ドルの追いかけ買いは避けたい【2021年11月11日】

2021年11月11日 ポンドドル 為替相場予想

おはようございます。だいまんです。

2021年11月11日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、米週間新規失業保険申請件数は、若干弱い結果となるも、予想を大幅に上回る米10月消費者物価指数を受けて、ドルが全面高となった。10月消費者物価指数は、前年同月比で+6.2%、コア指数も+4.6%と35年ぶりの高い水準となり、米10年物国債利回りが、30年物国債の入札不調もあって、1.592%まで上昇した。一方NY株価3指数は、インフレ懸念の高まりから早期の利上げ懸念で、大きく下落した。

ドル円は、114.01まで一時上昇、ユーロドルが1.1476、ポンドドルも、1.3402まで売りに押された。

クロス円は、ドル円の上昇に一時大きく買われた後は、株価の下落を受けて売りが優勢で引けた。ユーロ円が131.42まで上昇後130.65、ポンド円も153.75から152.59まで下落、オージー円が83.97、NZD円が80.878、カナダ円が91.72まで一時上昇したが、その後値を崩した。

11月11日の注目材料

  • ポーランド市場休場(独立記念日)、カナダ市場休場(リメンバランス・デー)、米債券市場休場(ベテランズデー)
  • 06:45 (NZ) 10月食品価格指数 (前回0.5%)
  • 08:50 (日) 10月国内企業物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想0.4%)
  • 08:50 (日) 10月国内企業物価指数 [前年同月比] (前回6.3% 予想7.0%)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対外中長期債] (前回-5259億円)
  • 08:50 (日) 週間対外対内証券売買契約等の状況 [対内株式] (前回4115億円)
  • 09:00 (NZ) 11月ANZ企業信頼感 (前回-13.4)
  • 09:01 (英) 10月RICS住宅価格指数 (前回68 予想65)
  • 09:30 (豪) 10月新規雇用者数 (前回-13.80万人 予想5.00万人)
  • 09:30 (豪) 10月フルタイム就業者数 (前回2.67万人)
  • 09:30 (豪) 10月労働参加率 (前回64.5% 予想64.8%)
  • 09:30 (豪) 10月失業率 (前回4.6% 予想4.7%)
  • 16:00 (英) 9月月次GDP [前月比] (前回0.4% 予想0.4%)
  • 16:00 (英) 第3四半期GDP・速報値 [前期比] (前回5.5% 予想1.5%)
  • 16:00 (英) 第3四半期GDP・速報値 [前年同期比] (前回23.6% 予想6.8%)
  • 16:00 (英) 9月鉱工業生産 [前月比] (前回0.8% 予想0.1%)
  • 16:00 (英) 9月鉱工業生産 [前年同月比] (前回3.7% 予想3.2%)
  • 16:00 (英) 9月製造業生産指数 [前月比] (前回0.5% 予想0.1%)
  • 16:00 (英) 9月商品貿易収支 (前回-149.27億ポンド 予想-143.00億ポンド)
  • 16:00 (英) 9月貿易収支 (前回-37.16億ポンド 予想-31.00億ポンド)
  • 18:00 (ユーロ圏) ECB経済報告公表
  • 19:00 (ユーロ圏) 欧州委員会・経済予測調査公表
  • 20:00 (南ア) 9月製造業生産 [前年比] (前回1.8%)
  • 20:00 (南ア) 9月製造業生産 [前月比] (前回7.6%)
  • 01:00 (ユーロ圏) シュナーベルECB専務理事講演
  • 中国共産党第19期中央委員会第6回総会開催「6中総会」(最終日)
  • 中国「独身の日」
  • OPEC月報

11月11日の相場見通し

昨晩は、インフレ懸念の高まりから、米長期金利が上昇を強めたことで、ドルが全面高となっています。ただ、本日は、ベテランズデーで米債券市場が休場となります。米長期金利の上昇が一服する可能性もあり、追いかけてドルを買うのは、避けておいた方が良いでしょう。

経済指標としては、NZ10月食品価格指数と11月ANZ企業信頼感、日本の10月国内企業物価指数、豪10月雇用統計、英国では、10月RICS住宅価格指数、9月月次と第3四半期GDP・速報値、9月鉱工業・製造業生産指数と9月貿易収支、ユーロ圏では、ECB経済報告と欧州委員会・経済予測調査などが発表されます。

本日は米経済指標の発表はなく、影響は少なそうですが、豪州の雇用統計や英国のGDP、ECBと欧州委員会の経済予測などは、総じて新型コロナの感染再拡大もあって、弱めの見通しとなっています。あくまで予想比の結果次第ですが、更に弱い結果が見えた場合に、売りが強まる可能性に注意しておきましょう。

また、中国の「6中総会」が最終日を迎えます。歴史決議として「共同富裕」が決議された場合、NY株価が大きく下げていることもあって、大きなアジア株の圧迫要因となるあら、リスクオフの動きが広がり易いことは、留意しておきましょう。

11月11日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ポンドドル

  • 予想レンジ:1.3350~1.3500
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:08:33 予想時レート: 1.3408

下値を1.3412で支えて、1.3835まで反発も、雲やサポートを割れて、再度下落が1.3402まで拡大。スロー・ストキャスティクスの反転が、再度下落を示しており、更に調整が深まるか注意しておきたい。

上値は、直近の戻り高値1.3608に、日足の雲の下限や基準線が控え、抑えると弱く、超えても1.3699の戻り高値に雲の上限が位置して、売りが出易く、更に1.38前後にはレジスタンスが残っており、1.3835の戻り高値を越えるまでは、上値期待は薄いが、超えて1.3854の戻り高値が視野となるが、これも上抜けは不透明。あくまで1.3914の戻り高値を越えて一定の上昇期待となるが、1.3934-58の戻り高値圏、1.3984や1.4009-1.4035の窓を超えて1.4134の戻り高値、1.4186-1.4203の戻り高値圏が視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで1.4251の高値を越えて、1.43のサイコロジカル、2016年のブレグジット決定後の戻り高値となる1.4377が視野となるが、この位置までほとんど目立ったポイントがなくなることで、1.4250,1.4300や1.4350のサイコロジカルが上値を抑えるか注目したい。

一方下値は、1.3402の安値やサイコロジカルな1.34をクリアに割れると1.3304-50の戻り安値まで視野となる。この最大のリスクは、1.3188や1.3135の下ヒゲを割れるケースで、その場合相場は崩れ気味となり1.30のサイコロジカル、1.2906-33の戻り安値圏までの調整の可能性が高まりそう。ただ、一旦下支える可能性はあるが、1.2855まで割れると1.2806-1.2845ゾーン、1.2752までターゲットとなり、更に1.2676や1.2645の戻り安値を割れるケースからは、1.2438-1.2520ゾーンの戻り安値圏、1.2360まで視野となり、1.2252の戻り安値まで割れると1.2162などがターゲットとなるが、最大のリスクは1.2073の戻り安値割れで、その場合1.20のサイコロジカルがターゲットとなる。

デイの戦略としては、突っ込み売りは出来ず、あくまで戻りを待って売り場探し。反発があれば、1.3450前後、1.35前後、できれば1.3550前後まで売り場を探して、ストップは1.3608越え。ただ、ターゲットは、1.34前後が維持されると利食いで、割れても1.33ミドルを前に、下げ渋りではしっかりと利食っておきたい。
ポンドドル 日足チャート

豪ドル円

  • 予想レンジ:83.00~84.00
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:08:46 予想時レート: 83.46

下落を77.90や78.85で維持して、86.26まで反発も現状は更なる展開となっていない。ただスロー・ストキャスティクスが、買われ過ぎ圏から反転気味となっており、戻りでは売りが出易い。

上値は、転換線と絡む84.18-35の戻り高値が抑えると弱く、超えても85.22の戻り高値が抑えるとレジスタンスが有効。あくまで86.07-25の直近高値を越えて、サイコロジカルな86.50や87円、月足からは、88.12や89.08の戻り高値が視野となるが、90.30の2017年の高値越えは不透明となる。また、88.18から90.73ゾーンは、超長期の月足チャートからは、105.44の高値をトップとしたH&Sのショルダーの上限に位置しており、一時的な上抜けはあっても、当面しっかりと超えることは難しいと見ている。

一方下値は、81.86-00の窓の上限の維持では良いが、割れると80.95-81.56の戻り安値圏、80.48-58の雲の上限と絡む位置、79.36-91の雲の下限やサポートまで視野となるが維持では堅調が続く。ただし、78.85を割れると、8.14-65や78円のサイコロジカルまで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.90を割れてしまうと77.50-86,76.46-77.12,75.73-76.09なども視野となるが、75.41の安値まで割れると74.57-75.08の戻り安値圏、73.62-74.08まで視野となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ない。このリスクは73.14を維持出来ずに、72.54の安値まで割れるケースで、その場合過去の揉み合いゾーンとなる67.30-70.18ゾーンまで視野となるが、フィボナッチ・リトレースメントや日足のサポートと合わせても良い位置となる。リスクはこれを維持できないケースだが、それでも64.41、62.76の戻り安値を割れるような調整は、現状あまり想定していない。

従ってデイの戦略としては、突っ込み売りは出来ず、基本戻りでは売り狙い。ただ、83円が維持されると堅調も想定されることで、逆張り的となりそう。上値は84.35越えをストップに、84円への反発では売り狙いも、ターゲットは、83円を前に下げ止まりでは利食い優先。またこの位置は買っても、83円をしっかりと割れるなら止める形。また、84.35を越えても、85円方向への上昇では売り直し。ストップは85.22越え。この売りおターゲットは、84.00-30ゾーンが逆サポートされると利食い優先が安全となる。 

豪ドル円 日足チャート

 

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