米大統領就任式を控えて様子見ムード?【2021年1月19日】

2021年1月19日米大統領就任式を控えて様子見ムード?

おはようございます。だいまんです。

2021年1月19日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、アジア時間から欧州の政治不安などを手掛かりとしてドルの買い戻しが優勢となるも、WSJが「次期米財務長官に指名されたイエレン前FRB議長は、19日米上院の指名承認公聴会で、市場が決定する為替レートへのコミットメントを確認するとともに、ドル安を目指さないと明言する見通し」と報じたことなどから、巻き戻しが優勢で引けた。ただ、NY市場がキング牧師誕生日の休場で、参加者が限られたこともあり、動意は総じて鈍かった。露独を繋ぐガスパイプライン「ノルドストリーム2」の建設に関わるロシア船舶に対し、米国が新たな制裁を科すと報じられたが、市場の反応は限定された。

ドル円は103.85から103.54まで下落、ユーロドルは1.2054を安値に、イタリア議会下院で、コンテ内閣に対する信任投票が賛成多数で可決したこともあり、1.2082まで反発、ポンドドルも1.3520を安値に、対ユーロでの買いなどから1.3588まで反発した。

クロス円では、ユーロ円が125.36から125.09まで下落した一方、ポンド円は140.37から140.90まで反発、オージー円が79.52から79.77、NZD円は、73.66から73.85、カナダ円は81.10から81.38で小動きとなった。

1月19日の注目材料

  • 16:00 (独) 12月消費者物価指数・改定値 [前月比] (前回0.5% 予想0.5%)          
  • 16:00 (独) 12月消費者物価指数・改定値 [前年同月比] (前回-0.3% 予想-0.3%)  
  • 16:30 (スイス) 12月生産者輸入価格 [前月比] (前回-0.1%)
  • 16:30 (スイス) 12月生産者輸入価格 [前年比] (前回-2.7%)                    
  • 18:00 (ユーロ圏) 11月経常収支・季調済 (前回266億ユーロ)               
  • 18:00 (ユーロ圏) 11月経常収支・季調前 (前回341億ユーロ)
  • 19:00 (独) 1月ZEW景況感調査・期待指数 (前回55.0 予想59.4)        
  • 19:00 (独) 1月ZEW景況感調査・現況指数 (前回-66.5 予想-69.9                       
  • 19:00 (ユーロ圏) 1月ZEW景況感調査 (前回54.4)                  
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月建設支出 [前月比] (前回0.5%)                            
  • 19:00 (ユーロ圏) 11月建設支出 [前年同月比] (前回-1.4%)      
  • 22:30 (加) 11月製造業出荷 [前月比] (前回0.3%)                     
  • 22:30 (加) 11月卸売売上高 [前月比] (前回1.0%)        
  • 03:00 (英) ホールデン英MPC委員講演       
  • 06:00 (米) 11月対米証券投資・除短期債 (前回519億ドル)                   
  • 06:00 (米) 11月対米証券投資 (前回-104億ドル)         
  • アジア金融フォーラム(香港)           
  • EU非公式財務相理事会
  • 国際エネルギー機関(IEA)月報
  • イエレン氏・財務長官指名承認公聴会(米上院財政委員会)
  • ブリンケン氏・国務長官指名承認公聴会(米上院財政委員会)
  • 米企業決算:バンカメ、ゴールドマン・サックス、ハリバートン、ネットフリックス、ハリバートン、チャールズ・シュワブ、ステート・ストリート

1月19日の相場見通し

昨晩は、NY市場が休場で、小動きの展開に留まりましたが、本日は休暇明けでNY市場が戻って来ることもあって、一定の動きが出るか注目しましょう。

経済指標としては、独12月消費者物価指数・改定値、ユーロ圏11月経常収支と建設支出、独・ユーロ圏1月ZEW景況感調査、カナダでは、11月製造業出荷・卸売売上高などが発表されます。

注目は、 独・ユーロ圏1月ZEW景況感調査です。欧州も新型コロナウイルスが再拡大していますが、直近の経済指標に悪い影響が見えなかったことは、若干不透明ですが、本格的な冬季シーズン入りもあって、弱い結果が引き続きリスクと考えています。

その他、米国では、明日の新大統領就任式を控えて、イエレン氏やブリンケン氏の指名承認公聴会が、米上院財政委員会で行われます。基本的に、民主党が上院で1議席上回っていることで、承認に問題はないと考えられますが、注目はイエレン新財務長官の発言です。昨晩WSJが「次期米財務長官に指名されたイエレン前FRB議長は、19日米上院の指名承認公聴会で、市場が決定する為替レートへのコミットメントを確認するとともに、ドル安を目指さないと明言する見通し」と報じましたが、あくまで観測記事です。特別ドル高を言うことはないとしても、為替に関して発言を避けるかもしれません。その場合最低、昨晩ドルを売り戻した人の買い戻しが出易いことは、留意しておきましょう。

また、米企業の決算発表が続いています。株価の動きも注意です。一方一部に明日の大統領就任式では、トランプ支持派が何か行動を起こすとの思惑が高まっていますが、警戒が厳重となっていることもあって、あまり心配しない方が良さそうです。

1月19日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ: 1.2010~1.2135
  • 基本戦略: 突っ込み売りは避けて戻り売り
  • 予想時間:09:22 予想時レート: 1.2085

ユーロドルは、下値を1.1612と1.1603で、ダブル・ボトムを形成後、堅調に上値を1.2349まで拡大も、この位置では上値を押さえられて調整気味。特に急上昇を支えたサポートを割り込んでいることやスロー・ストキャスティクスが反転下落となっており、当面調整気味となり易い。

下値は1.2035に日足の雲の上限、1.2003から1.2040に日足の窓、1.2011にそれ以前の高値が控えており、サイコロジカルな1.20と含めて、こういった維持では堅調が想定される。また割れても、1.1937に90日移動平均、1.1882-1.1922ゾーンでそれ以前に上値を押さえていた位置には、ロングランのサポートが控えており、買いが入り易い。ただ割れると1.1800-1.1833の戻り安値圏、1.1745-59の戻り安値や1.1711の戻り安値を割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

一方上値は、短期的に、日足の基準線や転換線が位置する1.2199-1.2202が抑えると弱く、超えても1.2223や1.2285の戻り高値が抑えると上値追いできない。1.2349の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカルが視野となるが、オプションの防戦が上値を押さえて可能性が残っているが、しっかりと超えると月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏まで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

デイの戦略としては、一旦昨日の安値が下値付き感が出ており、この維持では買いも、しっかりと反発で売りを狙う形。早期は1.2054をストップに、この手前を買っても、ターゲットは、2111を前に上げ渋りでは利食いで、超えて1.2150方向への上昇から、売り場を探して、ストップは一旦1.2179越え、または1.22まで売り上がるなら、ストップは1.2223越えとなる。売りの場合のターゲットは、1.2090-00が維持されるとしっかりと利食いたい。

またもし、1.2050をしっかりと割れる動きがあっても、1.20方向への調整では、買い場を探して、ストップは一旦1.1984割れで。ただこの買いの利食いは、長く持つならストップを更に下目に置いた対応。デイ・トレードに限るならそれまでの安値1.2050前後が上値を抑えるなら利食いを優先したい。

2021年1月19日米大統領就任式を控えて様子見ムード?

カナダドル円

  • 予想レンジ: 80.50~82.00
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:36 予想時レート: 81.37

カナダドル円は、下値を78.38と77.93でダブル・ボトム的に支えて、82.20まで上値を拡大。ただ、82円台は何度か上値を押さえられており、上値追いは不透明となる。

ただ、スロー・ストキャスティクスが反転上昇となっており、下値は、80.93-97の短期サポートや日足の雲の上限、80.38-57の戻り安値が視野となるが維持では堅調。また80.15の戻り安値を割れても80.02の雲の下限や79.82―94の戻り安値が支えると日足のサポートが有効となる。このリスクは79.24の戻り安値割れて、その場合78.72、78.08-23まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.93や77.63を割れると調整が76-77円ゾーンまで視野となる。このリスクは、75.58、74.77、73.77の安値を順次割れるケースとなる。

一方上値は、82円のサイコロジカルが抑えると上値追いできない。82.20の高値を越えて、82.68、82.81-83.56ゾーンが視野となるが、この位置には月足のマイナー・レジスタナスが控える形。更に超えて84.02-58ゾーン、85円のサイコロジカルなどがターゲットとなるが、売りが出易い。85.23の戻り高値を超えて86.24-98などもターゲットとなるが、最終レジスタンスが控え、上抜けは不透明で、89.20や89.44の戻り高値、91.62の高値などを超えないと、完全なあく抜けはない。

従ってデイの戦略としては、逆張り的戦略で、上値は82円方向への戻りを売って、ストップは82.20越え。ターゲットは、81円が維持されると買い戻し。割れても80.50-60ではしっかりと利食って、この位置では買いも検討されるが、ストップは一旦80.15割れで、更に80円からは、79.60-70まで買い下がって、このストップは79.24割れ。この買いのターゲットは、80.15-60ゾーンが抑えると利食いとなる。

2021年1月19日米大統領就任式を控えて様子見ムード?