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「FXは勝てるわけがない」こういった文言を聞いた、あるいは呟いた人は結構多いのではないでしょうか。
なぜこういった言葉が出るのかというと、実際にFXで勝てていないから、ということになります。
ただ、「FXは勝てるわけがない」と思いつつも、それが自分だけなのか他の人も同様なのか、なかなか判断が難しいところです。
そこで本記事では、この言葉の真偽についての追求と、どうすれば勝てるようになるのかについて、解説していきたいと思います。
目次
「FXは勝てるわけがない」は本当？
最初に結論からお伝えすると、「FXは勝てるわけがない」は誤りです。
正しいやり方を知って試行錯誤していくことで、きちんと収支は改善され、次第に勝てるようになります。
ただ、勘違いすべきでない点としては、誰しもが勝てるようになるわけではない、ということです。
というのも、間違ったやり方でトレードしても勝てるはずがなく、そして間違っているかどうかは、自分ではなかなか気づけないからです。
そのため、一度でも「FXは勝てるわけがない」と思い込んでしまえば、それを払しょくするのは難しく、マイナス収支のままトレード人生を終えてしまうことになるでしょう。
「FXは勝てるわけがない」というのが世間の持つ一般論
世間の多くの人々が「FXは勝てるわけがない」というイメージを抱いています。このことが分かる事例を2点お示ししましょう。
1点目は、マイナビニュースが実施した「FXはギャンブルなのか」というアンケートです。
結果を見てわかる通り、7割近くの人がギャンブルと捉えており、ギャンブルなのだから勝てるわけがないといった印象を持たれています。
また、ヤフーファイナンスにも同様の質問がみられ、回答にはやはり「FX＝ギャンブル」という旨が多いようです。
回答コメントの引用：
・FXはパチンコと同じ、適度に楽しむ遊びです。
・ギャンブルですよ、勝率や期待値、リスクリワード等々の概念が付いてまわる以上は。
・考えれば誰でも勝てるけど考えないでギャンブルギャンブルいってるだけ
・変動商品はみなギャンブルだよ
・ＦＸは外国為替が上がるか下がるか、当てっこする賭け事、金儲けの手段にはならない。
FXで安定して利益を出し続けることは簡単なことではないため、世間が悲観的な印象を持つのは仕方のないことといえるでしょう。。
しかし後述するように、FXではプラス収支が多数派で多くの人が勝てていることから、「実態」と「世間の認識」にズレが生じていることも事実なのです。
誤った認識を持つ人々に「FXは勝てるわけがない」と主張されたとして、それを鵜呑みにすべきではありません。
重要なのは、なぜ「FXは勝てるわけがない」と認識されるのか、FXで勝つためには何をするべきか、考えて実践していくことなのです。
「FXは勝てるわけがない」と言われる7つの理由
そもそも、なぜ「FXは勝てるわけがない」と言われるのでしょうか？
この理由を乗り越えることこそが、FXで勝てるようになる唯一の道であることを覚えておきましょう。
理由1：FXはゼロサムゲームだから
FXは、勝者と敗者が混在する「ゼロサムゲーム」です。
簡単に言えば、勝者の利益は敗者の損失。強者と初心者が同じ土俵で戦うことになるので、勝つのは厳しくなると考える人も多いでしょう。
確かに、部分的に言えばこれは正しく、だからこそ強者とぶつかり合うようなトレードは避けねばなりません。
相場における強者すなわち大口や機関投資家は、大量の資金を投じてチャートをある程度操作できますので、ハイリスクハイリターンな運用では、いずれ刈り取られてしまうことになります。
理由2：感情のコントロールが難しいから
「プロスペクト理論」と呼ばれる、人間誰しもが持つ性質をご存じでしょうか。
簡単に言えば、人は利益は早急に確定させ、損失の確定はできる限り延ばしてしまう、という性質です。
このプロスペクト理論があるゆえに、多くのトレーダーは損切りを実行できず、また含み益も僅かな状態で利確してしまうというわけです。
FXの世界で勝ち残るためにが、プロスペクト理論の克服は避けては通れませんが、トレーニングによってある程度伸ばすことも可能ですので、ぜひとも励んでみて下さい。
理由3：1回のミスで資金を大きく溶かすリスクがあるから
10回分の利益を1回の損失で打ち消してしまう、いわゆるコツコツドカンと呼ばれる失敗は、皆さんも経験されたことがあるのではないでしょうか。
含み損が大きくなってしまうと、その額の大きさに躊躇してしまい、なかなか損切に踏み切ることはできません。
そして最終的には、含み損に耐え切れず強制ロスカットされてしまうことになります。
その際は、口座の資金の大半を失うことになるため、当然ながら今まで得た利益も溶かすことになるでしょう。
理由4：相場の予測が難しいから
相場の予測は、決して簡単なものではありません。
安定して利益を取れるベテラントレーダーだったとしても、予測精度はせいぜい6割に届くか届かないかくらいでしょう。
というのも、通貨ペアにかかわらず、チャートはランダムウォーク的な推移をする傾向にあるため、次の瞬間に上がるか下がるかについては、確率的に半々だからです。
つまり、コインの裏表を当てる行為に等しく、そこに上述したプロスペクト理論や、メンタルの問題が絡んでくれば、なおさら予測は難しくなるでしょう。
理由5：情報力ではプロに劣るから
FXは情報戦であり、情報を制することで優位に立ち回れるのは明らかです。
ただ情報をいち早くキャッチできるのは、機関投資家やヘッジファンドなど一部のプロであり、大衆に行き届いた時点で鮮度は失われ、情報の持つ優位性もなくなっているでしょう。
「プロに勝てるのはプロだけ」「素人が手を出して勝てるわけがない」このような認識がもたれているからこそ、「FXで勝つ」ことのハードルを高く感じ取ってしまうのです。
理由6：反省を活かせないから
同じ過ちをしなければ、いつかは勝ち組にトレーダーになれる…という単純な話ではありません。
なぜなら多くのトレーダーが過ちそのものに気付けず、失敗や反省点を次に活かすことが難しいからです。
また、相場環境は刻一刻と変化するため、現時点で間違ったやり方でも、将来的には正解になる可能性があります。
多くの人は経験を積み重ねることで上達していきますが、その積み重ねの難しさがFXの難しさに起因しているでしょう。
理由7：荒れた相場を避けられないから
為替相場では不定期で大きな値動きがあり、それは誰にも予想することはできません。
予想できないからこそ運要素が強く、損切やリスクヘッジが甘いトレーダーは資金をあっという間に溶かしてしまうもの…という認識が広まっているためでしょう。
しかし、実際にはストップロスや両建て等の対策を講じられるため、すべてが悪い方向に進むというわけではありません。
FXは勝てるわけがない、このように考える多くの方は、実際にトレードを経験したことがないケースが殆どなのです。
FXは年間収支プラスが多数派
さて、ここまで「FXは勝てるわけがない」の理由を見て、次のように考えた人も多いのではないでしょうか。
（結局、FXは資金や才能が重要で、ましてや初心者なら勝てないのでは？）
このように考えるのも、ある意味当然と言えるでしょう。
しかし、こちらの調査結果では、驚くべきことに「FXは年間収支プラスが多数派」ということが明かされています。
この結果を見ても、まだ「FXは勝てるわけがない」とお考えでしょうか。
勝ち組は全体の約6割、負け組は全体の約4割を占めており、勝ち組と負け組の差はそこまで大きくないことが分かります。
そして、その差に起因しているものは、次節に挙げる5つのポイントを実践できているかどうかです。
FXで勝てない人が実践すべき5つのポイント
FXで勝てていない人は、ぜひ本節で紹介する5つのポイントを実践してみてください。
現状のやり方で勝てていないのであれば、やり方が間違っているということです。
自分の過ちを認めることは簡単ではありませんが、受け入れ改善していくことで、収支は徐々に上向いていくでしょう。
FXの基礎を学ぶ
皆さんは、自信を持ってFXの基礎を習得したと断言できるでしょうか。
おそらく多くのトレーダーは、身銭を投じる前に、FXの基礎について学ばれたはずです。
しかし、基礎の定義や学び方、学ぶ深さについては人それぞれ異なるでしょう。
ルールを覚えて満足する人もいれば、本を数冊読みこんで、デモトレードで入念に準備をする人もいるかと思われます。
まずは、自分がどの程度基礎を習得できているのか、振り返ってみて下さい。
以下の記事では、初心者が学ぶべきFXの基礎について紹介しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
【STEP1】FXで稼ぐ仕組みを知ろう！為替差益とスワップポイントについて メンタルを鍛える
FXにおいてメンタルは極めて重要ですが、具体的にどう役立つのか、きちんと理解されていますでしょうか？
ルール通りの損切や、ポジポジ病に陥らないための意志力、安定した資金管理など、全てはメンタルに起因しています。
また、人によってはメンタルは、管理テクニックというより資金面によって支えられている部分もあります。
分かりやすい例で言えば、お金に余裕のある状態とない状態、どちらがメンタルが安定するのかと言えば、当然前者でしょう。
FX初心者はまずメンタルを鍛えよ！メンタル強化・トレーニング方法まとめ 再現性のあるトレード手法を学ぶ
トレード手法は、小難しいものよりもシンプルで分かりやすいものを実践していきましょう。
現在では様々なトレード手法が確立されていますが、あれもこれも手を出すべきではありません。
なぜなら、多くの手法を習得したからといって、それが直接利益に結び付かないからです。
大事なのは、「自分に適した手法を見つけ、それを深くまで理解する」という点であることを覚えておきましょう。
日足・週足といった上位足を意識する
下位足のチャートほど、予測が難しくなります。
というのも、下位足のチャートではダマしが入りやすく、インジケーターや相場のセオリーが通用しない、あるいは精度が落ちることが考えられるからです。
そのため、初心者のうちは上位足を参考にエントリーすることをおすすめします。
具体的には日足・週足といった、1つのローソク足が確定するまでに時間が要するチャートを意識してみて下さい。
この点の詳細については、以下の記事にて解説しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
FX初心者は週足を見よ！週足を意識したスイングトレードほど勝ちやすくなる理由とは 期待値を追求する
FXにおいて、勝ち続けることは不可能です。
どれだけエントリールールを固めたとしても、ドンピシャでエントリーしたとしても、負けるときは負けます。
負けた際の反省や振り返りは必要かもしれませんが、時には負けた理由が見つからないこともあるでしょう。
ただ重要なのは、トレード毎に期待値を追求することであり、そもそも勝とうと思って勝てるものではないのがFXです。
では、期待値を追求するとは具体的にどういったものなのか、気になる方はぜひ以下の記事をチェックしていただければと思います。
勝ち続けることは不可能？FXは期待値を追求してトータルで勝つべし！ 勝ちやすくなるおすすめFX口座3選
ここからは、FX初心者が使うべき、勝ちやすくなる口座について取り上げていきます。
FXで負けないためには、勝つための優位性を見出していかねばなりません。
以下より紹介する口座は、いずれも優れた特徴やメリットを有しておりますので、これから真剣にFXに取り組まれる方は、ぜひ口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
LIONFX（ヒロセ通商）
LION FX（ヒロセ通商）は、充実したトレードツールや優れた約定力など、FX口座として優れたスペックを有しています。
主な特徴は、以下の通り。
- オリコン顧客満足度ランキング第1位を達成
- 取引量に応じてポイントが還元、豪華賞品と交換可能
- 様々なデバイスに対応した専用取引ツールを配布
満足度ランキングで1位を達成したということは、それだけ多くのトレーダーが満足し、また勝てている証です。
特に約定力については、時に口座の命運を握ることもありますので、ぜひとも活かしたいところです。
顧客満足度 総合1位！ヒロセ通商（LION FX）のメリット・デメリットを徹底解説！ JFX株式会社
JFXで特筆すべきは、高性能なチャートツール「MT4」が利用できる点です。
そのほか主な特徴は、以下の通り。
- スキャルピング公認で約定力も強い
- 取引量に応じてポイントが還元され、豪華賞品と交換可能
- 高性能チャートツール「MT4」が利用できる
毎回のトレードにおいて、エントリーや決済は根拠を持って然るべきです。
そして、その根拠や論理構築に大いに役立ってくれるのが、MT4というわけです。
国内口座でMT4を利用できる業者は、そう多くありません。ぜひJFXのMT4を活用して、より有利に相場を立ち回ってみてください。
GMOクリック証券
GMOクリック証券は、国内No.1の取引量を誇る、国内屈指のFX業者です。
主な特徴としては、以下の点が挙げられます。
- マーケット情報やセミナーなど初心者向けサポートも充実
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まとめ：「FXは勝てるわけがない」は誤り！
本記事では、「FXは勝てるわけがない」の真偽や、勝つために実践すべきポイント等を解説しました。
冒頭でもお伝えした通り、「FXは勝てるわけがない」は誤りです。
勝てない環境や運によるものだと決めつけるのではなく、勝てるようになるためには何をすべきか。
この点を真剣に考えられる人が、徐々に勝ち組のグループへと昇華していくのです。
現在負けている人にとっては少々耳が痛い内容かもしれませんが、本気の内容が、皆さんの収支改善の一助となれば幸いです。
