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次のうち、皆さんはどちらの悩みをお持ちでしょうか?
(将来に向けて、安定した資産を蓄えておきたい!)
(将来ではなく今、コツコツ堅実に稼ぎたい!)
それぞれの悩みに合わせて、FXと株式投資のどちらに向いているのか変わってくるでしょう。
本記事ではFXと株の違いを中心に、どちらがより稼ぎやすいのかについて解説していきたいと思います。
目次
稼ぐために知っておきたい!FXと株の違い5選
違い1:取引対象
株式投資は取引の対象が企業銘柄となっており、企業の発展と連動した銘柄の値上がり益を目的とします。
また最近では個別銘柄だけではなく、多数の銘柄を組み合わせたETF(Exchange Trade Fund)も主要な取引対象です。
世界経済の発展に結びつき、プラスサムゲームと呼ばれる株式市場では、長期保有によって安定した資産形成に取り組めるでしょう。
一方FXでは、各国の通貨が取引対象です。
特徴としては、国家そのものが管理を行っているため、株式よりも価値が保たれやすいといった点が挙げられるでしょう。
また安く買って高く売ることだけでなく、高く売って安く買い戻すことも可能であり、値上がり・値下がりどちら為替差益を狙うことができます。
違い2:取引時間
株式投資の場合は、取引時間がAM9:00〜11:30(前場)PM12:30~PM15:00(後場)に限られます。
平日のみの開場で、証券会社がお休みになる祝日は取引することができません。
そのため日中忙しく働くサラリーマンの方にとっては、頻繁に売買することが難しくなるでしょう。
一方FXの場合は、平日24時間いつでも取引可能であり、個人の生活スタイルに合わせて取り組むことができます。
取引が活発になる時間帯!FXにおけるアメリカ時間とは?特に日本時間の21時以降は、海外主要都市の市場が開かれ、値動きも活発になるタイミングです。
スマホ1つあれば稼ぐことができるため、年代問わず人気の副業であることについても、納得できると言えるでしょう。
違い3:レバレッジ
レバレッジとは「てこの原理」のことであり、投資においては「証拠金を担保として自己資金以上の金額を運用する」ことを意味します。
このレバレッジこそがFX最大の魅力であり、最大25倍のレバレッジを活用することで、株式投資よりも遥かに高い運用パフォーマンスを実現できるでしょう。
一方株式投資では、「信用取引」を利用することで自己資金の約3.3倍までを取引で扱えるようになります。
とはいえFXと比べると倍率が低く、また利用するための審査や、銘柄を保有できる期間に制限が加わることから、そこまで大きなメリットは感じられないでしょう。
違い4:相場の性質
株式投資がなぜ多くに親しまれているのか、その原因は株式相場の持つ性質にあります。
株式の相場は長期的に見れば上昇トレンドであり、日経株価平均・ダウ平均・S&P500など代表的な株価指数は、軒並み右肩上がりのチャートを形成しています。
世界経済は常に発展し続けており、企業の時価総額も上がり続けることになりますので、市場参加者の持つ資産も膨らみ続けるプラスサムゲームになるのです。
一方FXの相場は、相場全体の利益と損失が相殺されるゼロサムゲーム、あなたが稼いだ利益は誰かの損失ということであり、その逆も然りです。
敗者が生まれなければ勝者も生まれない、完全なる弱肉強食の世界と言えるでしょう。
違い5:変動幅(ボラティリティ)
変動幅にも、それぞれ大きな違いがあります。
まずFXの場合、1日の値動きが1%以内に収まることが多く、世界的なニュースやビッグイベントがあったとしても、その値動きは3-4%程度にとどまります。
しかし仮に小さな値動きだったとしても、レバレッジやロットによって口座内の資金は大きく上下することになるでしょう。
一方株式投資の場合、ストップ高・ストップ安といった1日における変動の制限があるものの、銘柄によってはFXより大きく動くのが特徴的です。
1年で10倍以上になる銘柄も珍しくなく、ごく少数ですが1年で100倍となる銘柄も存在しました。
とはいえ、銘柄の企業が倒産すれば株式は紙くず同然となるため、大きく跳ねる銘柄を探すのは、簡単ではないといえるでしょう。
稼ぎやすさは断然FX!FXと株の稼ぎやすさの違い
さて、前節で解説したように、株式投資は比較的長期向けの運用であり、短期で効率良く稼ぎたい人にとってはFXをおすすめします。
では、なぜそのように言い切れるのか、本節ではその理由について詳しく解説していきたいと思います。
理由1:初心者でも勝ちやすい仕組み
FXはゼロサムゲームであり、相場には機関投資家や専業トレーダーが存在している以上、素人では勝ち続けることが困難に思えるかもしれません。
しかし実際には、仮に初心者を含めたとしても、個人トレーダーの多くが勝ち越しているということをご存知でしょうか?
外為どっとコムが調査したところ、個人トレーダーの収支具合について、以下の結果が明らかとなっています。
相場にはプロが存在しているにもかかわらず、なぜ多くの個人トレーダーが勝てているのか…その理由としては個人でも稼ぎやすい環境が揃っているためです。
自動売買・ミラートレード・シストレ等を活用すれば、スキルと関係なく稼ぐことが可能。
また分析や検証を行うにしても、デモトレードやMT4のような高性能ツールを誰でも簡単に利用でき、努力次第ですぐにでも初心者を脱却できるでしょう!
理由2:相場の方向性に捉われない
株式投資の場合は、銘柄の値上がり益を狙うため、チャートが上向きとなる好景気時でなければ稼ぐことはできません。
一方FXの場合は、買い注文・売り注文といった具合にエントリーの方向性が選べるため、チャートの形状にかかわらず利益を狙うことができます。
また、たとえ為替差益が取れなくとも、ポジションを保有し続けることでスワップ金利(スワップポイント)で稼ぐことも可能です。
スワップポイントの計算方法は?その仕組みと注意点を解説このように、相場の方向性や環境にかかわらず利益が取れるという点も、初心者が稼ぎやすい理由の1つと言えるでしょう。
理由3:レバレッジとレンジ相場
FX相場の7割は、「レンジ相場」と呼ばれる一定の値幅を行き来する値動きになります。
つまり、仮に含み損を抱えたとしても、待っていれば同じ水準まで回復する可能性は高く、損切りしなければ負けたことにもなりません。
「待つだけ」で勝てる可能性は高いものの、銀行や証券会社といった機関投資家は決算期を抱えているため、「待つ」という戦略が取りにくく、ここに個人トレーダーの勝機があります。
また含み損に耐え切るためには、潤沢な資金が必要になりますが、多くの人にとって資金に余裕があるわけではありません…しかしこの問題もレバレッジの活用によって解決可能!
株式投資とは違って負けにくく、手堅い運用をお望みならば、ぜひFXに挑戦されてみてはいかがでしょうか。
まとめ:FXか株か…目的と運用方針から選ぶべき!
本記事ではFXと株の違いについて、以下のポイントを中心に解説しました。
- FXと株の違い5選
- FXと株に稼ぎやすさの違いについて
資産運用としてFXを始めるべきか、株式投資を始めるべきか、その答えは皆さんの運用方針から選ぶ他ありません。
ただ資金が多ければ多いほど稼ぎやすくなるという点においては、全ての投資において共通していると言えるでしょう。
そこで資金が少ないうちはFX、まとまった資金ができれば株式投資といった具合で、徐々に運用の軸足を移してみてはいかがでしょうか。
以上、参考にしていただければ幸いです。