【2021年3月23日】米国債入札を睨んで神経質

2021年3月23日米国債入札を睨んで神経質

おはようございます。だいまんです。

2021年3月23日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、NY株価指数が堅調に反発、米長期金利も上げ渋ったことなどから、ドル売りが優勢も全体的に様子見ムードが続いた。米2月中古住宅販売件数やシカゴ連銀全米活動指数が予想を下回り、EUが、30年ぶりに対中制裁を発表、「新疆ウイグル自治区の人権問題を巡り、米英加、欧州連合は共同で対中制裁の発動を決定する可能性が高い」との一部報道にも、反応は見えなかった。

ドル円は108.62から108.86で揉み合い、ユーロドルは、ドイツのロックダウン延長のニュースの悪影響は見えず、1.1874から1.1947まで反発、ポンドドルは、1.3877から1.3822で上下した。

一方クロス円では、ユーロ円が129.94まで反発、ポンド円が150.90から150.34で上下、オージー円が84.38、NZD円は78.12まで反発、カナダ円は87.21を高値に86.72まで一時売りに押された。

3月23日の注目材料

  • 08:15 (米) ボウマンFRB理事講演「経済見通しと中小企業の先行きについて」
  • 16:00 (英) 2月失業保険申請件数 (前回-2.00万件)
  • 16:00 (英) 2月失業率 (前回7.2%)
  • 16:00 (英) 1月ILO方式失業率 (前回5.1% 予想5.2%)
  • 16:00 (英) 1月就業者数増減 (前回-114千人)
  • 16:00 (英) 1月平均賃金・除ボーナス (前回4.1%)
  • 16:00 (英) 1月週間平均賃金・3ヵ月ベース [前年比] (前回4.7%)
  • 17:40 (英) ホールデン英MPC委員講演
  • 18:55 (英) カンリフBOE副総裁講演
  • 19:00 (ユーロ圏) ビルロワ・フランス中銀総裁講演
  • 20:00 (英) 3月CBI受注動向調査 (前回-24)
  • 20:50 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 21:30 (米) 第4四半期経常収支 (前回-1785億ドル 予想-1888億ドル)
  • 22:00 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁講演
  • 23:00 (米) 2月新築住宅販売件数 [年率換算件数] (前回92.3万件 予想87.6万件)
  • 23:00 (米) 2月新築住宅販売件数 [前月比] (前回4.3% 予想-5.1%)
  • 23:00 (米) 3月リッチモンド連銀・製造業指数 (前回14 予想15)
  • 23:00 (米) 3月リッチモンド連銀・サービス業売上高指数 (前回-6)
  • 23:00 (米) 3月リッチモンド連銀・製造業出荷指数 (前回12)
  • 01:00 (米) パウエルFRB議長、イエレン財務長官・議会証言(米下院金融サービス委員会)
  • 02:00 (米) 2年物国債入札(600億ドル)
  • 02:15 (加) グラベル・カナダ中銀副総裁講演
  • 03:45 (米) ウィリアムズNY連銀総裁・討議参加
  • 04:45 (米) ブレイナードFRB理事講演
  • 05:20 (米) ブラード・セントルイス連銀総裁「為替に関する討論会参加」
  • 06:45 (NZ) 2月貿易収支 (前回-6.26億NZドル)
  • 国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(25日まで)
  • 米企業決算:アドビ、ゲームストップ

3月23日の相場見通し

昨晩は、米株価の反発や米長期金利が落ち着いたことで、若干リスクオン的な相場展開となりましたが、総じて揉み合いからは逸脱していません。

本日からまた米国債の入札がスタートします。今夜の2年物国債で影響は少ないかもしれませんが、木曜日には注目の7年物国債の入札が実施されます。現在の米長期金利上昇局面において、7年物入札不調が、長期金利の上昇のターニング・ポイントとなっていることで、この入札結果次第で、米長期金利の方向性が更に強まるのか、上げ止まるのか注目して対応しましょう。

経済指標としては、英2月雇用統計と3月CBI受注動向調査、米第4四半期経常収支と2月新築住宅販売件数、NZ2月貿易収支などが発表されます。

総じて経済指標に対する反応の鈍い展開ですが、英雇用統計は、英国でワクチン接種が進んでいることもあって、良好な結果が見えた場合、ポンド相場を支えるか注目しましょう。

一方今週は国際決済銀行のイノベーションサミットに絡めて、要人発言の機会が多く予定されていますが、特にパウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言は大きな焦点となりそうです。既にパウエルFRB議長は、現状の長期金利の上昇に関して、懸念を示していませんが、イエレン財務長官も同様の見解を示した場合、またぞろ長期金利の上昇は、弾みが強まるリスクがあることは、留意しておきましょう。

また英国でも、英中銀要人が発言をします。マイナス金利の導入や英長期金利の上昇に関して、何か発言があった場合、ポンド相場に影響を与える可能性に注意しておきましょう。

3月23日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3800~1.3950
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:07:46 予想時レート: 1.3661

ポンドドルは、下値を1.2676や1.2855で支えて、上昇が月足の雲を上抜け1.4237まで一時上値を拡大も、この位置がトピッシュとなっており、揉み合い気味の展開。現状レンジの次のブレイクが焦点となるが、上値は、ティクスも反転気味から、今後はどこまで戻りを回復できるか焦点となりそう。

上値は、1.4002-27の戻り高値圏が抑えると弱い。超えても1.4182の戻り高値が抑えるとレジスタンス形成の可能性が残っている。あくまで1.4237の上ヒゲを超えて、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることは注意しておきたい。

一方下値は、1.3778-1.3818の戻り安値圏の維持では良いが、維持できない場合、1.3730-76、1.3657-80の戻り安値圏まで視野となるが、雲の上限が控え、買いが入り易い。ただし、1.3650の90日移動平均や1.3567の戻り安値を割れると1.3503-20の下ヒゲ圏、1.3430-51の下ヒゲ圏がターゲットとなるが、維持では良いが割れると1.3304-50の戻り安値まで視野となる。最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、本日は、英雇用統計の発表が英中銀要人の発言もあって、前述のレンジ・ブレイクの注意が必要だが、ブレイクが発生するまでは、このレンジでの逆張りとなる。

上値は、1.4002-27ゾーンをストップに、1.39前後の反発から1.39ミドルと売り場探し。ターゲットは、1.3778-1.3818を前に、下げ渋りでは軽く利食いながら対応。また買いも、1.38前半で買いを狙って、ストップは1.3778-1.3818ゾーン割れで対応するも、買いの場合1.39が上値を抑えると利食い優先となる。また、こういったブレイクがあった場合も追いかけるのは危険で、更に大き目な動きでは逆張りとなるが、下値は1.3654をストップとして、1.37台は買い場探し。一方上値は、1.4237の高値をストップに、1.41や1.42手前は売りから入る方が良さそうだ。

2021年3月23日米国債入札を睨んで神経質

NZドル円

  • 予想レンジ:77.20~78.20
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:08:03 予想時レート:77.67

NZドル円は、下値を68.21-68.77-68.65-68.98ゾーンの戻り安値圏を維持して、月足の雲の下限を超えて79.14まで上値を拡大。今後月足の戻り高値となる79.62、サイコロジカルな80円や81円、月足の雲の上限となる81.43を目指す動きとなるか注目される。ただ、未だ絶好の利食い場となる可能性が残っていることは注意しておきたい。

一方下値は、日足の基準線と絡む77.42-55の戻り安値の維持では強いが、76.79-77.12の戻り安値を割れると下落が75.80-76.14ゾーンまでターゲットとなるが、この位置に雲の上限が控え、買いが入り易い。ただし。75.33-56を割れると74.72-00ゾーンが視野となるが、この位置には雲の下限が控え維持では、堅調が続くが、74.13や73.66の安値まで割れるとサポートが崩れ、73.20-27、72.82-85ゾーンまでターゲットとなる。また更に72.73まで割れると72.26、71.68-86ゾーン、71.49-53の日足の窓の上限まで割れると相場が崩れ気味となり、窓の下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

従ってデイの戦略としては、突っ込みは出来ないが、反発があれば売り場を探す形で、もし、既に78.20が抑えるならこういった位置から検討する形。または、超える動きがあるなら、一旦止めて78.50-60、78.80-00と売り上がって、ストップは79.15越え。ターゲットは、77.50前後の飯地では買い戻しも、割れても77円前後ではしっかりと利食いとなる。またこの位置の買いは、76.98をストップとするか、75.80をストップとするなら、76円ミドル、76円前半と慎重に買い下がる形。ターゲットは、77.50-78.00が抑えるなら反発では、しっかりと利食っておきたい。

2021年3月23日米国債入札を睨んで神経質