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いまだに根強い人気を見せる豪ドルですが、今後の見通しはいかがなものでしょうか?
かつては高いスワップポイントを誇り、今なお見せる堅実性に、好んで取引するトレーダーも多いかと思います。
そこで本気記事では、2022年以降の豪ドルの見通しについて、豪ドルの特徴を振り返りながら考えていきたいと思います。
目次
豪ドルの特徴
豪ドルの特徴として、以下3点を押さえておきましょう!
- 資源国通貨の代表格
- 中国経済に大きく影響される
- 国債格付け最高ランク
豪ドルを発行するオーストラリアといえば、やはり資源国・安定性といった特徴があります。
以下より、それぞれの特徴について深掘りしていきましょう!
資源国通貨の代表格
オーストラリアは、鉄鉱石や石炭などの資源が豊富であり、また豪ドルは、先進国の中でも金利が高い通貨として人気を集めてきました。
カナダと並び世界屈指の資源国であるため、原油や金などの資源価格や、輸出国の影響を受けやすいという特徴もあります。
また米ドル・ユーロ・円・ポンドに次いで、5番目に取引量の多い通貨であるため、それらの通貨と比較すると流動性が少なく、値動きが多少荒くなる傾向にあるようです。
中国経済に大きく影響される
オーストラリアの輸出先として、真っ先に挙げられるのが中国です。
貿易相手の約3割を中国が占めており、それゆえ中国経済に大きく影響されることになります。
例えば2019年から2020年かけての豪ドルは、「米中貿易摩擦」や「中国発祥の新型コロナウィルス」の影響によって、為替レートが下落し続けることになりました。
どちらの要因も中国経済の停滞が懸念されるものであり、その余波が豪ドル売りに繋がったようです。
国債格付け最高ランク
国債格付けとは、格付け専門機関によって評価される、投資のリスクを表したものです。
そしてオーストラリアは、各機関から次のように評価されています。
- Moody’s(ムーディーズ):Aaa(投資適格)
- S&P(スタンダード・アンド・プアーズ):AAA(投資適格)
- フィッチ・レーティングス:AAA(投資適格)
3社ともオーストラリアに対して最高評価を出しており、それほど安定性があることがうかがえます。
実際オーストラリアは、1992~2019年まで連続で経済成長を達成しており、世界でもっとも長く経済成長を続けた国としても有名です。
新型コロナウィルスによって一時的に景気後退したものの、経済活動の深刻な落ち込みにはならず、他の経済先進国よりは好調を維持しているため、今後においても期待が持てるといえるでしょう。
豪ドル|2022年の見通しと注目ポイント
こちらの記事でも紹介しておりますが、2022年の豪ドルは上昇していく見通しです。
本節では上昇する要因について、今一度深堀りしていきたいと思います。
北京五輪
2022年は、中国北京にて冬季オリンピックが開催されます。
これによって公共事業も賑わい、中国の経済成長に期待が持てる展開です。
また上でも少し紹介しましたが、中国は貿易において、オーストラリアと強い結びつきがあることでも有名です。
オーストラリアの豊富な鉱石資源は、大部分を中国に輸出しており、取引先の経済が潤うことで、オーストラリアにもその恩恵がもたらされる…その結果として豪ドルの価値が高まっていくという考えになります。
中国共産党大会
5年に一度開催される中国共産党大会は、国の方針を決める最高指導機関です。
オーストラリアと直接関係があるわけではありませんが、これも先ほどと同様、中国の経済成長に繋がるターニングポイントとなり得る一大イベントといえるでしょう。
必ずしも相場に与えるとは言えないものの、中国経済にテコ入れが入ることは事実なので、やはりこちらも好材料として注目したいところです。
RBA(豪州中央銀行)の金融政策
豪州準備銀行は、2023年まで利上げしないという考えを発表しています。
少しでも低金利を維持して、より経済を回していくという試みであり、実際国民の消費量はコロナ前の水準まで戻っているようです。
事業に関する投資もより活発になることが期待され、今後においても、物価と雇用の安定がほぼ確約されています。
つまり、各格付け機関の評価通り、やはりオーストラリアへの投資は手堅いものと考えていいでしょう。
豪ドル円の過去の値動きと注意点
さて、ここまで紹介した内容をまとめると、豪ドルは次のように考えることができます。
- 2022年は価格上昇が期待できる
- オーストラリアは今後も安定する見通し
では、これらを踏まえて、我々トレーダーは豪ドルをどのように扱うべきでしょうか?
本節では、豪ドルの注意点やトレード戦略について考えていきたいと思います。
豪ドル円はレンジ相場
オーストラリア=安定というイメージを象徴するがごとく、豪ドルは非常に安定した値動きで推移しています。
例えば、日本人の多くが取り扱う豪ドル円は、直近10年間において60~100円付近のレートで推移するレンジ相場であり、年間平均変動は約14.9円程度です。
また、よく注目してみれば、値動きの殆どが70~90円のレート帯に集約していることが分かります。
これに加えて、日本が今後衰退して円の価値が落ちることを考えると、豪ドル円が80円以下にまで下落した段階では、積極的に買いポジションを狙っていきたいところです。
有事の際は下げ幅が大きい
普段安定した値動きを見せる豪ドルも、有事の際は下げ幅が大きくなるので注意が必要です。
例えば2019年のフラッシュクラッシュ(アップルショック)、2020年のコロナショックでは、たったの1時間で5円近くも下落する事態となりました。
同じく資源国通貨として有名なカナダドル円は、豪ドル円とほぼ同じ価格で推移することで有名ですが、カナダドル円の底値は74円、豪ドル円の底値は59円です。(コロナショック時)
クロス円通貨は基本的に連動した値動きを見せますが、先進国通貨の中でも、豪ドル円の下落幅は特に深いということを覚えておきましょう。
今後における豪ドルのトレード戦略
豪ドルを狙ったおすすめのトレード戦略は、やはりレンジ相場を考慮した押し目買いだと考えます。
上述した通り、豪ドル円の値動きは70〜90円内に収まることがほとんどです。
そこから考えて、80円を下回ったタイミングで押し目買い、またナンピンを軸とした自動売買も安定した利益を狙えるでしょう。
実際のところ、基本的なナンピン戦略でバックテストを実施したところ、豪ドル円単体の運用でも勝ち越しは可能でした。
2022年以降は、しばらく80円を下回ることがないかも知れませんが、1つの基準としてお含みおきいただければと思います。
豪ドルトレードにおすすめのFX会社
豪ドルを本格的にトレードしたい方は、以下の取引所からの口座開設をお奨めします。
メイン口座・サブ口座どちらにも向いているので、ぜひ参考にしてみてください。
外為オンライン
外為オンラインは、独自の自動売買サービス「iサイクル2取引」を手掛けるFX会社です。
主なメリットは以下の通り:
- iサイクル2取引で学べる資金管理とレバレッジの仕組み
- 為替アナリスト監修の無料セミナー
- 「miniコース」によって少額から取引できる
記事内でも紹介しましたが、豪ドルの魅力はやはり安定性!そしてそこから形成されるレンジ相場にあるといっても過言ではありません。
そのレンジ相場をうまく捉えて、堅実に利益を積み上げるスタイルに特化したのが「iサイクル2取引」になります。
初心者でも安心して取り組めて、また少額資金でも始められる業界屈指の自動売買サービスをぜひ堪能してみてはいかがでしょうか!
LIGHT FX
豪ドルのスワップポイントをお得に受け取りたいという方は、LIGHT FXがおすすめです。
主なメリットは以下の通り:
- 高いスワップポイントと狭いスプレッド
- 使いやすいシンプルなチャートツール
- ヒートマップ・通貨強弱などマーケット情報も豊富
LIGHT FXは、常にスワップポイントの業界最高水準をキープしており、高金利通貨の運用に欠かせないFX口座といえるでしょう。
残念ながら、現状の豪ドルは高金利通貨には含まれませんが、来年度以降の利上げに備えて、今のうちからスワップ投資用の口座を用意してみてはいかがでしょうか。
IG証券
できるだけ少額資金で豪ドルを運用したい方は、IG証券がおすすめです。
IG証券は、数少ないノックアウト・オプションが利用できる取引所であり、また以下のメリットを有しています。
- 使いやすい取引ツール
- バラエティ豊かな金融商品とインジケーター
- デモトレード環境
国内で最初にノックアウト・オプションを実装したのがIG証券であり、豪ドルに限らず多種多様な商品の運用が可能!
システムも使いやすく、解説動画やデモトレード環境も用意されていますので、初心者からでも安心して運用に取り組めるでしょう!
まとめ:豪ドルの見通しは明るい!さらなる上昇に期待大!
本記事では、今後の豪ドルの見通しについて、以下のポイントを中心に解説しました。
- 豪ドルの特徴について
- 2022年の見通しと注目ポイント
- 豪ドル円の過去の値動きと注意点
- 豪ドルの運用におすすめなFX会社
複数の好材料が控えている豪ドルは、今後の上昇が期待できる通貨です。
過去のレンジ相場から考えるに、豪ドル円が80円割れをしたタイミングでは、積極的にロングのエントリーを狙っていきたいところです。
とはいえ、あくまで現在の見通しの基づくものであって、また筆者の個人的な見解になりますので、あくまでも参考程度に留めておくよう、ご理解お願いします^^;