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FXを行う上で、知っておいて損がないのが「ボラティリティ」です。
なぜ知っておくべきなのか?
その答えは、「稼げる利益とエントリー判断」に、直結しているからです。
稼ぐトレーダーは必ず意識しているボラティリティを、今回は詳しく解説したいと思います。
目次
ボラティリティとは
ボラティリティを簡単に説明すると「値動き」のことです。
値動きが激しいときは、ボラティリティが高い、またはボラティリティが大きいと言います。
逆に値動きが少ないときは、ボラティリティが低い、または、ボラティリティが小さいと言います。
実はこのボラティリティは、その時々の状況による。
と、いうだけではなく通貨ペアごとに特徴があるので、続いては、通貨ペアとボラティリティについて解説したいと思います。
通貨ペアとボラティリティ
ボラティリティは、大きなニュースや経済指標の影響で、大きく動くことはありますが、通貨ペアによっても、動きに特徴があるんです。
ボラティリティの大きな通貨として有名なのが、ポンドです。
ポンド円に始まりポンドドル、ポンドオージーなど、ポンド絡みの通貨ペアは、1日のボラティリティが80~100pips程度と、高い傾向にあります。
逆にボラティリティが小さいのが、ドルです。
特にドル円やユーロドルは、1日で50pips程度しか動かないので、ポンド絡みの通貨ペアに比べると、かなり小さい値動きだといえます。
では、ボラティリティを実際のトレードにどう活かせばいいのか?
続いてはそちらを解説したいと思います!
ボラティリティの活用法
記事の冒頭で、「稼ぐトレーダーが必ず意識するのがボラティリティ」とお伝えしましたが、稼ぐトレーダーたちは、このボラティリティをトレードするかどうかの判断に使っていることが多いんです。
先ほど、ドル円は1日に50pips程度、動くとお伝えしました。
それを踏まえると、あなたがドル円を見たときに、すでに40pips動いていたら、もう残りのボラティリティは10pips程度だと考えられますよね。
エントリーしても10pipsしか利益を狙えない通貨ペアでトレードしようとは、さすがに思いません。
ボラティリティとは、単純に値動き、というだけでなく、「利益の期待値」としても、見ることができるんです。
なので、稼げるトレーダーは、自分がトレードするときに、すでにどれくらい動いているのかを見て、トレードするかどうかを決めているんです。
ボラティリティの判断は、前日の値動きを参考にして見てください。
前日に100pips動いているのなら、そこから現時点でのボラティリティを差し引いたpipsを、その日の期待値ととらえることは可能です。
もう一つの方法は、平均から比べてみることです。
過去5日間のボラティリティの平均から、今日の値動きを差し引いてみる、もしくは過去25日間の平均でも問題ありません。
相場によっては「ボラティリティが小さい日が続いていたと思ったら、いきなり大きく動いた」ということもよくありますから、そういったチャンスを見逃さないためにも、過去の平均と照らし合わせることも有効です。
FXのボラティリティ:まとめ
自信満々にエントリーをしたが、あまり相場が伸びなかった。
こういったことの原因は、ボラティリティだったのではないでしょうか。
最後にボラティリティの注意点として上げたいのが、ボラティリティが大きい=リスクも大きい、ということです。
ボラティリティが高ければ、その分利益を期待できますが、逆に言えば、逆行したときも、それだけ伸びてしまうんです。
利益と損失は表裏一体。
長く安全にFXを続けていくためにも、損切と資金管理の意識は、常に持っておきましょう!