クロス円主導でリスクオフの展開【2021年3月24日】

2021年3月24日クロス円主導でリスクオフの展開

おはようございます。だいまんです。

2021年3月24日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、軟調な株価を受けて、ドルや円が堅調な推移となった。注目の米2年物国債入札が、良好な倍率となったことで、米10年物国債利回りは、1.66%台から1.61%台まで低下したが、株価を支えることはなく、イエレン財務長官が、「税制の変更を検討する予定」、パウエルFRB議長が、「一部の資産価格はやや高い」と議会証言で述べたことなどから、NYダウが374ドル安、ナスダック指数も175ポイント安まで売りに押された。また米経済指標としては、2月新築住宅販売件数が予想を下回ったが、3月リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回り、影響は限定された。

ドル円は、108.41を安値に108.76まで反発、ユーロドルは、新型コロナウイルスの再拡大が懸念され、1.1842まで下落、ポンドドルは、英失業率が予想を下回ったが好感する動きは見えず、1.3741まで売りに押された。

一方クロス円では、ユーロ円は128.60まで下落、ポンド円は149.09まで下落後、149.97まで反発したが、その後再度売りに押され、オージー円が82.74、NZD円は75.93、カナダ円は86.08まで下落後、86.84まで一時反発したが、上値を抑えられた。

3月24日の注目材料

  • 08:50 (日) 2月企業向けサービス価格指数 [前年同月比] (前回-0.5% 予想-0.5%)
  • 08:50 (日) 日銀金融政策決定会合議事録公表(1月20-21日開催分)
  • 09:30 (日) 3月日経製造業PMI・速報値 (前回50.6)
  • 16:00 (英) 2月消費者物価指数 [前月比] (前回-0.2% 予想0.5%)
  • 16:00 (英) 2月消費者物価指数 [前年同月比] (前回0.7% 予想0.8%)
  • 16:00 (英) 2月消費者物価指数・コア指数 [前年同月比] (前回1.4% 予想1.4%)
  • 16:00 (英) 2月小売物価指数 [前月比] (前回-0.3% 予想0.6%)
  • 16:00 (英) 2月小売物価指数 [前年同月比] (前回1.4% 予想1.5%)
  • 17:00 (南ア) 2月消費者物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.9%)
  • 17:00 (南ア) 2月消費者物価指数 [前年同月比] (前回3.2% 予想3.1%)
  • 17:15 (仏) 3月製造業PMI・速報値 (前回56.1 予想56.4)
  • 17:15 (仏) 3月サービス業PMI・速報値 (前回45.6 予想45.5)
  • 17:30 (独) 3月製造業PMI・速報値 (前回60.7 予想60.6)
  • 17:30 (独) 3月サービス業PMI・速報値 (前回45.7 予想46.5)
  • 18:00 (ユーロ圏) 3月製造業PMI・速報値 (前回57.9 予想57.9)
  • 18:00 (ユーロ圏) 3月サービス業PMI・速報値 (前回45.7 予想46.0)
  • 18:30 (英) 3月製造業PMI・速報値 (前回55.1 予想55.0)
  • 18:30 (英) 3月サービス業PMI・速報値 (前回49.5 予想51.0)
  • 21:30 (米) 2月耐久財受注 [前月比] (前回3.4% 予想0.8%)
  • 21:30 (米) 2月耐久財受注・除輸送用機器 [前月比] (前回1.4% 予想0.6%)
  • 22:45 (米) 3月マークイット/製造業PMI・速報値 (前回58.6 予想59.5)
  • 22:45 (米) 3月マークイット/サービス業PMI・速報値 (前回59.8 予想60.1)
  • 22:45 (米) 3月マークイット/総合PMI・速報値 (前回59.5)
  • 23:00 (米) パウエルFRB議長、イエレン財務長官・議会証言(米上院銀行委員会)
  • 23:30 (米) 週間原油在庫統計
  • 00:00 (ユーロ圏) 3月消費者信頼感・速報値 (前回-14.8 予想-14.5)
  • 00:40 (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
  • 02:00 (米) 5年物国債入札(610億ドル)
  • 02:35 (米) ウィリアムズNY連銀総裁・討議参加
  • 04:00 (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁講演
  • 国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(25日まで)

3月24日の相場見通し

昨晩は、日欧米の軟調な株価を受けてリスクオフの動きが広がりました。

本日は材料も多く、株価や米長期金利の動向次第で、荒れた展開が続く可能性に留意して対応しましょう。

経済指標としては、日本の2月企業向けサービス価格指数と日銀金融政策決定会合議事録公表、英2月消費者・小売物価指数、南ア2月消費者物価指数、ユーロ圏各国の3月製造業・サービス業PMIの速報値、英3月製造業・サービス業PMIの速報値、米2月耐久財受注と3月マークイットの製造業・サービス業・総合PMIの速報値、ユーロ圏3月消費者信頼感・速報値などが発表されます。

注目は各国のPMIとなりそうです。ユーロ圏では、ロックダウンが再開されていることから弱い結果がリスクです。また英国ではワクチンの接種が着実の広がっていることもあって、良好な結果が想定されそうです。一方米国では、バイデン政権の追加経済対策の効果もあって、強いPMIが想定されます。各国PMIの強弱差が、ドル相場を支えるか注目しましょう。

また本日もパウエルFRB議長とイエレン財務長官の議会証言、イベントに絡めて、多くの中央銀行要人が発言します。一応パウエルFRB議長とイエレン財務長官は昨日の議会証言で、一定の発言内容が伝わっていることで、影響は少なそうですが、他の要人発言も含めて、何かサプライズ的な発言が見えた場合、相場のかく乱要因となる可能性には留意しておきましょう。

また、本日も米5年物国債の入札が実施されます。昨晩の2年物国債利回りは、良好な結果となりました。本日も良好な結果なら、ドル買いも限定されそうです。

3月24日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ユーロドル

  • 予想レンジ:1.1800~1.1900
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:07:29 予想時レート:1.1848

ユーロドルは、上値を1.2349で押さえられて、急上昇を支えるサポートや日足の雲、90日移動平均を割り込んで、下落が1.1836まで拡大も、現状この位置をどうにか維持している。ただスロー・ストキャスティクスも反転下落に転じており、調整的な展開が続きそう。

上値は、既に1.1941-47、1.1989-90の戻り高値、基準線の1.2039、1.2067や1.2133の戻り高値圏に、90日移動平均や雲が控え、更に1.2183の戻り高値、1.22にレジスタンスが位置しており、当面上値を抑える可能性が高そう。ただ1.2243の戻り高値を超えると一定の反発期待となり、12285の戻り高値を目指す動きとなるが、上抜けは不透明で、あくまで1.2349の高値をしっかりと超えて、1.2400のサイコロジカルが視野となるが、オプションの防戦が上値を押さえて可能性が残っているが、しっかりと超えると月足からは、1.2414-1.2476の戻り高値圏、1.25のサイコロジカルまで視野となる。ただ、1.2555の戻り高値を越えるかは、現状不透明となる。

一方下値は、1.1836の安値を割れると、1.1800-1.1833の戻り安値圏が視野となるが、この位置には、マイナー・サポートやファンラインが位置しており、維持では更に突っ込み売りは出来ない。ただ1.1745-59の戻り安値や1.1711の戻り安値まで割れると1.1650のサイコロジカルまで視野となる。ただ、この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、リスクは、1.1603の安値を割れで、その場合調整が深まり、それ以前の高値1.1495から1.1422ゾーンまで視野となるが買いが入り易い。またもし割れても1.12-1.14ゾーンは、揉み合いを経たゾーンで、こちらも買いが入り易い。あくまで1.1168の戻り安値を割れるまでは、堅調相場が続くと見たい。

従って、デイの戦略としては、突っ込み売りは推奨されないが、反発があれば売り場探し。

ストップを1.1947越えに置いて、1.1880前後から1.1920まで売り場を探して、ターゲットは、1.1836の安値維持では買い戻しも、割れると1.18を前に下げ渋りでは利食い優先となる。また1.18前後は維持を見て買っても、利食いを優先するのが安全で、買いはできれば1.1745-60ゾーンでの検討課題。ストップは1.1711割れで、この買いのターゲットは、1.1836のそれまでの安値が上値を抑えるなら、利食い優先となる。

2021年3月24日クロス円主導でリスクオフの展開

ポンド円

  • 予想レンジ:149.00~150.50
  • 基本戦略:突っ込みは避けて、戻り売り
  • 予想時間:07:42 予想時レート: 149.40

ポンド円は、147.97の高値からのレジスタンスや月足の雲の下限を上抜け、上昇が昨晩152.56まで拡大も、トピッシュとなる形。スロー・ストキャスティクスの反転下落もあって、今後下値拡大リスクが続きそう。

上値は、150.89-151.85の戻り高値圏が抑えるとレジスタンス形成となる。あくまで152.56を超えて、月足からは153.86などが視野となるが、156.60の戻り高値の上抜けは不透明で、更に157.05には横ばいとなる月足の雲の上限が位置しており、上値を抑える可能性が残っている。

一方下値は、基準線と絡む149.09の昨日の安値近辺の維持では良いが、割れると148.12-81の戻り安値圏にマイナー・サポートが控え、維持出来れば堅調が続くが、147.29-41を割れるとエクステンションが崩れ、146.36-56,145.87、146円前後に雲の上限、145.22の戻り安値を割れると144.04-50に雲の下限が控え、維持できるか焦点。ただし、維持出来ない場合、142.85、142.20まで視野となるが、維持は不透明も維持できない場合141.08-29、140.76、140.35-37などが視野となる。また139.48-52を割れると138.00-33の戻り安値圏、136.80-97の下ヒゲまで割れると相場は崩れ、134.88-135.72の戻り安値圏までターゲットとなる。ただこの下方ブレイクが、一気に実現するかは不透明も134.41まで割れると133.62-84の戻り安値圏、133.05や132.95の戻り安値割れると相場は更に崩れ気味となり、132円のサイコロジカル、131.78の安値まで割れると130円までターゲットとなる。

従ってデイの戦略としては、突っ込みは避けて、戻り売り場を探す形。

上値は既に150円が抑えるとこの位置をストップ売り狙いも、一旦149円前後維持されると利食いとなる。また150円を超える動きが見えた場合、150.92をストップに、150.50前後での売り直し。この場合のターゲットは、149円ミドルが維持されると利食いとなる。

また、149円をしっかりと割れるケースでは、147.29をストップに、148.12-81ゾーンから147円後半まで買い場探しが検討されるが、こういった下落では、149.50を超えるまでは、反発ではしっかりと利食いたい。

2021年3月24日クロス円主導でリスクオフの展開