仮想通貨はギャンブル?初心者はFXと仮想通貨どっちが効率的に稼げる?

仮想通貨はギャンブル?初心者はFXと仮想通貨どっちが効率的に稼げる?

FXと仮想通貨、どっちを選べば効率的に稼げるでしょうか?

「通貨取引」という観点から見れば、どちらも同じようなものだと思われるかもしれませんが、リスクの大きさも稼ぐ難易度も両者は大きく異なります

巷では、FXも仮想通貨もギャンブルのようなマイナスイメージを持たれがちですが、なぜそう言えるのか論理的に説明できる人はそう多くいないでしょう。

本記事では、投資初心者が始めるならFXと仮想通貨どっちを選ぶべきか、この問題について深掘りしていきたいと思います。

結論:仮想通貨よりもFXを選ぶべし

最初に結論から述べると、FXと仮想通貨の両者を比較した場合、FXの方が稼ぎやすくなると断言できます

なぜなら仮想通貨は、短期間で大きく稼げる可能性があるものの、それ以上に数多くの難題が待ち構えているため、投資対象というよりもギャンブルであると認識すべきなのです。

FXの稼ぎやすさについては記事後半から解説するとして、まずは次節より「仮想通貨では稼ぎにくいとされる理由」について、1つずつ詳しく解説していきます。

仮想通貨では稼ぎにくいとされる理由5選

理由1:ボラティリティが大きすぎる

ボラティリティとは、値動きの激しさのことです。

その一例として、仮想通貨の代表格であるビットコインのチャート(2021年~)をご覧ください。

1ヶ月ごとに数百万円の規模で変動することもあり、700万円に到達したかと思えば、現在はピーク時の1/3まで価値を落としています。

法定通貨は国家が調整を行うがゆえに値動きの範囲も限られますが、仮想通貨は1日で数十%の価格変動も珍しくありません

短期間で大きな利益を手にする可能性がある一方で、失う時もまた一瞬、一部の限られた天才以外の投資家にとっては、ギャンブル的なトレードにしかならないのです。

理由2:インターネットが抱える脆弱性

仮想通貨とは、その名のとおり「仮想の通貨」であるため、FXのように実在する貨幣を取引するわけではありません。

インターネット上に存在するデータを通貨として取引する形態になりますので、仮想通貨の取引所がきちんと機能していなければ、不測の事態に陥ります。

例えば2018年、仮想通貨取引所「コインチェック」が引き起こした事件では、そのセキュリティの甘さにより、「NEM(ネム)」と呼ばれる仮想通貨が総額580億円分ハッキングされています。

さらに驚くべきことは、FXとは異なり、国や銀行のように補償が義務付けられていないという点です。

つまり何らかの不祥事、予期せぬアクシデントで仮想通貨が口座から消失してしまっても、返ってくることはなく泣き寝入りするしかないのです。

理由3:詐欺の横行

仮想通貨は大別すると2種類あり、上でチャートを紹介したビットコインと、それ以外のアルトコインがあります。

このアルトコインも含めると、仮想通貨の数はなんと2022年現在で18000以上が存在し、世界の通貨の種類が約180であることを考えると、およそ100倍の数です。

これだけ数があると問題も頻発しており、国民生活センターによると、2018年に仮想通貨の詐欺トラブルを相談した人の数は、およそ3500件にもなります。

そこから件数は減っているとはいえ、毎年コンスタントに1500人程度の数が相談に足を運んでおり、こういった事実を踏まえると、投資初心者がうかつに手を出せる代物ではないと言えるでしょう。

理由4:バフェットも仮想通貨には否定的

ビットコインはリターンを生まない」という理由から、ウォーレン・バフェット氏も仮想通貨には否定的です。

他にも仮想通貨について「価値のない妄想だ」とも述べており、将来的な崩壊は明らかとの見通しが立てられています。

通貨や株式であれば、その信用は発行元である国や企業が担保しますが、仮想通貨は良くも悪くも何の後ろ盾も持ちません

大衆の興味が薄れてしまえば途端に価値を失ってしまうので、資産形成の軸として仮想通貨は選ばない方が良いでしょう。

理由5:課税が重すぎる

仮想通貨の税金は、他の所得と合算して税率を定める「総合課税」に分類されます。

また総合課税は、所得税と住民税に分けて納めなければならず、所得税は所得に応じて税率が変動する「累進課税」となっています。(以下表参照)

所得額所得税率控除額
195万円以下5%0円
195万円を超えて330万円以下10%9万7500円
330万円を超えて695万円以下20%42万7500円
695万円を超えて900万円以下23%63万6000円
900万円を超えて1800万円以下33%153万6000円
1800万円を超えて4000万円以下40%279万6000円
4000万円超え45%479万6000円

上表を見て分かる通り、所得によって税率は大きく異なります。

仮想通貨は大きなボラティリティを持つゆえに、一攫千金を狙いやすい市場と言えますが、仮にその恩恵を受けて年収1億円を達成したとしても、そのうち約半分は税金で持っていかれるというわけです。

なぜFXは稼ぎやすいと言えるのか

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ここまで仮想通貨で稼ぎにくい理由について解説してきました。

とはいえ、それだけでは「FX>仮想通貨」と結論付けることはできませんので、本節よりFXの稼ぎやすさについて述べていきます。

  • 練習すれば実力で勝てるようになる
  • 自動売買やスワップポイントなど、個人技量に関係なく稼ぐことも可能
  • レバレッジによって資金効率を調整できる
  • 高性能チャートツールやインジケーターなど、勝ちやすい環境が整っている
  • 取引対象である通貨の価値は、発行元の国によって信用が担保されている

FXの稼ぎやすさについては主に上記5つ、それぞれ順に解説していきます。

理由1:練習すれば実力で勝てるようになる

FXはトレードの練習、資金管理やメンタルをトレーニングを重ねることで、着実に成績が改善されていきます。

才能や技量に完全に左右されるわけではなく、努力次第で勝てるようになるという点が大きな魅力です。

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理由2:個人技量に関係なく稼ぐことも可能

FXは、スワップポイント狙いの運用や、自動売買ミラートレードなど、個人の技量に関係なく稼げる手法も確立されています。

それゆえに、初心者も戦う土俵を吟味することで、初月から利益が取れるようになるわけです。

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理由3:レバレッジによって資金効率を調整できる

レバレッジによって、自己資金の最大25倍までの金額を運用することができます。

資金効率も高く、なおかつ少額資金からでも取り組めるのは、FXを除いて他にありません!

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理由4:勝ちやすい環境が整っている

FXでは練習するためのデモトレードツール、分析するための高機能チャートツール、バリエーション豊かなインジケーターなど、勝つための環境が整っています。

誰でも無料で手にすることができるので、あとは挑戦あるのみ!稼げるかどうかは才能の問題ではなく、努力の占めるウェイトの方が遥かに大きいということを覚えておきましょう。

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理由5:取引対象である通貨の価値

FXの投資対象である「法定通貨」は、発行元である国家が管理することになるため、いきなり無価値になるようなことはありません。

また1つの通貨に需要が偏りすぎないよう、国と国が手を結んで調整を行うため、価値が一定水準に保たれたり、予想しやすくなるといったメリットがあります。

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まとめ:堅実に稼ぐならFX!一攫千金なら仮想通貨

仮想通貨は、元の価格が数十〜数百倍にも膨れる可能性があります。

しかしそれは宝くじを当てるようなもので、完全なる運次第、そこに再現性はありません

一方FXであれば、実力で勝つことも、またシステムや時間の力を借りて稼ぐことも可能になりますので、稼ぐハードルは低いと言えるでしょう。

そのための具体的な方法やマインドについて、本サイトでは引き続き発信して参りますので、今後とも参考にしていただけると幸いです。