為替相場予測_ウィークリーレポート【2021年3月1日週】

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年3月1日週

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2021年3月1日週】概況・展望

 大規模な米追加支援策にもかかわらず、米10年債利回りが一時1.61%台まで急伸するなど、米長期金利の急ピッチの上昇が市場のリスクオフを再燃させている。相対的に金融市場の不確実性から、市場参加者も安易にポジションを取り切れない情勢にある。その中、米国株式市場では米追加経済対策への期待感、堅調な米経済指標、そして、コロナ対策としてのワクチン接種の進展期待などを背景に、総じて、インフレ期待の高まりと共に、米金利の急騰がドルを買い戻す材料になっている。反面、高値警戒感がある株式市場にとっては、好ましい外部環境と言わざるを得ず、また、相場のけん引役でもあった過剰流動性資金の潮流にも変化を及ぼす可能性があるため、当面、株価の乱高下や債券相場の動向、そして、米中覇権争いを想定した上で臨機応変な戦略性が求められる。

【2021年3月1日週】注目経済指標

基本的には週末に発表される米2月雇用統計に集まるであろうが、FRB関係筋や各連銀総裁が述べている様に完全雇用には程遠い状態にあるだけに、相場への影響は限定的になっている。依然として、市場の注目はコロナウィルスの感染拡大状況にあるが、変異種の浮上により、先行き不透明感は残るが、ワクチン接種の進行に加えて感染者数も減少傾向にあることから、世界経済はコロナ後を見据えた展開に移行しつつあり、総じて、期待先行相場と化している。売買材料自体は多様化する中、長期金利の上昇とリスクオンの動きが加わり、相場の難易度を更に高めている。当面、相場が大きく動意づいてからの逆張りに専念することも一考であろう。

注目指標

  • 01日(月)米2月製造業購買担当者景気指数(PMI) 58.5 横這い
  • 米2月ISM製造業景況指数 58.6←58.7
  • 02日(火)豪準備銀行(中央銀行)政策金利発表 0.1%据え置き
  • 03日(水)欧2月消費者物価指数(HICP、速報値) 1.0%←0.9%
  • 04日(木)米2月ISM非製造業景況指数 58.6←58.7
  • 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
  • パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言
  • 05日(金)米雇用統計 失業率6.4%←6.3%
  • 米2月非農業部門雇用者数変化(前月比) 15万人←4.9万人
  • 米2月平均時給(前月比) 0.2%変わらず

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年3月1日週

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

2021年3月1日週ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0400
  • 現状乖離幅 0.0426→0.0513

先週の弱めの売りシグナルドル円105.45円から上昇を強めており、今週は強めの売りシグナルドル円106.60円が点灯している。
★買いターゲット(105.00円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

2021年3月1日週ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 22.75円
  • 現状乖離幅 22.30→22.10円

先週の弱い買いシグナル1.2115から若干下落しており、今週は弱めの買いシグナル1.2073が点灯している。
★売りターゲット(1.2150)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

2021年3月1日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 24.00円
  • 現状乖離幅 24.70→24.50円

先週の弱い売りシグナル0.7866から下落しており、今週は利益確定買いを伴いながら買いシグナル0.7702が点灯している。
★売りターゲット(0.7850)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

2021年3月1日週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 39.00円
  • 現状乖離幅 42.25→41.90円

先週の売りシグナル1.4007から下落しており、今週は利益確定買いを伴い、弱い買いシグナル1.3931が点灯している。
★売りターゲット(1.3950)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。