為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年4月19日週】

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年4月19日週

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2021年4月19日週】概況・展望

依然として、市場の注目は新型コロナウイルスの感染再拡大懸念に尽きるが、ワクチン接種の副作用が報じられてはいるものの、感染拡大が収束傾向にあり、市場は再びワクチンの争奪合戦の様相を呈している。その中、パウエルFRB議長が殆どのFRBメンバーは2024年まで利上げを予想していないとのハト派的な発言が株式市場の追い風になっている。また、先週発表された米経済指標では軒並み力強い内容を示してはいるが、ドルを買い戻す動きは限定的になっており、市場はやや困惑度を深めている。その中、最も注目された日米首脳会談において、声明文では台湾問題に触れており、改めて米中対立激化懸念を意識せざるを得ない外部環境にある。それ故に、相対的にリスクオンが強まる可能性が高く、安全資産の円買い及び有事のドル買いに走りやすい相場環境にあるとも言える。反面、消去法的なユーロ買いも残されており、短期筋としても、安易にどちらにも仕掛けづらいのが現状である。いずれにしても、相場自体に不確実性が多々ある以上、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが賢明であろう。

【2021年4月19日週】注目経済指標

 ECB理事会では、都市封鎖が徐々に解除されてはいるが、政策金利の据え置きがほぼ決定的であり、依然として、米金利の優位性により、ドルを買い戻す動きが優勢になっている。今週は特筆すべき経済指標はない中、市場は引き続き株価動向や米金利動向、そして、米中対立構造の激化を背景に、神経質な展開が予想されている。バイデン大統領は中国からの挑戦に対して、自由で開かれたインド太平洋の将来を確実にすることにコミットしており、また、半導体のサプライチェーンに関する協力を強化することでも日米で一致しており、改めて対中国の包囲網が強調されている。ただ、即座に台湾問題に発展する可能性は低いが、少なからずともマーケットにも影響を及ぼす可能性があり、当面、ポジションの拡大は自重し、臨機応変な売買が求められる。

注目指標

  •  19日(月)日3月貿易統計(通関ベース、季調前) 4,932億円←2174億円
  • 20日(火)豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
  • 21日(水)カナダ銀行 政策金利 0.25% 据え置き
  • 22日(木)欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.00% 据え置き
  • ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
  • 米3月景気先行指標総合指数(前月比) 0.9%←0.2%
  • 23日(金)米3月新築住宅販売件数(前月比) 14.2%←-18.2%

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年4月19日週

乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

2021年4月19日週ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0530
  • 現状乖離幅 0.0739→0.0675

先週の強めの売りシグナルドル円109.65円から下げ足を強めているが、今週も引き続き強めの売りシグナルドル円108.80円が点灯している。
★買いターゲット(107.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

2021年4月19日週ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 21.20円
  • 現状乖離幅 20.85→21.55円

先週の弱い売りシグナル1.1902から上昇に転じており、今週は通常の売りシグナル1.1981が点灯している。
★買いターゲット(1.1850)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

2021年4月19日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 24.70円
  • 現状乖離幅 26.10→24.65円

先週の弱いの買いシグナル0.7620から上昇を速めており、今週は利益確定売りを伴い、弱い売りシグナル0.7734が点灯している。
★買いターゲット(0.7700)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

2021年4月19日週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 40.80円
  • 現状乖離幅 40.65→41.75円

先週の弱い買いシグナル1.3707から上昇に転じており、今週は利益確定売りを伴い、様子見1.3837が点灯している。
★様子見(1.3837)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。