為替相場予測_ウィークリーレポート【2020年9月28日週】

こんにちは。鈴木郁雄です。

今週の、為替相場予測です。

【2020年9月28日週】概況・展望

米欧では新型コロナ・ウィルス感染拡大が再燃しており、依然として、リスク回避の動きは根強く、相対的に市場は安全資産であるドル買い及び円買いに反応している。

それ故に、世界経済はワクチン開発に依存しなければならない情勢であるが、一方では米中覇権争いが更に深刻化、そして、米低金利の長期観測による過剰流動性資金がマーケットを席捲する可能性があり、また、ドルの優位性が損なわれるなど、安易にドル買いに走る外部環境とは言えず、相場の難易度を深めていると言わざるを得ない。引き続き直近のレンジ幅を重視し、相場が大きく動意づいてからの始動が得策であろう。

【2020年9月28日週】注目の経済指標

今週の注目材料は9月米雇用統計であるが、FRBが低金利政策の長期化を促している関係上、即座に改善する見込みは希薄になっている。

とは言え、トランプ大統領としては、再選までは株高と同時に雇用情勢の改善が最低条件にあるだけに、ある程度の改善を見越したポジショニングが求められる。一方、米大統領再選選挙が刻々と迫る中、29日には第1回目の大統領討論会が行われるが、トランプ大統領は既に再選に向けて、保守派のエイミー・バレット氏を連邦最高裁判事に指名するなど、ありとあらゆる手段を講じている。

そして、コロナ・ウィルス対策に関しても希望的観測を述べる可能性が高く、相場を動意づかせるには材料不足と言えるかも知れない。

注目指標

  • 28日(月)ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁発言(追加金融緩和)
  • 29日(火)米大統領討論会(最高裁判所・新型コロナ・ウィルスなど6項目)
  • 30日(水)9月ADP雇用統計(前月比) 4-6月期四半期実質国内総生産(GDP)
  • 01日(木)7-9月期 日銀短観・四半期大企業非製造業業況判断(悪化見込み)、9月ISM製造業景況指数
  • 02日(金)9月米雇用統計 失業率 9月非農業部門雇用者数(改善は期待薄)、9月ミシガン大学消費者態度指数(横這い)

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。

ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円*ユーロドル)から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。売買基準は乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0500
  • 現状乖離幅 0.0367→0.0452

先週の買いシグナルドル円104.55円から上昇を速めており、今週は弱い買いシグナルドル円105.55円が点灯している。
★売りターゲット(106.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 18.00円
  • 現状乖離幅 19.25→17.25円

先週の強めの売りシグナル1.1841から下落基調を強めており、今週は利益確定買いを交えて、ほぼ様子見に近い弱い買いシグナル1.1634が点灯している。
★売りターゲット(1.1650)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 29.50円
  • 現状乖離幅 28.35→31.30円

先週の強めの売りシグナル0.7288から下落に転じており、今週は利益確定買いを伴い、買いシグナル0.7035が点灯している。
★売りターゲット(0.7150)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 32.00円
  • 現状乖離幅 30.55→29.10円

先週の弱めの売りシグナル1.2922から下落基調を強めており、今週は利益確定買いを伴い、買いシグナル1.2719が点灯している。
★売りターゲット(1.2880)

本ペットチャートは3~5段階の少な目からの分散投資をお勧めします。尚、売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。