【参考例あり】稼げる人にだけ共通するFXのエントリールールとは?

【具体例あり】稼げる人にだけ共通するFXのエントリールールとは?

FXで勝つためには、どのような条件でエントリー(新規注文)すべきなのか、これが極めて重要です。

より有利な条件でエントリーできれば、ポジションも早々に含み益を抱えるため、楽々勝ち切れるようになるでしょう。

またエントリータイミングを見極めるためには、それを成功させる根拠やルールが不可欠です。

ではFXで稼げる人は、どのようなエントリールールを採用しているのか、本記事ではFXのエントリールールについて深掘りしていきます。

FXのエントリールールについて

エントリールールとは、その名の通りエントリー(新規注文)を行うためのルールです。

分かりやすい例で言えば「ゴールデンクロスが出現したら買い注文」といったように、感情や値頃感でトレードを進めないための「条件」になります。

またエントリールールの最大のメリットは、数値やチャートの形状によって、トレードに再現性がもたらされる点です。

目で見て分かる絶対的な指標があることで、感覚といった曖昧さに左右されず、トレードにおいてより高いパフォーマンスを発揮できるようになるはずです。

FXのエントリールールにおける注意点

FXのエントリールールは、非常に奥深いものです。

勝てている人のルールを参考にしても、それで勝てるようになるとは限らないため、ぜひとも以下の注意点を押さえておきましょう。

注意点1:「知る」よりも「習得」

エントリールールは、「知る」だけでは意味がなく「習得」してこそ真価を発揮します。

例えば、よく飛ぶバットがあったとして、初心者が打つのとプロが打つのでは、まるで違う結果になることは皆さんもお分かりでしょう。

重要なのは使い手のスキルであり、どんなに優れたトレードルールだとしても、使いこなす技量がなければ意味がありません。

そのため、適当に書籍やネットを読み漁ってエントリールールをインプットしていくのではなく、実戦から理解を深めていく必要があります。

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注意点2:含み益を抱えたかどうかをチェック

エントリーのルールが正しく機能しているかについては、含み益を抱えたかどうかで測ることができます。

ルールに従ってエントリーを済ませ、その後どれくらいの時間をおいて含み益を抱えたか、毎回チェックしておきましょう。

また仮に含み益を抱えたとして、あまりに時間が開くようではルールを見直す必要がありそうです。

5分足ベースであれば1時間以内、4時間足であれば3日以内というように、それぞれ見合った経過時間で含み益を抱えるかどうか、その成功率が高いエントリールールを模索していきましょう。

注意点3:エントリールールは1つでOK

エントリールールは、複数習得していく必要はなく、勝率が高いものが1つあればOKです。

勝率の高いエントリールールが1つあればトレード収支は上向くため、まずは1つを極めるつもりで取り組んでみてください。

実際に勝てているトレーダーの多くは、いくつものルールを使い分けているわけではなく、移動平均線を極めた人、RCIを極めた人など様々です。

エントリールールを知る分だけトレードの機会は増えますが、1つを極めるだけでも多くの時間と労力が必要になりますので、気まぐれにルールを変えて器用貧乏にならないよう注意しましょう。

FXで勝てるエントリールールの具体例

ここからは、エントリールールの具体例について解説していきます。

初心者の方で、どういったエントリールールを採用すべきか悩んでいる方は、ぜひ本節を参考にしてみてください。

おすすめは「トレンド系」+「オシレーター系」

エントリールールのおすすめとしては、「トレンド系」と「オシレーター系」を組み合わせて、トレード毎に強力な根拠を持つことです。

それぞれのインジケーターは数十種類以上存在するため、どれを選ぶべきか悩ましいところですが、ここでは必ずメジャーなものを選んでおきましょう。

メジャーなインジケーターほど扱いやすいことに加え、シンプルに精度も高いからです。

またインジケーターは、数を増やせば良いというわけではありません

全てのシグナルが同じタイミングで揃うことはなく、またどれを信じれば良いのか分からなくなるため、多くても3~4種類以内に抑えておきましょう。

具体例1:移動平均線 + RCI

トレンド系インジケーター「移動平均線」と、オシレーター系インジケーター「RCI」の組み合わせを紹介します。

これらの組み合わせからおすすめできるエントリールールとしては、以下の3項目です。

・移動平均線3本(短期・中期・長期)の向きが揃う→パーフェクトオーダー
・RCI3本線の向きが揃う
・RCI3本線のうち、2本以上が上端・下端に偏る

では、実際のチャート画面を見てみましょう。

移動平均線の3本線が下方向にパーフェクトオーダーを示し、強い下落トレンドが発生していることがわかります。

またRCIも同様に3本の向きが揃っており、上端に到達した瞬間が絶好のエントリー機会。利確のタイミングもRCIの下端到達に合わせることで、200pips以上を獲得できた局面です。

こちらのエントリールールは一例に過ぎず、また必ずしも勝ちを保証できるわけではありませんが、高い勝率を期待できるため是非試していただければと思います。

具体例2:パラボリック + ストキャスティクス

トレンド系インジケーター「パラボリック」と、オシレーター系インジケーター「ストキャスティクス」の組み合わせを紹介します。

これらの組み合わせからおすすめできるエントリールールとしては、以下の3項目です。

・パラボリックがトレンド転換を示す
・ストキャスティクスの数値が20.00以下
・トレンドの方向性に従った順張り

では、実際のチャート画面を見てみましょう。

上画像の赤点線で囲った箇所では、パラボリックの表示位置が上から下に変わったことで、下落トレンドから上昇トレンドへの転換が示された局面です。

またストキャスティクスは20.00以下で売られすぎの水準、よってこれから買い注文が入りやすくなると判断できます。

トレンド系とオシレーター系の双方から、ロングのエントリーが狙い目であることが分かるため、ただやみくもにトレードするよりも遥かに高い勝率を実現できるでしょう。

エントリールールを使いこなすポイント

ポイント1:高機能なチャートツールを使用

エントリールールに従ってトレードする際は、MT4TradingView等の高性能なチャートツールを活用しましょう。

せっかくエントリールールを明確にしても、スマホアプリ版のチャートでは画面が見にくいことに加え、インジケーターを併用して表示できないからです。

特に移動平均線やRCIといったインジケーターは、数値だけでなく指標の向き(角度)が重要になりますので、正確に見極められるよう相応のチャート画面を用意すべきです。

ポイント2:含み益を伸ばす練習も必要

オシレーターの偏り具合を確認して、適切な利確タイミングを見極めていきましょう。

FXではエントリーさえ上手くなれば勝ちきれるようになりますが、エントリールールに従っても全トレードで勝てるわけではりません。

そこで負け分を緩和するためにも、勝てる局面でしっかし稼いでおくことが重要になります。

「貧すれば鈍する」という言葉がありますがその逆も然り、勝てて余裕を持てるようになれば、より伸び伸びと自信を持ってトレードできるわけです。

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ポイント3:自動売買も有用

エントリールールの重要性を知るためには、エントリールールを用いて実際に稼ぐ体験が必要です。

ただし意思や感情に振り回されてしまうこともあり、FX初心者の方にとっては、なかなかエントリールールを遵守しづらく感じるでしょう。

そこでおすすめな案としては、FX自動売買サービスを利用するという方法です。

シンプルなルールだとしても、堅実に利益を積み上げる結果を目の当たりにすれば、ルールを従うことの重要性に気づけるでしょう。

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ポイント4:エントリールールをコロコロ変えない

エントリールールを決めるには、エントリーポイントだけでなく、取引スタイルや損切りポイント、資金管理など様々な要因を考えなければいけません。

なので、一度決めたルールをコロコロ変えてしまうと、また一からそれらのポイントを考え直さなければいけないので、精神的にも肉体的にも疲弊し、トレードの軸やゴール目標がブレてしまいます。

もちろんそれぞれのルールにはメリットデメリットがありますし、プロのトレーダーでさえ、その多くの勝率が60%程度であることを考えると、一時的に負けることはそれほど珍しくありません。

一度決めたルールは原則変えないようにし、自分のルールに自信を持ってトレードできるように心がけましょう。

ポイント5:根拠が薄い場合はエントリーしない

ルールをしっかり作ってエントリーしていると、自然と勝率は上昇していきます。

しかし、今まで稼げなかった人が急に勝てるようになってくると、すべてのポイントがエントリーチャンスと思ってしまいがちです。

もちろん、そのほとんどはチャンスではありませんし、そんなに簡単に勝てるのであれば、FXで苦労はしないでしょう。

FXはいかに根拠のあるトレードをできるかが重要になってきますので、自信のない場面では、しっかりと「待ち」の姿勢を貫き、その時間を振り返り等さらに勝つための武器になるよう工夫しましょう。

まとめ:エントリールールを「習得」すべし

本記事ではFXのエントリールールについて、以下のポイントを中心に解説しました。

  • エントリールールの概要について
  • FXのエントリールールにおける注意点
  • FXで勝てるエントリールールの具体例
  • エントリールールを使いこなすポイント

重要なポイントとしては、エントリールールは知識としてインプットするのではなく、スキルや武器として習得するという点です。

ぜひ試行錯誤を重ね、自分に適したエントリールールを探してみてください。

以上、参考にしていただけると幸いです。