円売りもスピード感が早く、追いかけるのは避けたい【2021年10月18日】

2021年10月18日 為替相場予測

おはようございます。だいまんです。

2021年10月18日の相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、米9月小売売上高が予想を上回ったこともあって、米長期金利が高止まりしたこと、NY株価3指数が堅調の上昇を続けたことで、リスクオンの円売りが続いた。ただ、10月NY連銀製造業景気指数やミシガン大消費者信頼感指数・速報値は、予想を下回っており、円は下げ渋った。一方米10年物国債利回りは、1.579%までじり高となった。

ドル円は、114.46まで上昇後、弱い米指標結果を受けて113.98まで一時売りに押され、ユーロドルは、1.1619から1.1588の狭いレンジで推移、ポンドドルは、北アイルランド国境問題で、EUが新たな譲歩案を提案したこともあって、対ユーロでの買いが追い風となって1.3755まで買い戻された。またユーロポンドは、0.8424と2020年2月来の安値まで下落した。

一方クロス円では、ユーロ円が、132.78まで上昇後132.31まで売りに押され、ポンド円は157.43の高値、オージー円は84.93から84.61で推移、NZD円は、対豪ドルの買いもあって80.87まで値を上げ、カナダ円は92.68まで上昇後92.15まで利食いに押された。尚AUD/NZDは、1.0488まで売りに押された。

10月18日の注目材料

  • 06:45 (NZ) 第3四半期消費者物価 [前期比] (前回1.3% 予想1.4%)
  • 06:45 (NZ) 第3四半期消費者物価 [前年同期比] (前回3.3% 予想4.1%)
  • 08:01 (英) 10月ライトムーブ住宅価格 [前月比] (前回0.3%)
  • 08:01 (英) 10月ライトムーブ住宅価格 [前年比] (前回5.8%)
  • 11:00 (中) 第3四半期GDP [前期比] (前回1.3% 予想0.5%)
  • 11:00 (中) 第3四半期GDP [前年同期比] (前回7.9% 予想5.2%)
  • 11:00 (中) 9月固定資産投資 [前年比] (前回8.9% 予想7.9%)
  • 11:00 (中) 9月小売売上高 [前年同月比] (前回2.5% 予想3.3%)
  • 11:00 (中) 9月鉱工業生産 [前年同月比] (前回5.3% 予想4.5%)
  • 20:30 (トルコ) 8月住宅価格指数 (前回2.8%)
  • 21:00 (ポーランド) 9月消費者物価指数 [前年比] (前回3.9% 予想4%)
  • 21:15 (加) 9月住宅着工件数 (前回26.02万件 予想25.50万件)
  • 21:30 (加) 8月対内証券投資額 (前回141.9億加ドル)
  • 21:30 (加) 8月対外証券投資額 (前回-46.9億加ドル)
  • 22:15 (米) 9月鉱工業生産 [前月比] (前回0.4% 予想0.2%)
  • 22:15 (米) 9月設備稼働率 (前回76.4% 予想76.5%)
  • 22:15 (米) 9月製造業生産 [前月比] (前回0.2% 予想0.3%)
  • 23:00 (米) 10月NAHB住宅市場指数 (前回76 予想76)
  • 23:30 (英) カンリフ英中銀副総裁講演
  • 03:15 (米) ジョージ・カンザスシティ連銀総裁、カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁講演
  • 05:00 (米) 8月対米証券投資 (前回1260億ドル)
  • 05:00 (米) 8月対米証券投資・除短期債 (前回20億ドル)
  • 中国恒大集団・30日間の利払い猶予期間(23日との指摘も)
  • アストロ:NYダウ・原油重要変化日、水星・木星の逆行終了
  • 高島暦:「前場安いと後場戻る日。押し目買い」

10月18日の相場見通し

金曜日の海外市場も米長期金利が高止まりや堅調な株価を受けて、リスクオンの円売りが続きました。この状況が今週も続くかが、大きな焦点となりそうですが、今週は重要な経済指標が続くも、大きなイベントは予定されていません。指標による影響は限定されそうですが、一方若干忘れられていますが、中国恒大集団の30日間の利払い猶予期間が、本日または19日に到来すると指摘されています。一部に23日との指摘もあって、不透明ですが、ともかくこの問題が、再び持ち上がるとリスクオフの動きにつながり易いことは、留意しておきましょう。

経済指標としては、NZ第3四半期消費者物価、英10月ライトムーブ住宅価格、中国では、第3四半期GDP、9月固定資産投資・小売売上高・鉱工業生産、加9月住宅着工件数と8月対内外証券投資額、米国では、9月鉱工業・製造業生産と設備稼働率、10月NAHB住宅市場指数などが発表されます。

注目としては、欧米では、あまり重要な市場がありませんが、アジア時間の指標が焦点となりそうです。まずNZ第3四半期消費者物価は、結果の強弱次第ですが、一応NZ中銀は、既に引き締め姿勢にあることで、弱い結果がリスクとなりそうです。また中国のGDPを始めとした経済指標も結果次第ですが、弱い結果が見えた場合、中国リスクが再び意識されそうです。

要人発言としては、週末ベイリー英中銀総裁がタカ派的な発言を行っていますが、ポンド相場は、年内または来年2月の利上げを織り込む形で上昇しています。本日のカンリフ英中銀副総裁も、タカ派的な発言を続けるなら、ポンド相場の下支えとなりそうです。

その他今週は米国で、テスラやネットフリックを始め米企業決算が佳境を迎えてきます。決算の結果を受けた株価や米長期金利の動向にも細心の注意を払って対応しましょう。

10月18日のデイ・トレード戦略

本日のデイトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:113.50~114.50
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:08:01 予想時レート: 114.32

調整を108.72や109.11-12で維持して、日足の雲を超えて114.46まで上昇を拡大。スロー・ストキャスティクスも上昇を続けており、強い形が見えるが、若干スピード感が早い感じもあって、あくまで押し目を待って買いを狙いたい。

下値は、既に113.21-62の戻り安値が維持されると強いが、113円を割れると112.08-25の戻り安値とそれ以前の高値、111.20-66の戻り安値とそれ以前の高値、110.87-00の戻り安値が支えると堅調が続くが、110.82の戻り安値を割れると110.25-80の戻り安値とそれ以前の高値が重なる位置、109.19の雲の上限や109.99の雲の下限が視野となるが、買いが入り易い。ただし、109.71の戻り安値を割れるとイメージが悪化し、109.50のサイコロジカル、109.11-12の戻り安値やサイコロジカルな109円前後を維持出来ずに、108.72の戻り安値まで割れると調整色が強まり、108.56-57の戻り安値圏、108.35の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、108.03の戻り安値や108円を維持出来ずに、もし107.48まで割れると相場は崩れる。その場合107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値、サイコロジカルな106円前後まで視野となるが、大きな流れのネックラインからは、買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値まで割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、ただ、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

一方上値は、114.46や114.55戻り高値を越えると114.73、115.00のサイコロジカル、115.51、125.86の高値から99.02の安値までの調整のフィボナッチ・リトレースメント61.8%の115.61まで視野となるが、順次売りが出易い。ただ、更に超えると118,66-60のトランプ大統領就任後の高値まで順次視野となる。

従ってデイの戦略としては、一過性の円売りが続いているが、上値追いは避けておきたい。あくまで押し目待ちだが、既に114円が維持するか注目されるが、出来ればそれ以前の高値圏となる113.80を睨んでこの位置から113円ミドルまで買い下がって、ストップは、113.20や113円割れで対応。ただ、こういった下落の場合、ターゲットは、現状の高値114円ミドルが抑えると反発では、適時利食いとなる。

一方早期は現状の高値が抑えるケースでは、売りも検討されるが、ストップは114.55越え。ターゲットは、同様に113.80-00などが維持されると利食っておきたい。また売りは様子見なら、115円に近い位置で売場探し。このストップは115.55越えで、売り上がりの余裕を持って対応。この売りのターゲットは、デイ・トレードなら、114.00-20が維持されると利食いとなる。またこの売りが中長期的にワークしても、現状112円が支えられる可能性が高いことは、留意して対応したい。
ドル円

NZドル円

  • 予想レンジ:80.50~81.50
  • 基本戦略: 押し目買い
  • 予想時間:08:33 予想時レート:81.05

上昇を80.19でトピッシュとして、下値を74.57まで拡大するも、現状この位置を維持して反発が、この高値を越える形。スロー・ストキャスティクスに、反転余地が残っており、更に上値を拡大するか注目される。

上値は、早朝から81.18まで拡大しており、この位置を越えて、月足からは81.56-83.00、83.80-90の月足のネックライン(下段月足チャート参照)、84.90の戻り高値を越えて、87.20-88、89.26,91.02などが視野となるが、92.40や94.03の戻り高値を前に、上抜けは不透明となる。 

一方下値は、79.86-80.03、78.82-79.08の転換線や基準線と絡む位置、78.38-54,77.84-92の窓の下限、割れても77.31-58のサポートと雲の上限、76.67-94の雲の下限が絡む位置の維持では堅調が続くが、76.34-44を割れると75.50-76.08ゾーン、74.96の戻り安値まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、74.57の直近安値を維持出来ずに、74.13や73.66の安値まで割れると73.20-27、72.82-85ゾーンまでターゲットとなる。こういった位置は一旦維持される可能性はあるが、72.73まで割れると72.26、71.68-86ゾーン、71.49-53の日足の窓の上限まで割れると相場が崩れ気味となり、窓の下限となる70.48-52、69.71-70.00、69.37-45の戻り安値圏まで視野となるが維持では更に突っ込み売りは出来ない。リスクは68.88や68.65の安値、下限レンジ最安値となる68.21を割れるケースで、その場合下落が加速するリスクが高まり、67.53の戻り安値、66.32-66.59の戻り安値圏なども視野となるが、長期のサポートが控える。更に割れても過去の揉み合いレンジとなる63.10-66.17ゾーンなどは底堅い位置となりそう。このリスクは61.79割れとなる。

従ってデイの戦略としては、上値追いは避けて、押し目があれば買い場探し。できれば80円ミドルから80円への調整で買い下がって、ストップは79.75割れ。または、思い切って、79円割れとするから、79円ミドルまで買い下がりの余裕を持って対応。ただ、現状の高値81.18を前に、上げ渋りでは随時利食っておきたい。

また早期の売り狙いは、81.18を越えないことを確認して売りを検討するも、同様に80円ミドルが維持されると利食いとなる。

または、中長期的には、83.80-90があれば売りを狙う形だが、現状本日のところは可能性が低いので、考慮する必要はないが、将来的な利食いや売り位置として、考慮して頂きたい。

 

NZD円

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