FXのデイトレード手法について基礎知識からメリットまで徹底解説!

デイトレード

FXをやっていると「デイトレード」という言葉を耳にしたことがあると思います。

しかし、FXをはじめたばかりの初心者の場合「デイトレードって何なの?どういう意味?」と、疑問に思う方もいるでしょう。

そこで今回は、そんな悩みを持つFX初心者の方にむけてデイトレードの定義やメリット、基礎知識を徹底解説していきます。

FXのデイトレードとは

デイトレードとはポジションを翌日に持ち越さずに、当日中に注文と決済を終わらせる短期的な投資スタイルのことを言います。

1時間~数時間の保有期間で売買を繰り返して短期トレード行い、1回の取引で30~100pipsを狙っていくのが主流です。

また一方で、デイトレードより短い数秒から数分単位で取引を繰り返すスキャルピングという手法もあります。

両者とも、頻繁に売買を繰り返すことによって、資金効率をうまく活用して利益を増やしていくトレード方法です。

また、取引を翌日に持ち越さないので、寝ている間に相場が急変して慌てることもないため安心して取引ができるのも特徴のひとす。

時間足について

デイトレードで使う主な時間足は15分足5分足になります。

日足、4時間足、1時間足といった長期足の値動きを参考にして、15分足、5分足の短期足に落とし込んでトレードしていくのが一般的な方法で、トレンド、レンジ、各相場に合わせた手法を使って、トレードしていくことで利益を積み重ねていきます。

デイトレードのメリット

デイトレードの主なメリットは、

という3点があげられます。

資金効率がいい

デイトレードは1日の間にトレードを繰り返し行っていくので、トレードがうまくいったときは、かなりの利益をあげることが可能です。

1日ごとに利益を積み上げていくので、資金効率も良く、少ない資金から開始して大きな利益を生むことができます。

時間の拘束、精神的負担が少ない

デイトレードは朝や仕事後など空いている時間に戦略を立てて、チャートが見れる時にトレードすればいいので、本業中は仕事に集中できるというメリットがあります。

戦略を立てて利確・損切りの注文を入れておけば、想定外の損失になることは無いので精神的にも負担が少ないのもポイントのひとつです。

スワップポイントを気にしなくてよい

デイトレードは基本的には1日のうちに「注文⇒決済」を行う投資スタイルなので、日をまたいで取引を継続することがありません。

よって、スイングトレードや長期投資のようにスワップポイントを意識する必要がないのです。

スワップポイントとは スワップポイントとは?利益にも損失にもなるって本当?

デイトレードのデメリット

デイトレの主なデメリットは、

  • 取引回数によって手数料がかさむ
  • ポジションを持ちこす危険性

という2点があげられます。

取引回数によって手数料がかさむ

デイトレードのメリットで取引回数について説明しましたが、逆に1日の取引回数が増えてしまうと、その分の売買手数料がかかってしまうことになります。

取引回数が多くなってしまうのであれば、売買手数料の安価な証券会社を選ぶことも重要になります。

ポジションを持ちこす危険性

デイトレードは1日の中で取引を終了させますが、ポジションを持ち越すなどした場合、寝ている間などはチャートの値動きをチェックできず、何が起こっていても対応できないので注意が必要です。

特に、日本の深夜の時間帯はアメリカの市場が動いているので、大きく動く可能性があります。

夜をまたいでポジションをもち越さなければならない場合、損切り設定だけは忘れずに入れておくといった対策を必ず行いましょう。

オススメの通貨ペア

デイトレードでのオススメしたい通貨ペアですが、上述したように1日に数回の取引で利益を狙うため、値動きは活発であるほうが狙いやすくなります。

メジャーな通貨であれば毎日の流通量も多いので、デイトレードに適しているといえるでしょう。

それらの条件を満たしているのが「ドル円、ポンド円、ユーロ円、ポンドドル、ユーロドルです。

1つの通貨ペアにこだわらず、毎日チャートをチェックしながらその日に活発な値動きをしている通貨ペアに選び変えることも、利益を得るために有効な方法です。

デイトレード:まとめ

デイトレードは1日で完結させる取引スタイルなので、取引回数が少なく済みますし、資金効率も高く、ポジションを持ち越さないのでリスクも抑えられます。

また、好きな時間でトレードができるのも特徴なので、主婦の方が家事の後に、またはサラリーマンの方が仕事後に、などちょっとした時間を有効活用できる最適な投資法です。

これからFXを始める方でも、経験が浅い方でも、どのスタイルがいいか迷ったら、メリットも多い、デイトレードから始めてみるのがよいでしょう。