bears power(ベアパワー)とbulls power(ブルパワー)とは?インジケーターの効果的な使い方を解説

ベアとブル

あなたはMT4に標準装備されている「Bears Power」「Bulls Power」というインジケーターを使ったことがありますか?

まるでおとぎ話に出てくるような可愛い名前のインジケーターですが、この子たち、実はすごくできる子なんです!

生みの親はあの有名な、アレキサンダー・エルダー(Alexander Elder)氏。

『投資苑』という

  • 投資に臨む心理
  • 投資の戦略
  • 資金管理

について紐解いた本を書いた有名な博士です。

今回は、アレキサンダー・エルダー氏が開発した「Bears Power」「Bulls Power」という双子のインジケーターの有効な使い方を、徹底的に分析していきたいと思います!

そもそも投資の世界におけるブルとベアには、買い圧力(ブル)、売り圧力(ベア)の意味が込められています。これを大前提として知っておくことで、この「Bears Power」「Bulls Power」がどのように使われていくか大体の予想がつきますよね★

その直感、間違ってないですよ!

「Bears Power」「Bulls Power」の特徴を理解して、トレンド相場を捉えることのできる勝ち組トレーダーを目指していきましょう。

それではさっそく「Bears Power」「Bulls Power」のそれぞれの特徴について、お伝えしていきますね^^

Bears Power ベアパワー

ベアパワー

◆特徴

売りの圧力を示唆するオシレーター系のインジケーター

◆基本設定

  • 期間:13
  • 適用価格:Close

◆計算式

ベアパワー = 現在の安値 - 現在の指数移動平均線の値

◆Bears Powerから分かること

  • 移動平均線(期間13)と安値がどれだけ離れているかをグラフ化
  • 0ラインより下で、上がり始めている場合は、上昇のサイン
  • どの位置にいても下がり始めている場合は、下落のサイン

Bulls Power ブルパワー

ブルパワー

◆特徴

買いの圧力を示唆するオシレーター系のインジケーター

◆基本設定

  • 期間:13
  • 適用価格:Close

◆計算式

ブルパワー = 現在の高値 - 現在の指数移動平均線の値

◆Bulls Powerから分かること

  • 移動平均線(期間13)と高値がどれだけ離れているかをグラフ化
  • どの位置にいても上がり始めている場合は、上昇のサイン
  • 0ラインより上で、下がり始めている場合は、下落のサイン

効果的な使い方

Bears PowerとBulls Powerは、同時に表示することで相場のトレンドの方向性を読み解くことが可能となるインジケーターです。

Bears PowerもBulls Powerも、どちらも相場のトレンドの強さをラインで示します。

このラインが長ければ長いほど、トレンドが強いことを意味しているんですね。

Bears PowerとBulls Powerの両方がプラスを示している場合は、上昇トレンドを示唆しており、Bears PowerとBulls Powerの両方がマイナスを示している場合は、下落トレンドを示唆しています。

Bears PowerとBulls Powerの方向性が逆を示している場合は、レンジ相場、つまり横ばいの相場を示唆していることになります。

このラインの方向性と大きさをチェックすることで、いま相場の圧力がどちらに傾いているのかを瞬時に理解することが可能となるんですね!

まさにやればできる子、ベアとブル!

ぜひあなたのチャートにも仲間入りさせてみてください^^

ベアとブル:まとめ

いかがでしょうか。

本日は相場のトレンドを捉えるためのお手軽インジケーター、Bears PowerとBulls Powerについてお伝えしました!

このインジケーターはMT4に標準装備されているものですので、今日から使ってみることも可能ですよ♪

大きく利益を取っていきたいトレーダーにとって、トレンド相場を捉えることは利益を上げる一番の近道といっても過言ではありません。

もしこの記事でBears PowerとBulls Powerに興味を持ってもらえたのであれば、さっそくトレードに取り入れてみてくださいね!