為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年12月20日週】

為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年12月20日週】

こんにちは、鈴木郁夫です。

今週の為替相場予測です。

【2021年12月20日週】概況・展望 

先のFOMCではインフレ懸念が強まる中、テーパリング観測の加速が決定し、金利見通しも、2022年末時点の政策金利見通しを0.90%、2023年末時点では政策金利見通しを1.6%へ引き上げ、各年3回ずつの利上げを示唆するなど、総じてタカ派の内容になっているが、市場には依然として、米中対立構造の激化、ウクライナ情勢の悪化、そして、新型コロナウイルス・オミクロン株を巡る過度な悲観論なども浮上しており、拙速的な金融緩和引き締め策を疑問視する声も少なくない。相対的には米国FRBは金利正常化に向かっている反面、欧州EBC並びに日銀はその気配もなく、米金利の優位性、そして、リスク回避を軸としたドル買戻しが優先され易い外部環境にある。とは言え、すでに米ドルロングが警戒レベルまで積みあがっている関係上、拙速的にドルを買い上がる難しさもあり、もう一段のドルの上昇局面では一旦清算入りと見なした方が無難であろう。

【2021年12月20日週】注目経済指標

今週は年内最後の重要イベントであった主要国中銀(米国・英国・欧州・日本)の金融政策イベント通過し、材料出尽くし感は否めない中、クリスマス休暇も挟み、調整主導の展開が予想されるが、市場参加者の激減が予想されるだけに、過剰反応する可能性もあるだけに、当面、少なめのポジショニングで臨機応変な売買が求められる。

経済指標

  • 20日(月)欧10月経常収支
  • 米11月景気先行指標総合指数(前月比)
  • 21日(火)豪準備銀行(中央銀行)、金融政策会合議事要旨公表
  • 米7-9月期四半期経常収支
  • 欧12月消費者信頼感(速報値)
  • 22日(水)米7-9月期四半期実質国内総生産(GDP、確定値)(前期比年率)
  • 米11月中古住宅販売件数(前月比)
  • 米12月消費者信頼感指数(コンファレンス・ボード)
  • 23日(木)黒田東彦日銀総裁、発言
  • 米前週分新規失業保険申請件数
  • 米11月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
  • 米11月耐久財受注(前月比)
  • 米11月新築住宅販売件数(前月比)
  • 24日(金)米国振替休日

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円相場のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効果的です。

各通貨ペア動向

以下、各通貨ペアの動向になります。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.1070
  • 現状乖離幅 0.1049→0.1068

先週の弱い買いシグナルドル円113.45円から若干上昇しており、今週も引き続き弱い買いシグナルドル円113.65円が点灯している。
★売りターゲット(114.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 17.50円
  • 現状乖離幅 14.85→14.15円

先週の強い買いシグナル1.1309から更に下落しており、今週も引き続き強い買いシグナル1.1245が点灯している。
★売りターゲット(1.1550)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 30.50円
  • 現状乖離幅 32.15→32.65円

先週の買いシグナル0.7116から若干下落しているが、今週も引き続き通常の買いシグナル0.7127が点灯している。
★売りターゲット(0.7300)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 40.75円
  • 現状乖離幅 37.00→36.95円

先週の強い買いシグナル1.3261から変化はなく、今週も引き続き強い買いシグナル1.3251が点灯している。
★売りターゲット(1.3550)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。
売買シグナルは添付のチャートを参照してください。
尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。

豪ドル見通し5年後 豪ドルの5年後見通しは?100円超えの可能性や相場分析から見る買い時とは【2022年最新】