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以前にも、通貨の強弱を判断できるツールをご紹介したのを、あなたは覚えていますか?
忘れてしまったという方のために軽くおさらいすると、数ある通貨からすごく強い通貨と、すごく弱い通貨を簡単に見極めることができる便利なインジケーターです。
まだ、記事を読んでいないという方はこちらをご覧ください!
CCFPを使って通貨の強弱を判断する方法そして、今回はこの通貨の強弱を簡単に判断できる、Ku-Chartというインジケーターがあるのでご紹介します。
目次
Ku-Chartってどんなインジケーターなの?
まずKu-Chart最大の特徴を伝えると、「通貨の強弱を簡単に判断できる」ということです。
この通貨の強弱が簡単にわかるということは、大きなトレンドが発生している通貨ペアがわかるというわけですから、後はそのトレンドに沿ってトレードをすれば大きな利益が得られますよね。
そのため、トレンドフォローをメインでトレードをしている方にはすごくオススメのインジケーターです。
このようにKu-Chartの特徴について説明をしたところで、実際にKu-Chartはどう見るインジケーターなのか、続けて詳しく解説しましょう。まずは画像をご覧ください。
1枚のチャートにたくさんのラインが入っているのがわかると思います。
この1本、1本のラインが通貨の強弱を示しているものです。
※各ラインが示す通貨は下記になります
- 水色 ・・・ 円
- オレンジ色 ・・・ 米ドル
- 赤色 ・・・ ユーロ
- 黄緑色 ・・・ ポンド
- 紫色 ・・・ カナダドル
- 白色 ・・・ スイスフラン
- 青色 ・・・ オーストラリアドル
- ピンク色 ・・・ ニュージーランドドル
このように、上に位置しているラインを見て通貨が強いと判断し、反対にラインが下に位置していればその通貨が弱いと判断します。
先ほどの画像から通貨の強弱を判断すると、一番上にラインが位置している黄緑色のポンドが圧倒的に強く、一番下に位置している白色のスイスフランが圧倒的に弱いと判断できますよね。
そして、この2つの通貨を組み合わせたポンド/スイスフランで圧倒的に大きなトレンドができていると判断できるのです。
それでは、実際にポンド/スイスフランを確認してみましょう。
Ku-Chartで確認した通り、ポンド/スイスフランに圧倒的に大きなトレンドが発生していますね。
FXのトレンドとは?相場から利益を狙うために必要な知識を解説!Ku-ChartとCCFPの違いとは
ここまでの記事をご覧になって気づいた方がいるかもしれませんが、通貨の強弱を同じように判断するCCFPというインジケーターを、以前ご紹介しましたね。
※上がKu-Chart、下がCCFP
この画像を見てもらうとわかると思いますが、もしかして同じインジケーターなんじゃないかと思ってしまうくらい似ていますよね。
実際にKu-ChartとCCFPは似ているインジケーターですが、実は通貨の強弱の算出方法が違います。詳しく説明しましょう。
▼CCFPの強弱を算出する方法
「短期移動平均」と「長期移動平均」の変化率の総計で算出しています。
簡単に説明すると、移動平均を軸に通貨の強弱を判断しているということです。
▼Ku-Chartの強弱を算出する方法
「起点t1」と「時系列t2」の対数変化率の平均を出して算出しています。
簡単に説明すると、起点と時系列が離れるほど強弱が出ていると判断しているということです。
このように、一見すると似ているように感じるインジケーターでも、強弱の算出方法に大きな違いがあります。
それでは、どちらが使うべき優秀なインジケーターなのでしょうか…。
私の見解としては、Ku-ChartとCCFPどちらも一緒に使うことをオススメします。
なぜなら、2つのインジケーターで共に強弱判断が同じだった時は、強弱の根拠がより強くなるので、トレードがしやすくなると判断できるためです。
Ku-Chart:まとめ
いかがでしょうか。
今回はKu-Chartを使用して、通貨の強弱を判断する方法について説明しました。
この記事をご覧になったことで、Ku-ChartやCCFPを積極的に使ってトレンドを見つけることの優位性が理解できたと思います。
ただし、通貨の強弱判断の組み合わせによってはマイナー通貨ペアでのトレードが必要になるでしょう。
固定の通貨ペアでトレードをしている方には、値動きの予測が難しいといわれているマイナー通貨ペアは怖いと感じられる方もいると思います。
しかし、マイナー通貨ペアに警戒しすぎる必要はありません。
資金管理を徹底することでリスクを抑えることができますし、不安ならデモトレードから始めるのも良いでしょう。
ぜひ、この機会にマイナー通貨でトレードをして大きな利益を狙える場面を増やしてみてくださいね。