【FX初心者向け】勝てるようになるまでに実践すべきポイント5選

【FX初心者向け】勝てるようになるまでに実践すべきポイント5選

安定的に利益が取れるトップトレーダーも、当然ながら最初は初心者であり、始めから勝てていたわけではありません

勝てるようになるまでに実践してきたポイントが数多くあり、そしてそれらは共通しているのです。

また初心者が効率的に成長するためには、成功者から学ぶこと、つまり彼らが実践してきたポイントを取り入れることです。

そこで本記事では、SNSやYouTubeで活動するトップトレーダーを参考に「FX初心者が勝てるようになるまでにやるべきこと」について紹介していきます。

FX初心者が意識すべきポイント

ここでは、FXに本格的に取り組み始める前段階として、初心者が意識しておくべきポイントについてお伝えします。

以下の点を踏まえておくことで、初心者特有の挫折を防げるようになるはずです。

その1:FXは正しく努力すれば結果が出る

まずは「FXは正しく努力することで結果が出る」ということを覚えておきましょう。

FXはゼロサムゲームであり、相場の状況や運要素もあるため個人が稼ぐことは難しいと思われがちですが、努力を重ねた結果として突き抜けたトレーダーが存在することも事実です。

「才能」という言葉に甘えるのは簡単ですが、まずは「自分にはこれが限界だ」と断言できるまで試行錯誤を継続してみてください。

おそらく多くの方が、本記事でより紹介する「勝てるようになるまでに実践すべきポイント」を意識することで、早々に勝てるようになるでしょう!

その2:成長のブレイクスルーは突然起こる

FXに限った話ではありませんが、努力による成長は日々感じられるものではありません。

努力した分だけ稼げるようになれば話は簡単ですが、実際のトレードスキルはほぼ毎日横ばいです。

そのため「努力したのに一向に成長を感じられない」というような思いをすることもあるでしょう。

しかし成長のブレイクスルーは常にその先にあり、それを乗り越えた者でしかたどり着けない境地があります。

自分にはFXの才能がないのかも…と諦めてしまう前に、まずは本当にあらゆる努力を尽くしたのか、振り返ってみるとよいでしょう。

ステップ1:損切りに慣れる

勝てるようになるまでに重要なポイント

初心者にとって最大の壁が「損切り」です。

負けを自ら認めるのは誰しも辛いものですが、これ以上を損失を広げないためにも、損切りは徹底しておかねばなりません。

まずは目先の利益や収支に捉われるのではなく、何も感じなくなるまで損切りに慣れていきましょう

逆指値」を仕込むことも一案ですが、メンタル強化のために「成行」で決済していくことをおすすめします。

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損切りは「資金を守る」ためだけではない

初心者にとって損切りは、単に「資金を守る」ためだけではありません

損切りできないポジションがあるというこは、資金が拘束されている状態。つまり新規に注文を出しにくい状況です。

そのためトレード回数も制限されることになりますが、そうなると今度は、初心者にとって利益よりも重要な経験値が得られないのです

精度の高いエントリーを習得するためには、本番口座でのトレード回数は不可欠となりますので、勉強代と割り切って惜しみなく損切りしていきましょう。

損切ポイントをあらかじめ明確にする

損切は重要ですが、損切行為や回数を重視すべきではありません。

不要な損切を重ねていればいつまで経っても稼げず、損切しないことで助かるケースも多々あるからです。

重要なのは、どういった展開や局面になれば損切りすのか、あらかじめ明確にしておくことです。

含み損が大きくなったタイミングで慌てるなど、何か起きてから判断するのは得てして良い結果を生みません。

ステップ2:手法(インジケーター)を限定する

勝てるようになるまでに重要なポイント

目移りせず1つの手法だけを頼って、エントリーから決済まで済ませるようにしてください。

FXで勝つための手法は無数に存在しますが、それら1つ1つは極めることで真価を発揮します。

例えば以下のチャートの赤枠で囲った部分では、ゴールデンクロスが確認でき、ロングのチャンスと言える状況です。

一方でボリンジャーバンドの3σに接触しており、ローソク足が跳ね返されそうな様子。この状況では、一体どちらを信用するべきなのか定かではありません。

もちろん、これら2つを組み合わせた手法を用いる人もいるでしょう。

しかしゴールデンクロスを極めた人、あるいはボリンジャーバンドを極めた人からすれば、見え方が異なり、より精度の高い状況判断ができるはずです。

まとめると、AとBの手法があったとして「この状況ならA」「この状況ならB」と使い分けるよりも、まずは1つの手法を決めて突き抜けることを目指してみてください。

トレンド系とオシレーター系を併用する

インジケーターは、トレンド系とオシレーター系を併用するようにしてください。

それぞれ役割が異なり、トレンド系は文字通りトレンドの出現や強弱を示すもの、オシレーター系は買われ過ぎ・売られ過ぎ、相場の過熱感を示すものです。

どちらも用途が異なるため、それぞれを組み合わせて1つの手法と認識しておいてください。

ただし、種類を増やしすぎて複雑化させないよう注意が必要です。

複雑化させても勝率が上がるわけではなく、手法の習得に時間を要するリスクが考えられます。

スキャルピングで1000回以上練習すべし

1つの手法(インジケーター)を極めるのであれば、少なくとも1000回以上はスキャルピングで練習を行うことをおすすめします。

上でも紹介したように、トレード回数をこなすことで経験値が貯まり、スキャルピングの環境下で培った経験はどの時間足に移っても役立つからです。

こちらの記事でも紹介している通り、トレードを上位足のみに限定することで勝ちやすくなるのは事実ですが、効率的に成長したいのであれば、やはりスキャルピングは欠かせません。

ローソク足が形成されるまでの流れを1000回以上も身体に叩き込むことで、多くの初心者が抱える「早すぎたエントリー」を回避できるようになるでしょう。

ステップ3:一週間単位で勝負を考える

勝てるようになるまでに重要なポイント

スキャルピング・デイトレード・スイングトレード、これらのトレードスタイルにかかわらず一週間単位で勝ち負けを判断していきましょう。

特に初心者の方にありがちなのが、その日のみの収支で勝敗を判断してしまうことです。

そうなると運悪く連敗してしまった時、損失を取り戻そうと次の勝負を無理やり遂行してしまう可能性が高くなります。

頼るべきトレード手法を遵守できなくなってしまい、さらに負け続けるという悪循環に陥るでしょう。

日足・週足を上手く活用すべし

上位足のトレンドに逆らわないこと」これを覚えるだけでも、勝率は大きく改善されるでしょう。

どうしても勝てなくて辛い…という方は、日足や週足といった上位足を基準にポジションを持ってみてください。特にレンジ相場を形成しやすい通貨ペア(NZD/USD、CAD/JPYなど)がおすすめです。

チャートを見てみればわかりますが、どこかのタイミングでほぼ確実に含み益を抱える瞬間がありますので、それまで持ち続けるというのも一案です。

ただし数百pips以上の逆行も普通に起こり得ますので、大きな変動に耐え切れるよう、レバレッジは控えめにしておく必要があります。

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ステップ4:トレードノートの習慣

勝てるようになるまでに重要なポイント

「トレード手法を遵守できたか」「優位性はあったのか」「勝てる手法なのか」これらを確認するために、トレードノートを書く習慣を持ちましょう。

目に見える形で残すことで自信につながり、その後もトレード手法を徹底できるようになるはずです。

また、なぜ今まで勝てていなかったのか、その答えは必ずトレードノートの中で見つかります。

後から冷静な状態で振り返ってみると、いかに勿体ないトレードをしていたのか、伸び代にも気づけるでしょう。

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習慣化成功の鍵

トレードノートの習慣化を成功させるためには、「TradingView」等のチャートツールが非常に役立ちます。

トレードノートの機能がデフォルトで備わっているため、エントリー時の根拠や理由などを、こと細かく記していくと良いでしょう。

またTradingViewには他にも様々な機能が搭載されており、無料で使えるチャートツールの中では屈指のパフォーマンスを有しておりますので、ぜひ日々のトレードに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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ステップ5:バイアスの克服

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勝てるようになるまでに重要なポイント

FXはお金を稼ぐための手段であり、最初から負けることを想定してトレードする人は滅多に居ないでしょう。

しかしそうなると、勝つイメージが先行するあまりバイアスが掛かってしまい、物事を全て都合よく考えるようになります

偏見や先入観で物事を観察しないための方法は1つしかありません。常に批判的な思考を持ち、物事を複眼的に見るよう意識することです。

自分の持っているポジションを正当化させるために、都合の良い情報のみを集め、投資材料を都合よく解釈し都合の悪い情報は軽視する。

こういった自己正当化バイアスは、個人投資家が陥りやすい心理傾向であり、克服しない限り勝てるようにはなりません。

休むも相場

日本人国民性の1つに、「何かをしなくてはならない」というバイアスがあります。

幼少期からは学業、大人になってからは仕事など、いかなる状況においても何かしら行動を起こして結果を求められる環境で育つ人が殆どでしょう。

そのためかポジションを持っていない状況になれば、「早くエントリーして利益を出さなければ」という焦燥感が生まれやすくなります。

ロングやショートだけでなく、手を出さず様子見することも立派な戦術であることを意識して、期待値の高いエントリーを狙いすましていきましょう。

ポジションを持っていない状況だからこそ、自己正当化バイアスから解放された状態で相場を観察できるようになるはずです。

まとめ:弱点を克服すればFXは勝てる!

FXの実力は、費やした時間に応じて上達するわけではありませんが、努力を継続することで必ず伸びていきます。

本記事では、勝てるようになるまでに実践すべきポイントについて紹介しましたが、いずれも簡単に攻略できるわけではありません

最後まで諦めず「FXで稼ぐこと」に本気になれるトレーダーだけが、徐々に勝てるようになるということを忘れないでください。

以上、参考にしていただければ幸いです。