投資初心者が勝てる”ブレイクアウトロジック”

三角持ち合い

あなたはFXのトレードで、ロジックを使用していますか?

FXの世界には、トレードで利益を上げるためのさまざまな手法、いわゆるトレードロジックが溢れかえっています。

そんな数ある中からあなたのトレードスタイルやライフスタイルに合わせて、トレードロジックを使い分けていくことが必要になります。

しかし投資初心者の方には、どんな手法が自分に合っているのか見分けがつかないかもしれません。

そこで、今回はどんなトレード、ライフスタイルの方でも、かんたんにトレードに活用できる「ブレイクアウトロジック」について、その優位性と使い方を解説していきましょう。

ブレイクアウトロジックの原理がわかれば、値動きの構造も理解できるので、今後どんなロジックを使うときでも応用が利くはずですよ。

ぜひ最後までご覧になって、ブレイクアウトロジックを身に着けてくださいね。

ブレイクアウトロジックとは?

ブレイクアウトという言葉に馴染みがない方もいると思いますので、まずはブレイクアウトについてお伝えしていきます。

ブレイクアウトとは、ある一定のラインを突破することをいいます。

三角持ち合い

こちらの画像でいえば、相場がレンジの状態から下方向に突破しているポイントが、ブレイクアウトのポイントです。

ブレイクアウトロジックでは、このポイントを目安にエントリーを行っていきます。

それでは、なぜこのポイントがエントリーの根拠となりえるのでしょうか。

次の項目で解説していきましょう。

ブレイクアウトのポイントがエントリー根拠となる理由

ブレイクアウトのポイントがエントリー根拠として強く働く理由は、投資家心理と密接に関係しています。

為替相場というのは、市場参加者の売買によってチャートが形成されています。

市場参加者には私たちのような個人投資家もいれば、ファンドや機関投資家などの大口の投資家までさまざまです。

そして、その参加者たちは利益を上げるために、より優位な選択肢を選ぼうとするので、そこにはそれぞれの思惑、つまり投資家心理が存在するといえるでしょう。

前の項目で解説した場面でいうと、ブレイク直後に下落方向に相場が動いていますが、このとき買いで保持していたとすると「下落方向にブレイクしたから早く損切りしなきゃ」という心理が働きます。

また、売りで保持していたとしたら、「ブレイクアウトして下落方向に伸びる可能性が高くなったから売り増しをしよう」といった心理が働き、売りのポジションを増やしていきます。

三角持ち合い

すると、今まで拮抗していた買いと売りのポジション数に偏りが出て、売りの勢力が強くなるため、ブレイクアウト後に下落方向へ相場が伸びていくのです。

これが、ブレイクアウトのポイントがエントリー根拠として働く理由、そしてブレイクアウトロジックの優位性が高い理由です。

ブレイクアウトロジックの鉄板3パターン

ブレイクアウトロジックの優位性を理解できたところで、鉄板パターンを3つほど紹介していきたいと思います。

安値切り上げ型

三角持ち合い

こちらは買いのポジション数が徐々に増えた結果、上昇方向にブレイクしたパターンです。

上昇方向への勢いが強いため、ブレイク後は買いエントリーしていくことで利益獲得が見込めます。

高値切り下げ型

三角持ち合い

こちらは安値切り上げ型とは反対に、売りのポジション数が増えていった結果、下落方向に相場がブレイクしたパターンです。

こちらもブレイク後に売りエントリーをしていくことで、勝率の高いトレードが実践できるでしょう。

三角持ち合い型

三角持ち合い

こちらは少し特殊な形ですが、買いのポジション数も、売りのポジション数も減っていき、先細りをした後にブレイクするパターンです。

三角持ち合い型は、方向性が一定ではないため、あらかじめ予測しておくのが難しい形ではありますが、ブレイクした方向にかなり大きく動く傾向があります。

そのため追随していくことで大きな利益を得られるパターンといえるでしょう。

ブレイクアウトロジック:まとめ

いかがでしたか?

ブレイクアウトの場面は、相場を観察していると頻繁に訪れることがあるので、見かけた際には今回の記事を思い返してトレードしてみてくださいね。