今日も荒れた動きに注意【2021年12月1日】

今日も荒れた動きに注意【2021年12月1日】

おはようございます。だいまんです。

2021年12月1日の相場分析です。

昨日のマーケット

昨晩の海外市場は、大荒れの展開となった。ロンドン初頭は、オミクロン変異株に対して、既存のワクチンや治療薬の効果が薄いとの報道を受けたリスクオフの動きも、NY時間では、パウエルFRB議長が、想定以上のタカ派発言を議会証言で述べたことに、月末のドル買いフロートが加わり、一時ドルが大きく上昇した。ただ、その後は、NY株価3指数が揃って大きく下落、米長期金利が上げ渋ったことで、ドルに利食いが優勢となった。

尚パウエルFRB議長は、「オミクロン株は経済、雇用に下振れリスクをもたらす」としながらも、「インフレの高まりが一時的との表現を撤回するのが適当」、「12月FOMCでテーパリングの加速に関して議論する」、「テーパリングを、想定より数カ月は早く終了させることが好ましい」と述べた。米10年物国債利回りは、予想を下回る米11月シカゴ購買部協会景気指数やコンファレンスボードの消費者信頼感指数もあって1.412%まで低下後、パウエル発言を受けて1.498%まで上昇も、その後1.434%まで再低下した。

ドル円は112.53まで下落後、113.70まで急反発もその後113.00前後までじり安となり、ユーロドルは、過去最高となったユーロ圏11月消費者物価指数を受けて1.1383まで上昇後1.1236まで下落したが、その後1.1345まで反発、ポンドドルも、マン英MPC委員が、「利上げについて議論するのは時期尚早」と述べたこともあって1.3371から13195まで一時下落後、1.3310まで値を回復した。

一方クロス円では、ユーロ円は128.35から127.64、ポンド円は150.95から149.73まで下落、オージー円は、80.19から80.86まで反発後80.12まで下値を拡大、NZD円は76.67から77.37まで反発、カナダ円は88.03から88.80で上下した。

12月1日の注目材料

  • 08:50 (日) 7-9月期四半期法人企業統計調査・全産業設備投資額 [前年同期比] (前回5.3% 予想1.5%)
  • 09:30 (豪) 第3四半期GDP [前期比] (前回0.7% 予想-2.5%)
  • 09:30 (豪) 第3四半期GDP [前年同期比] (前回9.6% 予想3.0%)
  • 10:30 (日) 安達誠司日銀審議委員・あいさつ(大分県金融経済懇談会)
  • 10:45 (中) 11月財新製造業PMI (前回50.6 予想50.5)
  • 14:30 (日) 安達日銀審議委員・記者会見
  • 16:00 (独) 10月小売売上高 [前月比] (前回-2.5%(-1.9%) 予想0.9%)
  • 16:00 (独) 10月小売売上高 [前年同月比] (前回-0.7%(-0.6%) 予想-1.7%)
  • 16:00 (英) 11月ネーションワイド住宅価格 [前年比] (前回9.9%)
  • 16:00 (英) 11月ネーションワイド住宅価格 [前月比] (前回0.7%)
  • 16:30 (スイス) 11月消費者物価指数 [前月比] (前回0.3% 予想-0.1%)
  • 16:30 (スイス) 11月消費者物価指数 [前年比] (前回1.2%)
  • 17:30 (スイス) 11月製造業PMI (前回65.4 予想64.0)
  • 17:50 (仏) 11月製造業PMI・改定値 (前回54.6 予想54.6)
  • 17:55 (独) 11月製造業PMI・改定値 (前回57.6 予想57.6)
  • 18:00 (ユーロ圏) 11月製造業PMI・改定値 (前回58.6 予想58.6)
  • 18:30 (英) 11月製造業PMI・改定値 (前回58.2 予想58.2)
  • 22:15 (米) 11月ADP全米雇用報告 [前月比] (前回57.1万人 予想52.3万人)
  • 22:30 (加) 10月住宅建設許可件数 [前月比] (前回4.3% 予想-0.5%)
  • 23:00 (英) ベイリー英中銀総裁講演
  • 23:45 (米) 11月製造業PMI・改定値 (前回59.1 予想59.1)
  • 00:00 (米) パウエルFRB議長、イエレン財務長官議会証言「コロナウイルス支援・救済・経済安全保障法について」(米下院金融サービス委員会)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業景況指数 (前回60.8 予想61.0)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業価格指数 (前回85.7)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業新規受注指数 (前回59.8)
  • 00:00 (米) 11月ISM製造業雇用指数 (前回52)
  • 00:00 (米) 10月建設支出 [前月比] (前回-0.5% 予想0.5%)
  • 00:30 (米) 週間原油在庫統計 (前回+101.7万バレル)
  • 04:00 (米) 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 石油輸出国機構閣僚級会合

12月1日の相場見通し

昨晩の市場は、月末もあって大荒れとなりました。本日は月初で、通常なら静かな展開が想定されますが、オミクロン変異株の続報次第で、荒れた展開が続く可能性の注目した対応しましょう。

経済指標としては、日本の7-9月期四半期法人企業統計調査、豪第3四半期GDP、中国の11月財新製造業PMI、独10月小売売上高、英国では、11月ネーションワイド住宅価格と製造業PMI・改定値、スイス11月消費者物価指数と製造業PMI、ユーロ圏各国の11月製造業PMI・改定値、加10月住宅建設許可件数、米国では、11月ADP全米雇用報告、11月製造業PMI・改定値、11月ISM製造業景況指数とベージュブックなどが発表されます。

変異株のリスクオフで、株価や金利が荒れる中、経済指標に対する関心度が低下する可能性が高そうで、ユーロ圏や英の製造業PMIは、確報なので影響は限定されそうです。ただ、豪州のGDPや中国の財新製造業PMI、独10月小売売上高などは、強弱が見えた場合、一定の相場の動きはありそうです。
一方米国では、週末の米11月雇用統計を睨んで、ADP全米雇用報告や11月ISM製造業景況指数が大きな焦点となります。強い結果が見えた場合、昨晩のパウエルFRB議長のサプライズ発言を再想起させる展開がみえそうです。

また、本日もパウエルFRB議長とイエレン財務長官が議会証言を実施します。一応昨日見えた内容と変化がなければ、影響は限定されそうです。ただ、本人も昨日の混乱を見ているだけに、修正的な発言が出る可能性が残っていることは注意しておきましょう。

イベントとしては、OPEC閣僚級会合が実施されます。明日のOPECプラスの会合と合わせて注目ですが、OPEC自体は、先進国の備蓄放出に対して嫌悪感を持っているようです。バイデン大統領の増産に応じる可能性は低いでしょう。オミクロン変異株の影響で、下落を強めている原油価格を支えることが出来るか注目しましょう。

12月1日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

豪ドルドル

  • 予想レンジ:0.7100~0.7200
  • 基本戦略:戻り売り
  • 予想時間:09:25


下値を0.7106や0.7170で維持して、上昇が一時0.7556まで拡大するも、この位置で抑えられて、調整が続いている。ただ、スロー・ストキャスティクスが既に、売られ過ぎ圏にあって、突っ込み売りは難しいが、日足のサポートを割り込んでおり、戻りでは売りが出易い。

上値は、転換線と絡む0.7179-0.7237、基準線と絡む0.7274-0.7306、雲と絡む0.7368-94と売りが出易い。0.7433-72の戻り高値を越えて、0.75のサイコロジカル、0.7532-37の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明で、抑えると大きなレジスタンス形成となる。あくまで0.7556の直近高値を超えて、0.7600の戻り高値が視野となるが、日足の長期のレジスタンスが控えており、売りが出易い。0.7617の戻り高値を超えて0.7644-75、0.771-26の戻り高値圏、更に超えても0.7776-0.7815の戻り高値圏では、やれやれの売りが出易い。0.7845―57や0.7892の戻り高値を越えて、0.7900や0.7950のサイコロジカルが視野となるが、上抜けは不透明で、あくまで0.8008の直近高値を超えて0.8068や0.8337の2018年の戻り高値が視野となるが、こういった位置の上抜けは現状不透明となる。 

一方下値は、直近安値の0.7063を割れると0.7029-50、0.6992―0.7006の安値まで割れると下落が加速する可能性となり、0.6878-73ゾーン、0.6810-33ゾーンまでターゲットとなる。この維持では更に突っ込み売りは出来ないが、0.6778の戻り安値まで割れと過去のレンジゾーンとなる0.6255-0.6571までターゲットとなる。

デイの戦略としては、突っ込み売りは出来ないが、反発では売場探し。上値は0.7150方向への上昇で売って、ストップは0.7165越え。ターゲットは、0.7080-00が維持されると利食いとなる。また、この位置の買いは維持を確認して、ストップを0.7063割れとして、この買いのターゲットは、0.7130-50が抑えると利食いとなる。また、0.7165を越えるケースでは、0.72前後から0.7250まで売り場を探して、ストップは0.7292越えとなる。このターゲットは、0.7130-50が逆サポートすると利食いとなる。

今日も荒れた動きに注意【2021年12月1日】

スイスフラン円

  • 予想レンジ:122.50~123.50
  • 基本戦略: 逆張り
  • 予想時間:09:23 予想時レート: 123.10

下落を117.54で維持して、125.51まで上値を拡大も、更なる展開となっていない。ただ、スロー・ストキャスティクスが反転上昇に転じており、日足の雲が維持されると一旦下げ止まりが見えるが、月足のスロー・ストキャスティクスは、既に下落となっており、戻りでは売りが出易い。

上値は、基準線と絡む123.70-97が抑えると弱い124.24の戻り高値を越えて、124.50-75,125.22の戻り高値が視野となるが、上抜けは不透明。あくまで、125.51の戻り高値を越えて、月足からは125.91の戻り高値、超えるとポイント薄くなるが、126-130円までのサイコロジカルな位置、131.37の戻り高値が順次視野となるが、134.59の上ヒゲを前に、上値追いは不透明となる。

一方下値は、122.13の安値維持では良いが、割れると121.94から120.95-10の窓で、雲の下限と絡む位置、119.75-120.14の戻り安値圏、119.20の戻り安値が視野となるが、維持では良いが、119.02の戻り安値を割れると、117.82-118.38の戻り安値圏まで視野となる。維持では更に突っ込み売りは出来ないが、117.51―54の戻り安値を割れると調整が深まり、116.82-93,116.42の戻り安値まで視野となるが維持は不透明も、115.91-116.09の戻り安値圏まで割れると相場が崩れ気味となり、115.64まで割れると、114.56-68や114.16-22までポイントが薄くなる。また113.77や113.28の戻り安値を割れると、相場は崩れ気味となり112.96-113.02、112.43-67なども視野となるが、更に112円を荒れると110円方向への調整リスクとなる。

デイの戦略としては、現状はリスク・オンオフで、揉み合い気味から逆張り戦略を検討したい。下値は122.80前後を買って、ストップを122.58割れとするか、122.30-50まで買い下がっても、ストップは122.13割れ。ターゲットは、123.35-50ゾーンが抑えると利食いとなる。またこの位置の売りは、123.71越えをストップ、この売りのターゲットは、122.80-00が支えると利食いとなる。 

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