ku-Chartを使って通貨の強弱を判断する方法

Ku-Chart

「今、どの通貨ペアが一番動いているのか?」「トレンドに乗ろうとしたら、いつも逆行してしまう……」

そんな悩みを解決するのが、通貨強弱インジケーター「Ku-Chart」です。

メジャーなインジケーターと比較すると知名度という点では少し劣りますが、使いこなせればとても便利なので、ぜひ活用してください。

この記事では、Ku-Chartの導入方法から具体的なトレード手法などを徹底解説します。

Ku-Chartってどんなインジケーターなの?

Ku-Chartは、ドル円などの特定の通貨ペアではなく、「ドル」「円」「ユーロ」といった各通貨単体の強さをグラフ化したインジケーターです。

通常のチャートでは、ドル円が上がっているのを見ても、「ドルが強いのか」「円が弱いのか」の判断を適切に行うのは難しいでしょう。

しかし、Ku-Chartでは以下の図のように各通貨に対応したラインが引かれています。

Ku-Chartの画面

1本1本のラインが通貨の強弱を示しており、各ラインが示す通貨は下記になります。

  • 水色 ・・・ 円
  • オレンジ色 ・・・ 米ドル
  • 赤色 ・・・ ユーロ
  • 黄緑色 ・・・ ポンド
  • 紫色 ・・・ カナダドル
  • 白色 ・・・ スイスフラン
  • 青色 ・・・ オーストラリアドル
  • ピンク色 ・・・ ニュージーランドドル

Ku-Chartが示す情報をどのようにトレードに活かすかは、後ほど詳しく解説します。

Ku-Chartの導入・設定ガイド

Ku-ChartはMT4/MT5に標準搭載されているインジケーターではないため、カスタムインジケーターとして追加しなければ利用できません。

Ku-Chartを導入するための手順は、以下のとおりです。

  1. 信頼できる配布サイト(MQL5コミュニティなど)から「Ku-Chart.mq4」を入手する
  2. MT4の「ファイル」→「データフォルダを開く」→「MQL4」→「Indicators」にファイルを入れる
  3. MT4を再起動し、ナビゲーターパネルからチャートへドラッグ&ドロップすれば完了

また、Ku-Chartを利用するにあたっては「起点」の設定が肝になります。

デイトレードを主に行う場合は、その日の日足オープンを起点にするのが一般的で、スイングトレードを行う場合は、週足や月足を起点にすることが多いです。

起点が異なるとグラフの形が全く変わってくるため、自分の手法に合わせた起点設定を心がけましょう。

Ku-Chartの見方とトレードする通貨ペアの選び方

Ku-Chartの基本的なルールは、以下のとおりです。

  • ラインが上向き: その通貨が買われている。
  • ラインが下向き: その通貨が売られている。
  • ゼロラインより上: 起点から見てプラス圏。

このルールを踏まえて、あらためて先ほどのKu-Chartの図を見てみましょう。

Ku-Chartの画面

もっとも効率よく利益を出せるのは、「一番上のライン(最強)」と「一番下のライン(最弱)」の組み合わせです。

この図で一番上に位置する黄緑色のラインは「ポンド」、一番下に位置する白色のラインは「スイスフラン」を表します。

そのため、この状況においては「ポンド/スイスフラン」のロングを狙うことで、大きな利益を出しやすいでしょう。

Ku-Chartを使った具体的なトレードロジック

Ku-Chartが通貨の強弱を示すインジケーターであることが分かれば、Ku-Chartのトレードへの活かし方も自ずと分かるでしょう。

以下では、Ku-Chartを使った具体的なトレードロジックを紹介します。

ラインが乖離しているときのトレンドフォロー

2つのラインが大きく乖離しているときは強いトレンドが発生しやすいので、素直にトレンドフォローのトレードで利益を伸ばしやすいです。

ほかのインジケーターなども活用しながら、押し目買いや戻り売りを狙うとよいでしょう。

ラインが近付いてきたときの逆張りや利確

最強・最弱のラインが大きく乖離していた状態から近付いてきたときは、トレンドの終焉が見えてきます。

すでにポジションを持っている場合は利確を検討すべきですし、これからポジションを持つ場合は逆張りがうまくハマりやすい環境になっているといえるでしょう。

Ku-Chartを使うときの注意点

Ku-Chartで「最強」と「最弱」の通貨を選んだ場合、結果としてマイナーな通貨ペアになる可能性があります。

最強と最弱の組み合わせを選んでいる以上、ある程度トレンドは発生していると考えられますが、マイナーな通貨ペアのトレードでは以下に挙げるポイントに注意しましょう。

  • スプレッドの拡大:マイナーペアは手数料が高くなりがち
  • 流動性の低さ:指値が刺さりにくかったり、急激なスリップが発生したりする可能性あり

Ku-Chartでは通貨同士の相対的な強弱を把握できるため、必ずしも最強と最弱のペアを選ばなければならないわけではありません。

マイナーな通貨ペアのトレードにはリスクもあるので、それらの通貨でのトレードに慣れていない場合は、「準最強」や「準最弱」の通貨まで範囲を広げて、なるべくトレードしやすい通貨ペアを選ぶのが賢明です。

まとめ:Ku-Chartを活用して通貨の強弱を判断しよう

今回はKu-Chartを使用して、通貨の強弱を判断する方法について説明しました。

この記事をご覧になったことで、Ku-Chartを積極的に使ってトレンドを見つけることの優位性が理解できたと思います。

ただし、通貨の強弱判断の組み合わせによってはマイナー通貨ペアでのトレードが必要になるかもしれません。

マイナー通貨ペアでのトレードはリスクもあるので、その場合は無理に最強と最弱のペアにこだわらずに、自分が取り扱いやすい通貨ペアの中で、比較的トレンドがハッキリしているものを選ぶとよいでしょう。