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FXでよく耳にするスキャルピング。
使ってみたいけど知識が全くないままではうまくいきません。
そのためにも、まずはスキャルピング取引がどのようなものなのかを知りたいですよね。
今回はスキャルピングについての基礎知識を詳しく紹介します。
これを読んであなたもスキャルピングをマスターしましょう!
目次
FXのスキャルピングとは?
FXの手法にはスキャルピング、デイトレード、スイングトレードの3つがあります。
スキャルピングはこの3つの中で一番取引時間が短い手法であり、数秒から数分で終わらせることができます。
それな利益を狙って何度も取引を繰り返し少しずつ利益を増やしていくため、長い時間画面の前に座っていなければなりません。
それに比べてデイトレードは1日で数分から数時間、もしくは11でで行うトレードであり、スイングトレードは数日から数週間かけて行うトレードです。
この3つの違いはこのように取引時間の違いで、時間の長さによって受注する時間も変わります。
スキャルピングは、短い時間の中でのチャンスを狙うため、長時間チャートの動きを見る必要があります。
デイトレードの場合は、例えば昼休みに受注をしておいて、帰宅後 就寝前に決済することなどができます。
また、スイングトレードの場合は2〜3日受注したままにしておいて決済するので時間的な余裕がありますが、日にちを跨ぐため日本の市場が閉まっていても他の市場は動いているので翌日に影響を受けている場合があります。
そして今回はスキャルピングについて解説をしていきます。
スキャルピングは主に初心者の方が使う手法で、まずは値幅を2pipsや5pipsなど、小額から設定して始めます。
これに慣れてきたら値幅を少しずつ大きくして、利益を増やすことが多いです。
初心者におすすめの通貨ペア
スキャルピングの主なやり方は次のようです。
まずは通貨を決めます。
ここでオススメするのは米ドルです。
米ドルは値動きが激しくないため、スキャルピングに向いています。
値動きが激しい通貨の取引では、売買のタイミングを間違えれば大きな損失が出てしまうので、初心者の方は、なるべく値動きが小さい通貨を選びましょう。
実際に取引を初めると、売買はあまり値動きが小さい時を狙うようにします。
徐々にスキャルピングに慣れ、経験を積んだ人ならば大きな値動きがある時を狙うのもおすすめです。
FXにおいてスキャルピングがおすすめな理由
FXにおいて、スキャルピングがおすすめな理由は3つあります。
1つ目は先程から書いているように、初心者でも簡単に利益が得られることです。
小さな利幅を狙ってコツコツ積み上げても、結構な金額を稼げますし、慣れてきたら大きな利幅を狙って一気に利益を出すこともできます。
2つ目の理由は損失が少ないことです。
値動きが小さい通貨を選んだり、動きが少ない時点で取引を行うと、少し損をすることはあっても、大きな損失がありません。
3つ目は短期間でも利益が出せることです。
スキャルピングはタイミングを見計らったり、仕組みを理解するまでには少し時間がかかりますが、慣れてしまえば気軽に行えるためおすすめです。
もちろん最初は取引のタイミングやチャートの読み方など、覚えることはありますが、短期間で結果が出せるので、すぐに利益を出したい方におすすめです。
スキャルピング手法の利点と懸念点
スキャルピングでFXを始めてみようと思っていてもなかなか勇気が出せず始められない方も多いのではないかと思います。
ここでは、スキャルピングのメリットデメリットを分かりやすくご紹介いたします。
向き不向きもありますので、事前に理解しておくことが重要です。
スキャルピングのメリット
FXのスキャルピングのメリットは4つあります。
- 相場の大きな変動や値幅の変動に影響を受けないことです。これはなぜかというと、スキャルピングは先程説明したように、何度も取引を行うのでポジションを長時間保有しません。
そのため、大きな損をする事なく比較的安定しています。 - 利益を得やすいことです。何度も行えるスキャルピングは、チャートの動きが分かりやすいため、短期間で利益を出せます。
- 初心者でも簡単に取引を行えるという点です。チャートを読んだり値幅の動きを確認するためには少し理解が必要ですが、ある程度できるとすぐ行動に移せます。
比較的簡単な手法で損をしにくいため、FX初心者にはおすすめです。 - 精神的な負担が少ないことです。損が少ない分、精神的な負担が減るので拘束時間は長くても取り組みやすいためです。
スキャルピングのデメリット
スキャルピングのデメリットはスプレッドのコストがかかる事です。
短期間で何度も売買をするので、エントリーの回数が増えます。
エントリーの回数が増える事で、スプレッドを支払う回数も増えます。
一回のスプレッドは小さな額でも、何度も取引を重ねる事で大きな額になるので負担がかかります。
スキャルピングとデイトレードの違い
スキャルピング以外の手法としてあるのがデイトレードです。
デイトレードも、FXにおいて重要な手法の一つです。
デイトレードを簡単に説明すると、1日のうちの数時間で売買する短期のトレードです。
スキャルピングとデイトレードにはどのような違いがあるのかを、簡単に説明します。
違い①利確と損切りの値幅
スキャルピングとデイトレードの違いの1つが、利確と損切りの値幅の違いです。
スキャルピングは小さな値幅を狙って少しずつ利益を積み上げる手法ですが、デイトレードは大きな値幅で一気に取引を行い、大きな利益を出します。
この2つの値幅にはなぜ違いがあるのかというと、エントリーするための理由が違うからです。
デイトレードでは大きな利益を出せると同時に大きな損失を生む可能性もあります。
しかし、損切りラインを設定することによって損失を最小限度に抑えることができます。
損切りとは自分の持ってるポジションが損失がある状態で、決済を行うことを言います。
そのため損失を最小限にするために、最初からラインを決めておくことが多いです。
あらかじめレート価格も決めておくと、損失と同時に利益もある程度予測することもできます。
必ずしも全て当てはまる訳ではないですがスキャルピングの場合、損切りラインやレート価格をあらかじめ設定する必要がない時もあります。
デイトレードは1日の動きを見ますが、スキャルピングはその場の値動きを見ながら売買をするので、すぐに注文したり損切りの判断をすることで、利益を得られます。
違い②レバレッジの違い
2つ目の違いがレバレッジです。
レバレッジとは自己資金を元本に、取引額を自己資金以上にして取引をすることができます。
デイトレードの場合は一回の取引金額が大きいので低いレバレッジでも利益を十分に出すことができます。
それに対して、スキャルピングは一回の取引利益が小さく、1〜10pips(ドルや円など通貨の価格の変動を表す数値、1pips=1銭)の取引も行います。
取引を行う時は高いレバレッジを掛けていくことに、より大きな利益を得ることができます。
レバレッジを上手にかけていくことで、スキャルピングは効率よく稼げます。
違い③投入資金の違い
デイトレードはスキャルピングに比べ値動きが大きくロスカットなども考慮すると資金が必要になっていきます。
それに比べスキャルピングの場合は一回の取引での損益がが少ないため、デイトレードより少ない資金で行うことができます。
中期・長期のトレードの場合にはさらに資金が必要になっていきます。
スキャルピングで使うチャート
スキャルピングなどのトレードを行う際には、チャートを理解する必要があります。
FXにおいてチャートとは、値動きをグラフに表したものをいいます。
横は時間軸で縦はドル/円のレートを表しています。
一番右側が現在の為替レートを表しており、左から右を見る事で、価格の流れをの把握することができ、売買のタイミングを掴めます。
チャートにもいくつか種類がありますが、最もメジャーなチャートはローソク足です。
ローソク足とは一定期間の価格を表したもので、代表的なテクニカル指標です。
ローソク足のチャートの特徴は一目で相場の上昇と下降が分かることです。
このようにチャートの見方を知っておくことが、スキャルピングを行う上でとても重要になってきます。
チャートについての基本的な知識がないと、取り引きのタイミングを間違えてしまい損をする場合があるのできちんと理解をしましょう。
チャートには時間軸を利用してトレードを行う手法があり、主に、1時間足と、5分足、1分足があります。
1時間足
1時間足とは1時間を通しての上昇や下落を表すローソク足のことで、1時間でどのような動きがあるのかを把握できます。
スキャルピングの場合は数分での取引になりますので、次の5分足、1分足と合わせて見ることが効果的です。
5分足
5分足とは、5分単位での上昇や下落などの値幅が分かるラインのことです。
5分単位での値幅の動きが分かるので、相場の値動きがより詳しく分かります。
しかし、5分足で下落していても、1時間足では上昇している現象もあります。
なぜなら、1時間足では長い時間の単位での値幅が分かるので、5分足で下落していても、この先伸びる可能性があるからです。
1分足
最後は1分足。
これは毎分の値幅が分かるラインのことで、少ない時間でもすぐにスキャルピング手法で取引ができます。
1分足のメリットはすぐに売買、決済ができるので、利益を作りやすいことです。
デメリットは変化が激しいので、値動きが読めないことがあります。
1分足で読みにくいなと思ったら、長い足で確認しましょう。
スキャルピングの重要ポイントは?
スキャルピングにおいて、重要なポイントがあります。
もちろんFXトレード全般的に重要なポイントになります。
情報量や知識の差で大きく変わってくるので、あらかじめて知っておくのが大事です。
手数料
まずは会社によっては、手数料が存在するところもあります。
FXにおいて手数料は基本的にはありませんが、取引の条件に応じて、手数料が必要な会社もあり、金額は様々です。
FXでは手数料以外に、スプレッド(売値と買値の差)があり、会社によってスプレッド金額は変わります。
スキャルピングの場合は取引回数が多いため、その度にスプレッドが取られてしまいます。
為替ニュース
最後は為替ニュース。
これは毎日更新されるFXのニュースです。
デイトレードやスイングトレードの長期の方が必要ですか、FXをやる上では動向を把握しておくことも大切です。
大きな損失に繋がることもあるので、ニュースを読む習慣をつけましょう。
為替ニュースはいつでも読めるようにスマホやタブレットなどにアプリをインストールするのも良いですね。
中でもFXニュース速報まとめは、最新ニュースがすぐに読めるので、業界の変化に敏感に反応することができます。
ニュース以外にも個人のブログを読むのもおすすめです。
ブログにはFXの最新ニュースのほか、利益の得方や手法について細かく書いてあります。
実体験に基づいているので、イメージが湧きやすく学ぶことができます。
スキャルピングが禁止の業者はある?
FXを始める際には、業者選びから始めなければいけません。
業者を選んでから口座を開き、利益や損失はその口座から出入りします。
また、業者によってルールや取引が違うので、そこから見極めなくてはなりません。
スキャルピングは基本的にどの業者でも行えますが、禁止しているところもあります。
禁止している理由は、短期間で何度も行われる取引はシステムやお客様に迷惑がかかるためです。
もし、スキャルピングが禁止の業者で、スキャルピングを行なった場合は口座が凍結される可能性もあるので、注意しましょう。
海外業者はスキャルピングはOK?
FXの口座を海外で開きたい!という方もいると思います。
しかし、口座を開く前に、海外の業者はスキャルピングが可能なのか知りたいですよね。
海外の業者も日本と同様に、業者によって変わります。
スキャルピングが可能な業者もあれば、禁止されている業者もあります。
それぞれ業者によって違うので、調べてから口座を開きましょう。
海外の業者でスキャルピングを禁止にしている理由は、悪用されるケースもあるからです。
投資家と海外FX業者のサーバを利用した悪用ケースがよく起こるため、リスクヘッジとしてスキャルピングを禁止にしています。
他にもスキャルピングは取引回数が多いため、サーバーに負荷がかかり、スピードが落ちてしまうことも禁止されている理由のひとつです。
スキャルピングをマスターしよう
いかがでしたでしょうか。
FXを始めるにあたり、まずは複雑なルールや手法を理解することから始めないとうまくいかないことが多いです。
今回はFXの手法の一つであるスキャルピングについて紹介しましたが、ご覧の通り様々なルールがありましたよね。
トレード方法をマスターしたり、チャートを読めるようになったり、口座を開く際に行う業者の選び方など、沢山のやらなければいけないこと、学ばなければいけないことがあります。
これから初められる方はもちろん、もう一度スキャルピングの基礎知識を知りたい方も、ぜひ参考にしてみてください。