為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年5月31日週】

為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年5月31日週】

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2021年5月31日週】概況・展望

ファンダメンタルズ的には米インフレ懸念や早期テーパリング観測、そして、バイデン大統領の大規模予算提案も手伝い、相対的に米ドルを買い戻す動きが優勢になっている。市場の関心は週末の5月米雇用統計に集まるが、現時点では一連の米経済指標を見る限り、結果次第ではドル高が加速する可能性がある。その中、ドル円は週末にかけて、一時110円台をクリアーしており、引き続き底堅い展開が予想される。ただ、米早期のテーパリング観測に関しては、FOMC議事要旨でも一部の参加者が資産買い入れペースの調整を巡る議論開始が適切との見方が少なくなく、米長期金利の上昇圧力を弱めており、拙速的に米ドルを買い上がる雰囲気と言い難い状況にある。いずれにしても、過剰流動性相場と化している相場展開にあるだけに、引き続き相場が大きく動意づいてからの始動を心掛けるのが得策であろう。

【2021年5月31日週】注目経済指標

様々な売買材料が回遊する中、必然的に5月米雇用統計に集まるが、週初から英米市場休場であり、一段と様子見モードが強まる可能性が高い。その中、今週は米5月ISM製造業景況指数、ベージュブック、米5月ADP雇用統計、米5月ISM非製造業景況指数、そして、注目の米雇用統計などが相次ぐが、事前予想では概ね米経済指標が力強い結果を示す可能性があり、相対的にはドルロングを基調とした戦略性が求められている。

注目指標

  • 31日(月)英米市場休場
  • 01日(火)豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表 0.1%据え置き
  • 欧5月消費者物価指数(HICP、(前年同月比)1.9%←1.6%
  • 米5月ISM製造業景況指数 61←60.7
  • ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
  • 02日(水)豪1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比) 1.1%←3.1%
  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • 03日(木)米5月ADP雇用統計(前月比) 70万←74.2万人
  • 米5月ISM非製造業景況指数(総合) 63←62.7
  • ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
  • 04日(金)パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言
  • 米5月雇用統 失業率 5.9%←6.1%
  • 5月非農業部門雇用者数変化(前月比) 65万人←26.6万人
  • 5月平均時給(前年同月比)1.6%←0.3%

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年5月31日週】

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

2021年5月31日週ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0700
  • 現状乖離幅 0.0671→0.0736

先週の様子見ドル円108.90から上昇に転じており、今週は弱めの売りシグナルドル円109.85が点灯している。
★買いターゲット(ドル円109.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

2021年5月31日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 22.20円
  • 現状乖離幅 23.80→24.05円

先週の売りシグナル1.2185からほぼ変わらず、今週も通常の売りシグナル1.2189が点灯している。
★買いターゲット(1.2080)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

2021年5月31日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 25.00円
  • 現状乖離幅 24.65→25.15円

先週の様子見0.7736から若干下落してはいるが、今週も引き続き、様子見シグナル0.7711が点灯している。
★様子見(0.7711)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

2021年5月31日週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 43.30円
  • 現状乖離幅 45.30→46.05円

先週の弱めの売りシグナル1.4160から若干上昇に転じており、今週は通常の売りシグナル1.4192が点灯している。
★買いターゲット(1.4050)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。

リアルタイム為替レート

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