FXにおいて4時間足は超重要!トレードスタイル別4時間足の活用方法まとめ!

FXにおいて4時間足は超重要!トレードスタイル別4時間足の活用方法まとめ!

チャートには様々な時間足が存在しておりますが、その中でも特に重要なのが4時間足です。

トレードスタイルにかかわらず、常に4時間足のチャートには活躍の場があると言っても良いでしょう。

本記事では、そんな4時間足の重要性・使い方について解説していきます。

1分足・5分足・1時間足といった下位足のチャートで勝ち切れていない人は、是非それらの上位足にあたる4時間足から、FXのコツを掴んてみてはいかがでしょうか。

4時間足トレードの重要性!押さえておくべきポイントとは?

ポイント1:上位足ほど相場に及ぼす影響力は高い

時間足の中で比較的上位に位置する4時間足は、相場に及ぼす影響力もかなり強いと言えるでしょう。

4時間足は下位足に比べてダマしが少なく、また出来高も多くなるためインジケーターの精度も高いです。

一方、1分足や5分足の場合は、トレンドの明暗が曖昧で、相場の流れに逆行するトレードをしてしまうリスクがあります。

後述しておりますが、仮に下位足を参考にエントリーするとしても、相場の流れを大枠として捉えるために、4時間足等の上位足の確認は行って然るべきでしょう。

ポイント2:相場に拘束されない

4時間足を用いたスイングトレードであれば、頻繁にチャートを確認する必要もなく、相場に縛られることもありません

本業が忙しい人サラリーマン、主婦の方でも、一日数回程度であればスマホで口座の確認くらいはできるでしょう。

4時間足は4時間ごと(1日6回)しかローソク足が更新されないので、一日数回程度のチェックでも全く問題ないからです。

ただしスイングトレードの場合は、稼げるpipsも大きくなる一方で、抱える含み損も同様に大きくなります。

そのため、数百pipsの変動には余裕で耐え切れるくらいの運用でなければならず、含み損を存分に伸ばせる忍耐力が必要です。

ポイント3:エントリーを焦らない

4時間足チャートの場合、1日に6本、1週間でも30本しかローソク足が形成されないため、中々エントリーのチャンスが見つからないことに、もどかしく感じてしまうかもしれません。

ただエントリーを焦ってしまうと、優位性が低いポイントで余計なトレードをしてしまい、その結果損失を出しやすくなってしまいます。

エントリーポイントが見つからないときは、トレードできないことを機会損失として考えるのではなく、負ける可能性の高い不利な位置、ダマしの多い局面を排除しているのだと捉えておくと良いでしょう。

トレードスタイル別!4時間足の活用法

4時間足がなぜ重要なのか、それはトレードスタイルにかかわらず活用する機会があるからです。

本節では、それぞれのトレードスタイルにおいて、4時間足をどのように活用すべきか、その具体的な手法をお伝えしていきます。

また解説にあたって、いくつかのインジケーターを挙げていますが、それが絶対的なやり方というわけではありません。

紹介する4時間足の活用法は、どのインジケーターやチャート分析においても応用できる普遍的なものになりますので、これを機に習得しておきましょう!

スキャルピング

短期間にトレードを頻繁に繰り返すスキャルピングにおいて、チャートに表示する時間足は短めです。

一般的には1分足5分足が主流となるため、4時間足は使わないのでは?と思われるかも知れません。

しかしスキャルピングのような短期トレードにおいても、やはりエントリーする際は、上位足の方向性を確認しておく必要があります

一体どういうことなのか、以下のチャートを例に考えてみましょう。

まず5分足についてですが、移動平均線がほぼ水平状態であることから、大きなトレンドが生まれていないことが分かります。

一方で1時間足、4時間足をチェックしてみると、やや下向きであることが分かり、この時点においてはロングのエントリーは分が悪いということが読み取れます。

仮に5分足だけを参考に、やみくもにエントリーした場合、上位足の波に飲み込まれて瞬時に含み損を抱えることになりかねませんので、やはりエントリー毎に上位足の方向性は確認しておきたいところです。

デイトレード

1日単位でトレードを完結させるデイトレードにおいては、多くの方が1時間足や4時間足をメインとされているのではないでしょうか。

以下のチャートを例に、今後どのような値動きが予想されるか、移動平均線RCIを参考に考えてみましょう。

結論から申し上げると、今後チャートは下方向に動く可能性が高いと考えられます。

その根拠は大きく2つ。

・移動平均線3本が全て下向きを示している点(パーフェクトオーダー

・RCIが下面に張り付き状態になっており、強い下落トレンドの渦中にいることを示している点

トレンド系・オシレーター系のインジケーターから多角的に分析できるのは、4時間足にダマしが入りにくいからに他なりません。

4時間足のチャートを主戦場にされるのであれば、ぜひインジケーターを併用して、確固たるトレード根拠を持つようにしておきましょう。

スイングトレード

比較的長期スパンで取り組むスイングトレードにおいては、4時間足が主役と言っても良いでしょう。

以下のチャート図は、上から4時間足・日足・週足を表しており、これらの時間足から相場の方向性について考えてみましょう。

まず4時間足についてですが、これは前節で解説したように、下方向の圧力が強まっていることが考えられます。

また日足については、長期的に右肩上がりになっているものの、現状において移動平均線はほぼ水平、つまり大きなトレンドが見られない状態です。

最後に週足ですが、移動平均線は右肩上がり、とはいえグランビルの法則によれば、ローソク足と移動平均線が近付きあう、つまり現状からは一時的に下落していくことが考えられます。

まとめると「一時的に下落するものの長期的に右肩上がり」という読みになりますので、今この瞬間においては下目線でのトレードを考える、という結論になります。

チャート表示が見やすい!おすすめFX会社3選!

4時間足を活用したトレードに取り組むのであれば、4時間足と、それ以外の時間足についても同時に表示できるチャートツールを選びたいところです。

そこで本記事では、チャートの複数表示に対応かつ口座スペックの高いおすすめのFX会社を紹介していきたいと思います!

IG証券

引用元:IG証券

IG証券は、国内唯一のノックアウト・オプションが利用できる取引所です。

その一方でFXにも注力しており、スリッページも少なく、約定力は非常に強い、スワップポイントも最高水準といった申し分ない環境が揃っています。

口座開設を申請した瞬間から、デモトレードが利用可能となり、描画ツールやインジケーターなど、全てを本番同様に扱うことができます。

またチャート画面については、最大4つまで同時に表示することができ、以下の画像は、米ドル円を5分足・1時間足・4時間足・日足の時間軸で表示させたものです。

複数の時間軸を同時にみると、よりトレンドの強弱が分かりやすくなるためエントリーの精度も格段に向上します。

各画面で異なるインジケーターを表示することも可能なので、ぜひ組み合わせて有効活用したいところです

FXプライムbyGMO

FXプライムbyGMOは国内大手取引所の1つであり、月間取引量No.1の実績を誇ります。

口座スペックも高く、ブラウザ版・アプリ版ともに高機能なチャートツールが用意されています。

スマホでも本格的なチャート分析が可能で、複数の画面・インジケーターの表示にも対応。

チャートツールは、デモトレードからでも全ての機能が解放されているため、気になる方はぜひ口座開設してみてはいかがでしょうか。

外貨ネクストネオ(外為どっとコム)

外貨ネクストネオ(外貨どっとコム)は、スマホでもっとも見やすいチャートを実現したFX会社です。

PCモニターと比べると、どうしても表示範囲に制限ができるスマホチャートですが、同社のアプリではそういったデメリットを一切感じさせません!

スマホながらにチャートの複数表示にも対応しており、これは他のFX会社には見られない大きな強みといえます。

下位足でエントリータイミングを計りつつ、相場の方向性・環境認識は4時間足で行う…といった本格的チャート分析も可能となりますので、スマホでFXを完結させたい人にこそおすすめなFX[会社と言えるでしょう。

まとめ:4時間足は全てのトレードスタイルに有効!

本記事では、FXにおける4時間足の活用法について、以下のポイントを中心に解説しました。

  • 4時間足の重要性、押さえるべきポイントについて
  • トレードスタイル別!4時間足の活用法!
  • チャート表示が見やすい!おすすめFX会社3選!

4時間足を用いるトレードでは、チャートに張り付く必要がなく、落ち着いて気長にトレードできることから、初心者や兼業トレーダーにこそおすすめできる環境です。

ダマしも少なく、トレンドやインジケーターを活かしやすい点は、そのまま勝率に反映されます。

日頃、下位足のトレードで上手く稼げていない人は、4時間足から一度基礎を学びなおすというのも一案となりますので、ぜひ本記事のポイントを取り入れながらトレードに活かしてみて下さい。

以上、参考にしていただければ幸いです。