リスクオン相場も上値追い出来ない【2021年5月17日】

リスクオン相場も上値追い出来ない【2021年5月17日】

おはようございます。だいまんです。

2021年5月17日相場分析です。

昨日のマーケット

金曜日の海外市場は、米4月小売売上高や5月ミシガン大消費者信頼感指数の速報値が予想を下回ったことで、米長期金利が低下、ドルの売り戻しが優勢で引けた。また、直近大きく下落した株価が堅調に反発したこともリスクオンのドル売りを誘った。米10年物国債利回りが1.62%台まで低下、NYダウが430ドル越え、ナスダック総合指数も330Pを超える上昇となった。

ドル円は109.19まで下落、ユーロドルが1.2148、ポンドドルが1.4111まで上昇した。

一方クロス円では、ユーロ円が132.84、ポンド円が154.29、オージー円が85.17、NZD円が79.35、カナダ円が90.51まで上昇した。

5月17日の注目材料

  • ノルウェー市場休場(憲法記念日)
  • 08:01 (英) 5月ライトムーブ住宅価格 [前月比] (前回2.1%)
  • 08:01 (英) 5月ライトムーブ住宅価格 [前年比] (前回5.1%)
  • 08:50 (日) 4月国内企業物価指数 [前月比] (前回0.8% 予想0.5%)
  • 08:50 (日) 4月国内企業物価指数 [前年同月比] (前回1.0% 予想3.1%)
  • 09:00 (NZ) 4月ビジネスNZパフォーマンスサービス指数 (前回54.1)
  • 10:30 (中) 4月住宅価格指数 [前年比] (前回4.6%)
  • 11:00 (中) 4月固定資産投資 [前年比] (前回25.6% 予想19%)
  • 11:00 (中) 4月小売売上高 [前年同月比] (前回34.2% 予想25.0%)
  • 11:00 (中) 4月鉱工業生産 [前年同月比] (前回14.1% 予想10.0%)
  • 15:30 (スイス) 4月生産者輸入価格 [前月比] (前回0.6%)
  • 15:30 (スイス) 4月生産者輸入価格 [前年比] (前回-0.2%)
  • 19:00 (ユーロ圏) 4月準備資産総額 (前回849.37十億ユーロ)
  • 21:15 (加) 4月住宅着工件数 (前回33.52万件 予想29.14万件)
  • 21:30 (加) 3月対内証券投資額 (前回85.2億加ドル)
  • 21:30 (加) 3月対外証券投資額 (前回105.4億加ドル)
  • 21:30 (米) 5月NY連銀製造業景気指数 (前回26.3 予想23.7)
  • 23:00 (米) 5月NAHB住宅市場指数 (前回83 予想83)
  • 23:00 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁「オンライン会合で開会の辞」
  • 23:05 (米) クラリダFRB副議長講演
  • 23:25 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁、クラリダFRB副議長「対話集会参加」
  • 23:30 (米) ボスティック・アトランタ連銀総裁講演
  • 26:00 (米) 米財務省20年物国債入札
  • 05:00 (米) 3月対米証券投資 (前回726億ドル)
  • 05:00 (米) 3月対米証券投資・除短期債 (前回42億ドル)
  • ラガルドECB総裁、ゲオルギエバIMF専務理事「ジェンダーイベント参加」

5月17日の相場見通し

週末は、株価が大きく戻ったことで、直近相場の巻き戻しが優勢となりました。ただ、この株価の戻りも調整の範囲の可能性があり、反発ではやれやれの売りが出易く、そうなると現状のリスクオンの動きも追いかけるのは危険だと考えておくのが良さそうです。

経済指標としては、英5月ライトムーブ住宅価格、日本の4月国内企業物価指数、NZ4月ビジネスNZパフォーマンスサービス指数、中国の4月住宅価格指数、4月固定資産投資・小売売上高・鉱工業生産、スイス4月生産者輸入価格、加4月住宅着工件数と3月対内外証券投資額、米国では、5月NY連銀製造業景気指数とNAHB住宅市場指数などが発表されます。

今週はあまり大きなイベントはありませんが、注目としては、中国の指標は、良好が続けば問題はあまりないでしょう。一方先週米国の小売売上高が予想を下回りましたが、総じて米経済指標はワクチン接種の拡大やロックダウンの緩和で、良好が想定されます。悪い結果も恐らく一時期の強い結果の反動程度の可能性がありそうです。本日の5月NY連銀製造業景気指数などが、予想よりブレても影響は限定されるでしょう。

また、米国の20年物国債の入札が行われます。引き続き米長期金利と株価の動向に、一喜一憂する相場が展開が想定されそうです。

要人発言としては、 ラガルドECB総裁は、ジェンダーイベントの参加ということで、特別金融政策に言及がなければ影響は薄く、ボスティック総裁やクラリダFRB副議長も、強くテーパリングの必要を強調するようなことがなければ、影響は見えないでしょう。

5月17日のデイ・トレード戦略

本日のトレード戦略です。

ドル円

  • 予想レンジ:108.85~109.65
  • 基本戦略: 戻り売り
  • 予想時間:05:55 予想時レート: 109.31

上値を110.97でトピッシュとして、調整が日足の雲の上限を若干割り込むも107.48を維持して、109.79まで再反発も更なる展開となっていない。

上値は、日足の雲の位置が抑えるとレジスタンス形成から弱い状況が続く。109.79-96や110.56-85の戻り高値圏の上抜けから、110.97の高値を超えて、サイコロジカルな111.00や111.50などのサイコロジカル、111.71や112.23の戻り高値まで越えると112.44の月足の雲の上限まで視野となるが、この位置は丁度75.31のドル円の歴史的な安値から125.86の高値の50%の位置に相当することで、上抜けは相当厳しい位置となる。

一方下値は、転換線の109.06、基準線の108.72の維持では良いが、108.34-45の戻り安値を割れると108円前後まで視野となるが、維持ではサポートが有効となる。まただまし的には、107円後半が維持されると良いが、もし107.48を割れると雲の下限で、107.16のそれ以前の高値、106.94の戻り安値、106.37-64の戻り安値や106.35の雲の下限まで視野となるが、上昇チャンネルの上限や106円のネック・ラインからは買いが入り易い。ただ、105.83-85の戻り安値を割れると105.20、サイコロジカルな105円が視野となるが、更に突っ込み売りは出来ない。

ただ、104.92の戻り安値を割れると調整気味となり、104.55-86まで視野となる。また104.41の戻り安値を割れると相場崩れ気味となるが、下値には出遅れた雲が控えており、104.05-20の戻り安値圏で、日足の雲の上限が控える位置が視野となるが、買いが入り易い。ただし割れると雲の下限が位置する103.45-57まで視野となるが、維持では堅調が続く。このリスクは、103.33の安値を割れるケースで、その場合103円方向への調整となるが、維持されると更に突っ込み売りは出来ないが、102.96や102.59を割れると102.50前後のサイコロジカル、101.99の戻り安値、更にサイコロジカルは101.50がターゲットとなるが、引き続き買いが入り易い。最大のリスクは101.19の安値割れとなるが、その場合100.58のフィボナッチ・リトレースメント(75.31-125.86)までターゲットとなる。ただ、100円のサイコロジカルを直ぐに割れることは想定できず、買い下がり位置との見方は変わらない。

デイの戦略としては、総じて揉み合いだが、109.06方向への反発があれば売りを狙って、ストップは109.79越え。ターゲットは、金曜日の安値109.19を睨んで、この維持では買い戻しも、割れると109円前後では、利食っておきたい。またこの位置からの買い狙いは、108.50方向まで慎重に買い下がって、ストップは108.34割れ。この買いのターゲットは、109.20-50ゾーンが抑えると利食いとなる。

リスクオン相場も上値追い出来ない【2021年5月17日】

カナダドル円

  • 予想レンジ:89.50~90.50
  • 基本戦略:押し目買い
  • 予想時間:06:12 予想時レート: 90.24

上昇が、月足の雲の上限を超えて90.65まで拡大。更なる上値追いは不透明だが、超えるとサイコロジカルな91円、月足の91.58-91.64の戻り高値圏などが視野となる。ただ、既に上昇が3段階となっており、危険水準、またこういった位置は月足の106.52の高値をトップとしたショルダーの上限で上値を押さえ易いことは、留意しておきたい。

一方下値は、転換線と絡む89.37-70ゾーン、88.74-89.05の戻り安値圏の維持では強いが88.45の戻り安値を割れると、88.04の基準線、87.14-56の雲の上限と絡む位置、86.01-35の戻り安値が視野となるが、維持では堅調が続くが、ただし、85.44の戻り安値を割れると相場は崩れ始め、84.11-45ゾーン、83.52-59の戻り安値を割れると相場が崩れ始め、83.04-20の戻り安値圏、81.97-82.35ゾーン、81.88の戻り安値、81.16-58順次視野となるが、過去の高値圏からは維持では堅調が続く。ただし、80.99を割れると80.38-57の戻り安値、80.15の戻り安値を割れると相場的には崩れ気味となり、79.82-94の戻り安値、リスクは79.24の戻り安値まで割れると78.72、78.08-23まで視野となるが、維持では更に突っ込み売りは出来ないが、77.93や77.63を割れると調整が76-77円ゾーンまで視野となる。このリスクは、75.58、74.77、73.77の安値を順次割れるケースとなる。

従ってデイの戦略としては、クリティカルな位置にあって、上値追いは出来ない。押し目があれば買いだが、高値圏にあって不用意な位置での買いも避けておきたい。

まずは、89.90-00が維持されると買ってもストップは89.75割れで対応。できれば、これを割れて下落が見えた場合に、88.45割れをストップに、89円前後で検討するのが良さそう。ただ、この買いの場合のターゲットは、90円が上値を抑えると利食いとなる。

また売りはベンチャー気味となるが、90.51-65の戻り高値を越えないことを確認して、この位置をストップに売っても、ターゲットは、89.90-00が維持されるとデイでは利食い、割れても89.37-75ゾーンの戻り安値圏では、利食いを優先しておきたい。

リスクオン相場も上値追い出来ない【2021年5月17日】