週末もあってリスクオフ的な展開【2021年4月23日】

2021年4月23日週末もあってリスクオフ的な展開

おはようございます。だいまんです。

2021年4月23日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、ドルや円が堅調な推移となった。株価面では、バイデン政権が、富裕層のキャピタル・ゲイン税を、従来の2倍に引き上げるとの報道を受けて、午後になってNY株価3指数が、そろって反落したことなどもリスクオフの動きを強めた。また3月中古住宅販売件数が予想を下回ったが、米週間新規失業保険申請件数や3月景気先行指標総合指数が、予想より改善したことがドルを支えたが、米10年物国債利回りは1.587%から1.531%の小動きで推移し、為替市場の反応は限られた。

ドル円は108.23まで反発、ユーロドルは、ECB理事会が、政策金利やパンデミック緊急購入プログラムの規模の据え置きを発表、「インフレ見通しに関して為替レートの影響を注視」、「必要に応じてあらゆる手段を調整する用意がある」、「テーパリング協議は時期尚早」と発言したが、先月の会見内容から新味がなく、失望もあって1.1994まで売りに押され、ポンドドルも1.3824まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円が130.47を高値に129.67まで売りに押され、ポンド円が149.42、オージー円が83.13、NZD円が77.24まで下落したが、カナダ円は86.20から86.73まで反発した。

4月23日の注目材料

  • イスタンブール市場休場(国民主権と子供の日)
  • 08:01 (英) 4月GFK消費者信頼感調査 (前回-16)
  • 08:30 (日) 3月全国消費者物価指数 [前年同月比] (前回-0.4% 予想-0.2%)
  • 08:30 (日) 3月全国消費者物価指数・除生鮮食料品 [前年同月比] (前回-0.4% 予想-0.2%)
  • 08:30 (日) 3月全国消費者物価指数・除生鮮食料品・エネルギー [前年同月比] (前回0.2% 予想0.3%)
  • 15:00 (英) 3月小売売上高 [前月比] (前回2.1%)
  • 15:00 (英) 3月小売売上高 [前年同月比] (前回-3.7%)
  • 15:00 (英) 3月小売売上高・除自動車 [前月比] (前回2.4%)
  • 15:00 (英) 3月小売売上高・除自動車 [前年同月比] (前回-1.1%)
  • 16:15 (仏) 4月製造業PMI・速報値 (前回59.3 予想58.9)
  • 16:15 (仏) 4月サービス業PMI・速報値 (前回48.2 予想44.1)
  • 16:30 (独) 4月製造業PMI・速報値 (前回66.6 予想65.7)
  • 16:30 (独) 4月サービス業PMI・速報値 (前回51.5 予想51.4)
  • 17:00 (ユーロ圏) 4月製造業PMI・速報値 (前回62.5 予想62.2)
  • 17:00 (ユーロ圏) 4月サービス業PMI・速報値 (前回49.6 予想49.9)
  • 17:00 (ユーロ圏) ECB専門家予測調査
  • 17:30 (香) 3月消費者物価指数 [前年比] (前回0.3% 予想0.8%)
  • 17:30 (英) 4月製造業PMI・速報値 (前回58.9 予想59.8)
  • 17:30 (英) 4月サービス業PMI・速報値 (前回56.3 予想58.0)
  • 22:45 (米) 4月製造業PMI・速報値 (前回59.1 予想60.0)
  • 22:45 (米) 4月マークイット/サービス業PMI・速報値 (前回60.4 予想61.3)
  • 22:45 (米) 4月マークイット/総合PMI・速報値 (前回59.7)
  • 23:00 (米) 3月新築住宅販売件数 [年率換算件数] (前回77.5万件 予想87.9万件)
  • 23:00 (米) 3月新築住宅販売件数 [前月比] (前回-18.2% 予想13.4%)
  • 日本・3度目の緊急事態宣言
  • 気候変動サミット開催

4月23日の相場見通し

昨晩は再びリスクオフ的な相場展開となりました。本日も株価の動向に注意ですが、週末もあって、リスク回避的な展開が続きそうです。
経済指標としては、日本の3月全国消費者物価指数、英国では、3月小売売上高と4月製造業・サービス業PMIの速報値、ユーロ圏各国の4月製造業・サービス業PMIの速報値とECB専門家予測調査、米国では、マークイットの4月製造業・サービス業・総合PMIの速報値と3月新築住宅販売件数が発表されます。

経済指標に対する反応が限られる展開が続いていますが、本日は、ワクチンの普及状況格差による各国のPMIの強弱差が、意識される相場展開となるか注目しましょう。基本的に英米は強く、ユーロ圏は弱い結果と見るのが妥当となりそうです。

その他は特別なことはありませんが、直近米長期金利に対する相場の反応が、限定されています。長期金利に大きな変化がなければ、相場に影響を与える可能性は、あまり見えないかもしれません。

4月23日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:107.50~108.50
  • 基本戦略: 逆張り的
  • 予想時間:07:39 予想時レート: 107.97

上値を110.97でトピッシュとして、調整が107.82まで拡大。現状は、揉み合い気味だが、日足の雲の上限を割り込みかけており、引け値ベースでも割り込むと更に調整が深まる可能性に留意しておきたい。

下値は、107.82の安値を割れると107.50のサイコロジカル、107.16のそれ以前の高値から106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値や106.16の雲の下限まで視野となるが、上昇チャンネルの上限や106円のネック・ラインからは買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値を割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、既に108.23-28の戻り高値が抑えると弱く、108.55を超えて、転換線と絡む108.82―97の戻り高値、109.10を超えて、基準線お109.39、109.75-96の戻り高値を超えて110.56-85まで視野となるが、上抜けは不透明。あくまで110.97の高値を超えて、サイコロジカルな111.00や111.50などのサイコロジカル、111.71や112.23の戻り高値まで越えると112.44の月足の雲の上限まで視野となるが、この位置は丁度75.31のドル円の歴史的な安値から125.86の高値の50%の位置に相当することで、上抜けは相当厳しい位置となる。

デイの戦略としては、未だ逆張りが基本となるが、下値リスクが高まっている感じがあり、中途半端な位置での買いは避けておきたい。上値は108.55をストップに、108円前半を慎重に売り上がる形から、107.81の安値が維持されると利食いで、割れるケースから、107円ミドルに向けて良い利食い場となる。またこの位置までは慎重に買い下がるが、できれば106.95割れをストップに、107円前半まで慎重に買い下がりの余裕を持って対応したい。ただ、こういった下落では、108.23-28の戻り高値を越えるのは難しくなることで、上げ渋りではしっかりと利食っておきたい。

2021年4月23日週末もあってリスクオフ的な展開

ポンド円

  • 予想レンジ:148.70~150.50
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:08:08 予想時レート: 149.48

ポンド円は、153.41まで上値を拡大も、現状は上げ渋る形。

上値は、転換線や基準線と絡む150.66-98ゾーンの戻り高値が抑えると弱く、151.99-152.08の戻り高値を超えても152.71-84が抑えると上値追い出来ない。153.41の高値を超えて月足からは153.86、155円のサイコロジカルは強く、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、既に雲の上限を割れており、149.28の昨日の安値を維持出来ずに、148.53-77の戻り安値を割れると148.12、147.29-41を割れると146.36-56,145.87の雲の下限と絡む位置が視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ない。ただし、145.22の戻り安値を割れると144.04-50、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りが出来ないが、反発があれば慎重に売り場探し。上値は、まず151円越えをストップ、150円から150.50と慎重に売り上がる形。ターゲットは、129.28が維持されると利食いだが、割れても148.70-00では利食いとなる。また、151円を超えても、152円越えをストップに、151円ミドルでは売り直したい。

一方買いは、148.70-00の維持では買っても、ストップは148.53割れ。ただ、このターゲットは、149円ミドルが抑えると利食いとなる。

2021年4月23日週末もあってリスクオフ的な展開