【2021年3月25日】米長期金利と株価の綱引き相場

2021年3月25日米長期金利と株価の綱引き相場

おはようございます。だいまんです。

2021年3月25日相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、揉み合い気味ながら、ドルが堅調な推移となった。米10年物国債利回りは、1.65%まで一時上昇も、5年物国債入札が無難に終わったことで、1.60%台まで下落、NY株価3指数は、前日の安値から反転上昇でスタートしたが、その後値を消しマイナス圏に転落して引けた。また、米2月耐久財受注額は、2月の寒波の影響で予想より一転弱い結果、3月製造業・サービス業PMIは、予想を上回ったが、相場への影響は限られた。その他ホワイトハウスが、バイデン大統領が、30日に訪問予定のピッツバーグで数兆ドル規模のインフラ投資計画を発表すると表明したが、影響は見られなかった。

ドル円は、108.96まで反発、ユーロドルは、欧州圏の製造業・サービス業PMI・速報値が予想を大幅に上回る強い結果となったが、IFOがドイツの2021年の成長率見通しを引き下げたこともあり1.1810まで下落、ポンドドルは1.3674から1.3734で揉み合いとなった。

一方クロス円は、アジア時間の安値から総じて反発も株価の調整に沿って利食いが優先で引けた。ユーロ円は128.29から128.86、ポンド円は148.53から149.45、オージー円は82.29から83.05、NZD円は75.64から76.07で上下、カナダ円は、エジプトのスエズ運河で座礁した大型コンテナ船が航路を塞いでおり、原油運搬に支障が出るとの見方が広がり、原油相場が大幅反発したことで86.10から86.82まで一時反発した。

3月25日の注目材料

  • 08:00 (米) エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回-4170億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回-601億円)
  • 16:00 (独) 4月GFK消費者信頼感調査 (前回-12.9 予想-12.1)
  • 18:00 (ユーロ圏) ECB経済報告
  • 16:45 (仏) 3月企業景況感指数 (前回90 予想91)
  • 17:30 (スイス) スイス国立銀行・政策金利公表 (現行-0.75% 予想-0.75%)
  • 18:00 (ユーロ圏) 2月マネーサプライM3 [前年同月比] (前回12.5% 予想12.5%)
  • 18:30 (南ア) 2月卸売物価指数 [前月比] (前回0.8% 予想0.4%)
  • 18:30 (南ア) 2月卸売物価指数 [前年同月比] (前回3.5% 予想3.6%)
  • 18:30 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 18:30 (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演(BISイノベーションサミット)
  • 20:00 (英) 3月CBI小売売上高調査 (前回-45)
  • 21:30 (米) 週間新規失業保険申請件数 (前回77.0万件 予想73.8万件)
  • 21:30 (米) 週間失業保険継続受給者数 (前回412.4万人 予想403.0万人)
  • 21:30 (米) 第4四半期GDP・確定値 [前期比年率] (前回4.1% 予想4.1%)
  • 21:30 (米) 第4四半期個人消費・確定値 [前期比年率] (前回2.4% 予想2.4%)
  • 21:30 (米) 第4四半期コアPCE・確定値 [前期比年率] (前回1.4% 予想1.4%)
  • 21:30 (米) 第4四半期企業収益・速報値 (前回27.5%)
  • 22:00 (南ア) 南アフリカ準備銀行・政策金利公表 (現行3.50% 予想3.50%)
  • 23:30 (米) ウィリアムNY連銀総裁・討議参加
  • 00:00 (米) 3月カンザスシティー連銀総合指数 (前回24)
  • 00:00 (米) 3月カンザスシティー連銀製造業活動指数 (前回26)
  • 01:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 02:00 (米) エバンス・シカゴ連銀総裁講演
  • 02:00 (ユーロ圏) デギンドスECB副総裁講演
  • 02:00 (米) 7年物国債入札(620億ドル)
  • 04:00 (メキシコ) メキシコ中銀・政策金利公表 (現行4.00%)
  • 04:45 (米) クラリダFRB副議長講演
  • 東京オリンピック・聖火リレー開始
  • 国際決済銀行(BIS)イノベーションサミット(25日まで)
  • バイデン米大統領・就任後初の記者会見
  • 欧州連合(EU)首脳会議(26日まで)

3月25日の相場見通し

昨晩も軟調や米長期金利の動向に、神経質な相場展開となりましたが、本日は注目の7年物国債の入札が実施されます。今週の2年債や5年債の入札が、リバランス需要から良好となったこともあり、本日も良好な入札結果となるなら、米長期金利の押し下げにつながるか注目しましょう。ただ、一方で金利の低下を好感できず、株価が下落した場合、リスクオフの動きにつながり易ことは、考慮して対応しましょう。

ともかく本日も米長期金利と株価を睨みながら、神経質な相場展開が続く可能性に注目して対応しましょう。

本日は、スイス国立銀行、南アフリカ準備銀行、メキシコ中銀の政策金利の公表が予定されています。一応政策の変更は想定されていません。想定通りなら影響は少なそうです。

経済指標としては、独4月GFK消費者信頼感調査、ECB経済報告、仏3月企業景況感指数、英3月CBI小売売上高調査、米国では、週間新規失業保険申請件数、米第4四半期GDPと個人消費の確定値、3月カンザスシティー連銀総合指数などが発表されます。

経済指標に対する反応の鈍い展開が続いていますが、米第4四半期GDPと個人消費の結果は、既に昨年のデーターで、影響は少ないでしょうが、雇用環境を見る上で、週間新規失業保険申請件数の結果は注目です。直近改善傾向が見えていますが、寒波もあって、弱い結果が、一時的なドル売りにつながる可能性に留意しておきましょう。

また、バイデン米大統領の記者会見やEU首脳会議を始め、本日も要人発言が多く予定されています。どういった内容となるかは不透明ですが、米国では米長期金利、ユーロ圏や英国では、新型ウイルスの感染拡大などの発言が焦点となりますが、総じてサプライズがなければ、影響は少ないでしょう。

3月25日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドルカナダ

  • 予想レンジ:1.2550~1.2650
  • 基本戦略: 大きめの動きで逆張り
  • 予想時間:08:08 予想時レート: 1.2581

ドルカナダは、上値を1.3421や1.3391でCapされて、下落を1.2366まで拡大も、現状この位置を維持している。

下げ止まりは不透明だが、スロー・ストキャスティクスが反転上昇に転じており、下値は、1.2462-74ゾーンなどが維持されるとサポート形成からは、堅調な展開が想定される。ただ、維持出来ずに1.2366を割れると1.23のサイコロジカル、1.2250まで割り込むと1.2083-1.2172の戻り安値圏まで視野となる。このリスクは1.2062の安値割れで、その場合は、サイコロジカルな1.20、更に月足のフィボナッチ・リトレースメント(0.9059~1.4690)からは50%となる1.1875まで視野となるのか注意しておきたい。

一方上値は、日足の雲を前に、1.2521-1.2701ゾーンが抑えると弱い。1.2734を超えて、1.2763-83,1.2833-70ゾーンが視野となるが、抑えると上値追い出来ない。1.2882の戻り高値を越えて、一定の反発期待から1.2916、1.2935の戻り高値が視野となるが売りが出易い。1.2958の戻り高値を超えても、それ以前の安値となる1.2995、1.3040、1.3092-1.3138、1.3173-78の戻り高値を超えて、1.3300のサイコロジカルが視野となるが、売りが出易い。あくまで1.3391や1.3421の戻り高値を超えて、下落トレンドは終了する見通し。

デイの戦略としては、上値は追えず、1.2610が上値を抑えるなら、当初は売り気味も、ターゲットは、1.2500を前には下げ渋りでは利食い優先。できれば超えて1.2650から1.2700ゾーンを売り上がって、ストップは1.2738越えで対応したい。この売りの利食いは1.26前後が維持されると利食いとなる。また買いは1.2500前後は維持を確認しながら、1.2450前後、1.24まで買い下がって、ストップは1.2366割れ。この買いの場合のターゲットは、1.26が上値を抑えると利食いとなる。

2021年3月25日米長期金利と株価の綱引き相場

豪ドル円

  • 予想レンジ:81.80~83.00
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:07:32 予想時レート:82.47

豪ドル円は、85.46まで上昇もトピッシュとなる形。スロー・ストキャスティクスも買われ過ぎから反転下落となっており、調整が続くか注目したい。

上値は、転換線と基準線が絡む83.74前後が抑えると弱く、超えても84.290-38,84.67の戻り高値が上値を抑えると85.46の高値からのレジスタンス形成となり売りが出易い。あくまで85.46を超えて、月足からは、87.20の窓の下限、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。

一方下値は、昨日の安値82.29の維持では良いが、割れると81.76-82.04ゾーンの戻り安値、81.09-41の雲の上限と絡む位置が視野となるが、上昇サポートが控えて、買いが入り易い。ただし、80.68を割れると79.54-80.05、79.21の戻り安値まで割れると78.35-99,77.50-89,76.46-77.12,75.73-76.09なども視野となるが、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

従ってデイの戦略としては、突っ込みは避けて、反発があれば売り狙い。上値は、既に83円が抑えるとこの手前で売って、ストップは83.05越え。ターゲットは、82.00-29ゾーンの維持では買い戻し優先が良い。また83.05を超える動きがあっても、84.38を超えるまでは、この位置をストップに、83円ミドル、84円前後と売り上がりを想定したい。ただ、こういった売りの場合は、83円が逆サポートするなら利食い優先となる。また買い戦略は、少し余裕を見ながら、82円前後の維持ならこういった位置から、81円ミドル、81円と慎重に買い下がりを検討して、できればストップは、少し深めの80.68割れに設定して対応したい。この買いの場合、少し長めに持つ必要がありそうだが、それでも84円を超える動きは想定しない形となりそうだ。

2021年3月25日米長期金利と株価の綱引き相場

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