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「億り人」とは、投資により1億円を超える資産を築いた人を指す呼び方で、トレーダーの中には億り人になることを目標とされている方もいると思います。
億り人になるための手法は人によって様々ですが、FXは億り人になるための現実的な手法のひとつです。
そこで本記事では、FXが億り人を目指す際におすすめな理由やFXで億り人を達成するために意識しておきたいポイントなどについて、詳しく解説します。
目次
億り人になるための手法は数多く存在する
冒頭でも触れたように、「億り人」は投資という手段で1億円を超す資産を築いた人のことです。
1億円を超すための手法に制限はなく、株式や不動産・暗号資産など様々な手法で億り人を達成した方々が、知らないところで数多く存在しています。
投資に費やせる時間や資産、その人の専門分野など、個人によって適した投資の手段も異なりますので、億り人を目指すのに必ずしもFXという手法を選ぶ必要はありません。
ただ、FXは億り人になるための優秀な方法のひとつであることは間違いないでしょう。
その理由について詳しくは後述しますが、億り人を目指したいと考えているものの手法については悩んでいるという人がいれば、FXという手段で億り人を目指すのがおすすめです。
億り人を目指す際、FXがおすすめな3つの理由
FXは運ゲーというイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、実際のところはそのようなことはなく、FXで億り人を達成している人も数多くいます。
億り人を目指す際にFXがおすすめな理由について、以下で説明していきましょう。
理由1：スワップポイントが得られるため負けにくい
スワップポイントとは、「金利差調整分」とも呼ばれる2ヵ国間の金利差によって発生する利益です。
たとえば、アメリカの金利が0.2%で日本の金利が-0.1%の場合のスワップポイントは0.2%-(-0.1%)=0.3%となり、この金利差分だけほぼ毎日利益を得られるため、為替差益による損失も相殺しやすいでしょう。
実際にトレードをせずとも利益が発生するのは、非常に大きなメリットです。
【STEP1】FXで稼ぐ仕組みを知ろう！為替差益とスワップポイントについて 理由2：「買い」「売り」どちらからでも利益が狙える
投資は「安く買って高く売る」のが基本ですが、この考えは相場が右肩上がり、つまり好景気のときにしか実践できません。
一方、FXの場合「高く売って安く買う」ことでも利益を得られるため、好景気でなくとも稼ぐことが可能です。
稼ぎ時が景気動向に左右されないのは、投資の手法として非常に優れているといえるでしょう。
理由3：様々なトレード手法から自分に適したものを選べる
FXのトレード手法は、トレードを行う頻度に応じてスキャルピング、デイトレード、スイングトレード、ポジショントレードの4つに大きく分類されます。
スキャルピングが数秒～数分単位でトレードを繰り返すのに対して、ポジショントレードでは年単位でトレードを行う、トレードの期間が長くなるほどファンダメンタルズ分析の重要性が高くなるなど、トレード手法に応じて特徴も異なります。
FXに費やせる時間や資産に応じて適した手法は異なりますが、自分に合ったトレード手法を選べば成功する可能性もより高くなるでしょう。
初心者が最も勝てる手法！FXはスイングトレードから始めるべき理由とは 億り人になるにはどれくらいの資金や期間が必要？
ここでは、億り人になるためにどれくらいの期間が必要か、簡単なシミュレーションご提示します。
必要な期間は利率や運用資金によって異なる
以下の3パターンにおいて、FXで億り人達成までどのくらいの期間が掛かるか試算してみましょう。なお、運用は複利で回すことを想定しています。
- パターン1：最初の資金100万円、年間10%の利益
- パターン2：最初の資金100万円、年間15%の利益
- パターン3：最初の資金1,000万円、年間5%の利益
それぞれのパターンでのシミュレーション結果は、以下のとおりです。
| パターン | 必要年数 |
| パターン1 | 49年 |
| パターン2 | 33年 |
| パターン3 | 48年 |
上票の結果より、最初の資金および年間の利益によって、必要年数に大きな違いがあることがお分かりいただけたと思います。
とくにパターン1とパターン3では最初の資金に10倍もの差がありながら、年間で見込む利益を2倍にするだけで、億り人達成までに必要な期間をほぼ同じにできています。
自分の用意できる資金および、何歳までに億り人を達成したいかを踏まえてシミュレーションを行えば、毎年おおよそどれくらいの利益を見込めばいいかが分かるでしょう。
資金10万円から億り人を目指すなら？
例えば、運用資金10万円を準備してFXで億り人を目指すには、具体的にはどうすべきなのでしょうか？
FXでは、様々な運用手法や稼ぎ方がありますが、ここでは最も再現性の高い運用である「スワップ投資」を例に挙げて、説明を進めていきます。
さて、10万円を元手にメキシコペソ円を複利運用するとどうなるでしょうか？
ここでは、分かりやすく100ロット保有することを考えてみましょう。
メキシコペソ円（ = 8.0円(2023/12時点)）10ロット保有に必要な証拠金は、以下の通りです。
必要証拠金：8. × 100,000（10ロット） ÷ 25 = 32,000円
本来であれば、メキシコペソ円（ = 8.0円）を10ロット保有するためには800,000円が必要です。
つまり、運用資金が10万円の場合は、レバレッジ8.0倍が適用されるということになります。
また1日あたりで受け取れるスワップポイントは、LIGHT FXを参考に10ロットあたり271円を参考に計算を進めてみましょう。
1日あたりに受け取れるスワップポイントは271円で、1か月月あたり約8,300円、つまり月利8%前後ということになります。
これを複利で運用するとどうなるか、シミュレーション結果が以下のグラフになります。
上記の条件で複利運用を継続した場合、最初の10万円は丁度100ヶ月あたりで大台の１億円を突破します。
為替レートや金利の変動もあるため、必ずしもシミュレーションの結果通りになるわけではありませんが、複利の力を利用すればFXで億り人を実現するのは不可能ではないでしょう。
FXで億り人を達成するために意識しておきたい4つのポイント
FXで億り人を達成するためには、ただ漫然とトレードを行っていてはいけません。
FXのトレード中に意識しておくべきポイントを、以下で説明していきましょう。
自分のルールに沿ったトレードを繰り返す
FXでどのような形でトレードを行うかは個人の自由ですが、自分のルールに沿ったトレードを行わなければ、資産を増やすことは難しいでしょう。
FXでは常に、誘惑や葛藤に負けず、自分の定めたルールに従い続けなければなりません。
そのため、FXで億り人を目指すためにはトレード中のメンタルの維持や、強い意志力も非常に重要といえます。
【参考例あり】稼げる人にだけ共通するFXのエントリールールとは？ ある程度のリスクを取る必要はあるが無理は禁物
少ない資産から億り人を目指す場合、少し高めのレバレッジを効かせる、毎年の目標利益を少し高めに設定するなど、ある程度のリスクを取る必要があります。
ただし、リスクを取ることと無理や無茶をすることは異なるので、そのラインはきちんと守ることを心がけなければなりません。
そのために重要なのが、先ほども少し触れた「自分なりのルール」なので、自分の中でのルールがしっかりと固まるまではFXでの本格的なトレードは控えたほうが良いでしょう。
FXにおける8つのリスクとは？リスク管理の5つのポイントもあわせて解説！ デモトレードを活用して「習うより慣れろ」
デモトレードを活用すれば、実際に資産を動かさなくともトレードを体験できます。
実際に身銭を切りながらトレードを行い、痛みを伴いながらトレードを理解していくのも選択肢のひとつではありますが、勉強代としては少し高すぎる金額を失うことにもなりかねません。
デモトレードであれば懐を痛めることなくトレードの勘所を理解できるので、書籍や動画などでFXの知識をひと通り吸収できたと思ったら、まずはデモトレードを利用して実践してみるのがおすすめです。
デモトレードは意味がない!?FX初心者が意識すべきポイントとは 損切りに対する意識を強く持つ
投資すべてに当てはまることですが、一度も資産を減らすことなく資産を増やし続けることは不可能です。
そのためFXにおいても、資産が減ってしまったときにいかに早く歯止めをきかせられるかは、億り人を目指すにあたってはとても重要です。
「プロスペクト理論」によって損切りをなかなか決断できないのが人間心理だからこそ、損切りに対する意識を強く持って、被害をなるべく少なくすることを心がけましょう。
FXで損切りはしない方がいい？損切りなしでも〇〇さえあれば勝てます！ 海外FX口座を利用すればより早く億り人を実現できる？
FXで億り人を実現した人の体験談をいくつも見ていると、国内FX口座ではなく海外FX口座を利用している人がちらほらいることが分かります。
日本には数多くのFX会社があるにも関わらず、わざわざ海外FX口座を利用するのはなぜなのでしょうか。
億り人を目指す際に海外FX口座を利用することのメリットやリスクについて、説明しましょう。
海外FX口座では国内よりも高いレバレッジの設定が可能
国内FX口座で設定できるレバレッジは、法律で25倍が上限と決められていますが、海外FX口座にはその法律は適用されません。
そのため、海外FX口座の中には約1000倍といった非常に高いレバレッジを設定できるところもありますし、「最大レバレッジ：無制限」というようなFX業者もあります。
レバレッジは高ければ高いほど、少ない元手で多くの金額のトレードを行えるので、うまくハマればわずか数日や数週間での億り人実現も、決して夢ではないでしょう。
億り人を目指すために海外のFX口座を利用している人がいるのは、こういった理由から来ていると考えられます。
海外FXはレバレッジが最大の魅力！運用次第で数百倍の利益も夢じゃない！ 億り人を目指すならゼロカットシステムは活用すべき
少ない資金から億り人を目指すのであれば、毎トレードでそれなりにリスクを取る必要がありますが、追証で借金を抱える状況を考えると過度なレバレッジは考えものです。
ただ海外FX口座では、基本的にゼロカットシステムが利用できるため、追証のリスクなしで大きくレバレッジを利かせることができます。
一気に元手を数倍にするか、口座資金ゼロになるか、状況によってはリスクよりもリターンが上回ります。
例えば元手10万円を失うか、一気に30万円にするか、この場合リスクよりもリターンが大きいと言えるでしょう。
元手資金が少ないうちは、ゼロカットシステムをうまく活用して億り人への道を短縮させるのも一案です。
FXにおけるセーフティネット！ゼロカットシステムのメリット・デメリット ほんの少しの値動きが致命傷になるリスクは把握しておくべき
高いレバレッジを効かせれば効かせるほど、ちょっとした値動きがトレードに大きな影響を与えることはご存じでしょう。
そのため、レバレッジは効かせるとしても3倍や5倍程度にとどめておくべき、という意見が多く見られます。
そんな中で、超高レバレッジでトレードをすれば、わずかな値動きがこれまで築き上げてきた利益を吹き飛ばすリスクがあることは、言うまでもありません。
海外FX口座を利用して億り人を目指すにしても、分不相応なレバレッジは控えて、適宜損切りできるなど冷静な判断力を保てる限りにとどめておきましょう。
海外FX口座の特徴は？初心者におすすめできない理由や国内FXとの違いを解説 まとめ:FXで億り人は夢じゃない！
億り人を目指すための投資方法はいくつもありますが、FXはその中でも有力な方法のひとつです。
スワップポイントによって利益を得られる、「買い」からでも「売り」からでも利益を狙うことができるなど、FXにはほかの投資方法にはないメリットが数多くあります。
億り人を目指すために必要な期間は、自分が用意できる資金や年間で見込む利益によって変わってくるので、億り人達成というゴールをどこに置くかを踏まえて、運用目標を定めると良いでしょう。
以上、参考にしていただければ幸いです。
