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・損切りを徹底せよ！
・資金管理が全て！
・無駄なエントリーはするな！
などなど、本記事では当たり前のアドバイスを言うつもりはありません。
上記の文言は結局のところ理想論であって、実行するにしても相応の力量が求められるからです。
皆さんが本当に知りたいのは、ある程度の再現性を確保した上で、大きな改善が期待できる何かではないでしょうか。
そこで本記事では、皆さんのトレードに深みが出せる、目から鱗の「勝てるきっかけ」をマインド編・テクニカル編に分けて紹介していきたいと思います。
目次
FXで勝てるようになったきっかけ（マインド編）
１：デイトレード・スキャルピングを辞める
デイトレードやスキャルピングといった短期売買は、どちらかと言えば上級者向けのトレードです。
一方長期足をベースにしたスイングトレードは、トレンドの形成やインジケーターも明確で読みやすく、短期売買よりは勝ちやすいフィールドであると知られています。
現状勝ててない人はデイトレードやスキャルピングを辞めて、上位足だけに注目して長期目線でトレードしてみてください。
上位足の大きな値動きに耐え切るためには、相応にレバレッジを抑える必要がありますが、ローリスク・ローリタンの運用で、まずは相場で生き残ることを優先すべきなのです！
２：希望的観測に気づく
「レンジ相場だから戻ってくるはず…」
「ポジションを持ち続ける限り負けではない…」
こういった希望的観測は、得手して良い結果をもたらしません。
傷口を広げ、最終的には退場に追い込まれてしまう前に、どのような状況になれば撤退すべきか、シナリオをあらかじめ決めておきましょう。
自分で損切りできないと言うのであれば、逆指値を設定しておくのも一案です。
FXの失敗を防ぐ最後の砦！逆指値注文の使い方・活用法について ３：プラススワップのエントリーに絞る
損切りに抵抗があるのなら、含み損を金利で賄えるようプラススワップのエントリーに絞ってみてはいかがでしょうか。
含み損を相殺できるまでスワップポイントを貯め続ければ、損切りを行わずともプラス収支の達成は可能です。
また最近の円安情勢からも分かる通り、金利の高い通貨ほど需要が高まります。
通貨の利上げは上昇トレンドの起点になることも多く、早期からプラススワップのポジションを仕込むことで楽々勝ち切れるでしょう。
４：損切りしない
ポジション握力に自信があれば、プラ転するまで損切りしないという方針も一案です。
というのもFX相場は、値動きの7割がレンジ相場と呼ばれる一定の範囲内を行き来する相場であり、長期的に待ち続ければいずれはプラ転する可能性が高いからです。
実際、NZD/USDは10年以上も0.600~0.800のレート帯を推移しており、レンジ下半分でロング、レンジ上半分でショートとすることで、その後は必ずプラ転を迎えています。
投資において損切りしないという選択は一見無鉄砲にも思えますが、きちんと資金管理できるのであれば、それもまた立派な戦略なのです。
FXで損切りはしない方がいい？損切りなしでも〇〇さえあれば勝てます！ ５：FXで勝つのは簡単であることを知る
もっとも重要なことは「FXで勝つのは簡単である」ということを知ることです。
FXで勝てるのはごく一部だけ…と誤ったイメージが浸透していますが、FX会社の調査によれば約6割が年間収支をプラスで終えています。
きちんと学ぶことで誰でも稼げる可能性があることを知れば、モチベーションも損なわれず、チャート分析や検証等の努力も苦になりません。
難しそうだから…自分には才能がないから…と諦めるよりも、まずは挑戦すること、特にここまで紹介してきた１〜４のポイントを試してみはいかがでしょうか。
FXで勝てるようになったきっかけ（テクニカル編）
１：エントリーパターンを1つに絞る
FXのエントリーパターンは「数」ではなく「精度」がもっとも重要です。
1つのパターンを極めることで勝率が高くなれば、あとはロットの調整でいくらでも稼ぐことができます。
中途半端で底の浅いエントリーパターンを3つ4つ試すよりも、たった1つの武器で十分であるということを覚えておきましょう。
また、どんな手法を極めるべきか悩んでいる方は、以下の記事で紹介する「パーフェクト・オーダー」がおすすめです。
読みやすく精度も高い、まさに初心者にうってつけのエントリーパターンになりますので、是非試してみてください！
FXのパーフェクトオーダーとは？メリットやおすすめの期間設定について解説 ２：デモトレードは使わない
練習の一環としてデモトレードを活用する人も多いのではないでしょうか。
本番と同じ環境、同じ取引ツールを用いて練習することで勝率を高められるかも…と多くの人は考えますが、デモトレードだけで勝てるほどFXは甘くありません。
なぜならデモトレードでは、基本的な操作を学ぶことはできても、メンタル管理や損切りの辛さを味わうことはできないからです。
トレードスキルを伸ばす最も効率的な方法は、とにかく実戦で経験を積むことであり、小ロットでもいいので身銭を切って本番を体験することなのです。
デモトレードは意味がない!?FX初心者が意識すべきポイントとは ３：裁量トレードをしない
テクニカル分析を学び、インジケーターを頼りにしたところで、個人の技術やセンスに依るところが大きく、必ず勝てるわけではありません。
むしろ「全てを自動売買に任せて自分は見守るだけ」というスタンスの方が上手くいく可能性も高いです。
最近は、専業トレーダー同様のテクニカルノウハウを搭載した優秀なEAや、トレードを完全に模倣できるミラートレードなど、トレードを代用できる環境が揃っています。
自力で勝てるきっかけが掴めないのであれば、他力を頼って勝てるきっかけを見出してみてはいかがでしょうか。
ミラートレードって？利用方法からメリット・デメリット、勝率を挙げるポイントと注意点まで徹底解説 まとめ：諦めない姿勢が勝てるきっかけを生み出す！
FXの実力は、費やした時間に応じて上達するわけではありません。
練習しては何度も壁にぶつかり、それを乗り越えたと思ったらまた次の壁が現れ、自分には才能がないかもしれない…と後ろ向きな気持ちになることもあるでしょう。
本記事では、FXで「勝てるようになったきっかけ」について解説しましたが、それらについても万人に当てはまるというわけではありません。
結局は最後まで諦めず、試行錯誤を繰り返せるトレーダーこそが「勝てるようになったきっかけ」を掴むことを忘れないでください。
以上、参考にしていただければ幸いです。
