきましょう。

失業保険の受け取りは可能

退職後でも一定の条件を満たせば受給は可能です。ポイントは「就職する意思・能力があり、積極的に求職していること」です。

FXの収入そのものが即NGというわけではない一方、FXで生計を立てていて求職実態がない場合や、開業(自営)状態とみなされる場合は不支給となることがあります。

退職理由により待期・給付制限が生じるほか、収入がある月は日額の調整や申告義務が発生します。

実務は地域のハローワーク判断に依存するため、退職前に要件・必要書類を確認して段取りを決めておくのが安全です。

脱サラの準備に時間をかける

準備は“多いほど有利です。デモや過去検証で勝ち筋のKPI(勝率×RR、PF、最大DD)を固め、小ロットでフォワードテストを進めておきましょう。

また、

  1. クレジットカードや各種ローン等の審査系は在職中に済ませる
  2. 社会保険・年金の切替や確定申告の段取りを把握
  3. 退職時期を税・保険の区切りに合わせて最適化

といった生活オペレーションも前倒しで整えましょう。

最低半年分の生活資金を確保する

収支は月ごとにブレます。メンタルとロットを安定させるため、最低でも6カ月分、できれば12カ月分以上の生活費を独立前に用意しておくのが無難です。

生活費の取り崩しルール(例:利益の○%のみ充当)を事前に決める、最大DDを想定し運用資金と生活費は完全分離、成績悪化時はロット縮小/一時休止の客観基準を用意するなど。

こうした仕切りが、焦り由来の判断ミスを減らし、結果として成績の安定につながります。

法人化・税金面の話|FXで脱サラした後に考えるべきこと

FXで脱サラを目指す人にとって、「税金」の知識は避けて通れません。

特に年間利益が大きくなると、個人での申告よりも法人化を検討したほうが節税になるケースもあります。

このセクションでは、FXで独立・脱サラした後に考えるべき税金面の話や、法人化のメリット・デメリットを解説します。

個人でFXをする場合の税金

個人がFXで得た利益は、「申告分離課税」の対象です。

税率は所得税15% + 住民税5% + 復興特別所得税0.315%で、合計約20.315%が一律で課税されます。

また、FXの損益は「先物取引に係る雑所得」として扱われ、損失は3年間の繰越控除が可能です。

この制度は、毎年一定の利益を上げるトレーダーにとって強い味方になってくれるでしょう。

法人化することで節税できる?

「FX 脱サラ後に法人化した方が得なのか?」という疑問は、年間利益が数百万円を超えたあたりからよく持たれるようになります。

法人化すると、所得税ではなく法人税(約15〜23%)が課税対象になります。

また、給与所得控除や家族を役員にしての分散課税、退職金の積立といった個人にはない節税手段が使えるようになります。

さらに、法人であれば経費として認められる範囲が広がるため、オフィス代やセミナー費用なども計上しやすくなります。

ただし、法人には設立費用や社会保険料の負担、会計管理の手間などもあり、すべてのFX脱サラ希望者に最適というわけではありません。

FX法人化で節税になる?法人化のステップからメリット・デメリット、注意点まで徹底解説

脱サラ後に考えるべき税金戦略

FXで脱サラするなら、最初の数年は個人のままで運用し、利益が増えたタイミングで法人化を検討するのが一般的な流れです。

また、税理士に早めに相談しておくことで、「どこまでが経費として認められるか」「将来的に法人化すべきタイミングはいつか」など、的確なアドバイスを得ることができます。

稼いだあとの税金対策も、FX脱サラの成功には欠かせません。

FXでの脱サラ失敗を避けるために注意すべきポイント

脱サラ後は、たとえ短期で勝てても継続できる設計でなければ、いずれは行き詰まります。

ここでは、メンタルと資金を守るための実務的な注意点を整理します。

ポイントは、感情ではなくルールで動くこと、生活コストを膨らませないこと、そして定期的に相場から離れて頭をリセットすることです。

取引の成績に一喜一憂しない

一回ごとの勝ち負けに反応して判断を変えると、手法の検証も改善も進みません。

振り返りは日次の感想ではなく、週次や月次などあらかじめ決めた評価期間に基づいて行いましょう。

週次や月次の区切りで、損益の総額だけでなく、プロフィットファクターやリスクリワードの関係、最大ドローダウン、連敗数といったKPIを淡々と確認してください。

数値がしきい値を下回る状態が続くなら、ロットの縮小や一時休止へ切り替える、この流れを定型化しておくことで、感情のノイズを最小化できます。

他人の話に影響を受けすぎない

SNSや知人の戦績は、資金規模もリスク許容も前提が異なるため、そのまま自分に当てはめるほど軸がぶれてしまいます。

情報は必要最小限のソースに絞り、すぐに自分のルールへ取り込まず、確認する姿勢を徹底しましょう。

もし見直しが必要だと感じても、場中の思いつきで変えるのではなく、月末の定例レビューで検証結果とセットで反映するなど、一定の時間差を設けて下さい。

他人の話に影響を受けすぎずに、自分が信じた取引手法を突き詰めることを意識しましょう。

生活環境を大きく変えない

一時的に好調でも、住居費や車などの固定費を引き上げると、成績が崩れた局面でロットの縮小や休止に踏み切りづらくなります。

独立前に決めた生活費の枠と、利益を生活・積立・再投資にどう配分するかという使途ルールを、その後も一貫して守ることが重要です。

上げた生活水準は下げにくいという現実を直視し、身の丈に合わせて淡々と運用を続けることが、結果的に運用の自由度を守ってくれるでしょう。

FXから離れる時間を定期的に確保する

常時チャートに張り付くほど判断は粗くなり、疲労に気づかないままリスクを取りがちです。

週に一度は完全に相場から離れる日を設け、端末の通知も切って意図的にFXから離れると良いでしょう。

参加するなら指標前後など、自分が優位性を持てる時間帯に絞り、閑散時間は見ないと決めておく必要があります。

月次レビューの日は取引をせず、記録の更新と改善策の整理だけに集中する。休むことをルールとしてスケジュールに組み込むことで、長期戦に耐える判断力が維持できるでしょう。

まとめ:FXで脱サラするには準備と戦略が必要

FXを本業にして脱サラすることは決して不可能ではありませんが、思い付きや勢いでできるようなことではなく、しっかりとした準備が求められます。

FXには、「自動売買」「スワップポイントを目的としたトレード」「裁量トレード」といった大きく3つのトレード手法があるので、それぞれからバランスよく利益を挙げられる状態が理想です。

FXで継続的に収入を得るためには、安定したメンタルを維持することが欠かせません。

トレードの成績が悪い期間が多少続いてもメンタルに悪影響を及ぼさないように、ある程度の生活資金を確保する、クレジットカードやローンの契約は事前に済ませておくことなどを意識して、脱サラへのステップを進めていきましょう。