米4月新築住宅販売件数【今週の為替相場予測】|2021年5月24日週

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年5月24日週

こんにちは。鈴木郁夫です。

今週の、為替相場予測です。

【2021年5月24日週】概況・展望

先週発表された米4月消費者物価指数や米4月生産者物価指数が市場予想を上回る内容であり、また、先に発表されたFOMC議事要旨では一部の参加者が資産買い入れペースの調整を巡る議論開始が適切であると指摘しており、FRBによる早期テーパリング観測がドルの下支え材料になっている。そして、米国内ではワクチン接種の進展に伴い、コロナウィルス感染拡大が収束に向かっており、安全資産のドル買いに安堵感が広がっている。ただ、世界的に波及しているコロナ禍において、早期の金融引き締め策は過剰流動性資金の潮流が大きく変わる可能性が高く、早期のデパ―リングは株式市場のみならず、債権及び為替市場に影響を及ぼす可能性が高いだけに、慎重論も少なくないのが現状である。

その中、欧州圏における新型コロナウィルスの感染者数の伸び率鈍化、欧州経済の回復期待もあり、欧州債が軒並み上昇過程ある。米早期テーパリング観測を交えながら、拙速的にポジションを取り切れない外部環境にあるため、引き続き相場が大きく動意づいてからの逆張り対応が賢明であろう。

【2021年5月24日週】注目経済指標

今週は主だった指標はない中、相対的に米経済指標の改善期待が強く、米ドルを買い戻す動き優勢になっている。ただ、米長期金利の伸び悩みもあり、拙速的に下値を模索する難しさも同居している。また、短絡的ではあるが、米10年債利回りの動向を重視し、1.6%前後ではドル売り、1.7%前後ではドル買いに転じることも一考であろう。

注目指標

  • 24日(月)黒田日銀総裁発言
  • ベイリー英中銀(BOE)総裁発言
  • 25日(火)独1~3月期国内総生産(GDP改定値)(前期比) -1.7%←-1.7%
  • 米4月新築住宅販売件数 95万件←102.1万件
  • 26日(水)ニュージーランド準備銀行(NZ中央銀行)政策金利 0.25%←0.25%
  • 27日(木)米1-3月期四半期実質国内総生産(GDP 前期比年率) 6.5%←6.4%
  • 米4月耐久財受注(前月比) 0.8%←0.5%
  • 28日(金)日4月失業率 2.7%←2.6%
  • 米4月個人消費支出(PCEコア・デフレーター)(前月比)0.6%←0.4%
  • 5月シカゴ購買部協会景気指数 69.0←72.1
  • 5月ミシガン大学消費者態度指数・確報値 83.0←82.8

乖離幅チャート分析

2つの通貨ペアの乖離幅から売買シグナルを見つける。チャートはシンプルイズベストが重要!主要8大通貨から高金利のマイナー通貨まで幅広く活用可。ドル円相場を基軸に、他の主要通貨との比較及び乖離幅で売買を模索する手法です。FXをエンジョイしながら収益チャンスを掴むためには、一目瞭然のチャートが求められています。

為替相場予測_ウィークリーレポート2021年5月24日週

【乖離幅チャート分析の見方】
ドル円のみユーロ相場(ユーロ円VSユーロドル)の乖離幅から判断。他の主要通貨は対ドル円相場との乖離で売買の判断基準となります。乖離幅が拡大した時点で強弱の売買シグナルが発生します。基本的には通常よりも強めの売買シグナルが発生してからの始動が効率的です。

各通貨ペア動向

各通貨ペアの動向です。

ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

2021年5月24日週ドル円⇔ユーロから見るドル円相場(ユーロドル⇔ユーロ円)

  • 平均乖離幅 0.0680
  • 現状乖離幅 0.0705→0.0671

先週の弱い売りシグナル109.35円から下落しており、今週は利益確定買いを伴い、様子見ドル円108.90円がしている。
★様子見(108.90円)

ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

2021年5月24日週ユーロドル(ユーロ円-ドル円)

  • 平均乖離幅 22.30円
  • 現状乖離幅 23.45→23.80円

先週の弱めの売りシグナル1.2144から若干上昇しており、今週は通常の売りシグナル1.2185が点灯している。
★買いターゲット(1.2050)

豪ドル(ドル円-豪ドル円)

2021年5月24日週豪ドル(ドル円-豪ドル円)

  • 平均乖離幅 24.50円
  • 現状乖離幅 23.60→23.60円

先週の弱い売りシグナル0.7782から若干下落しており、今週は利益確定買いを伴い、様子見0.7736が点灯している。
★様子見(0.7736)

ポンドドル(ポンド円-ドル円)

2021年5月24日週ポンドドル(ポンド円-ドル円)

  • 平均乖離幅 42.30円
  • 現状乖離幅 44.85→44.85円

先週の売りシグナル1.4102から上昇に転じており、今週は強めの売りシグナル1.4160が点灯している。
★買いターゲット(1.4000)

本ペットチャートは3~5段階で少な目からの分散投資をお勧めします。売買シグナルは添付のチャートを参照してください。尚、最終的な投資判断は投資家ご自身の責任で行なうようお願いします。