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『トラリピ』をきっかけとして、FX自動売買を始める人が増えています。
FXに詳しくなくても、トレードのスキルがなくても、上級者の設定を真似するだけでコンスタントに稼げるようになるため、初心者にうってつけの運用と言えるでしょう。
しかし、どれだけ優秀な設定を取り入れたとしても、自動売買の勝ち方が理解できていなければ、いつかどこかのタイミングで手痛い失敗を被るはずです。
本記事では、稼げるトラリピ設定を構築するために、知っておくべき自動売買の勝ち方について解説していきます。
目次
FX自動売買ツール「トラリピ」とは?
トラリピは、マネースクエア社が手がけるFX自動売買サービスです。
リピート系FX自動売買の原点でもあり火付け役、トラリピをきっかけとして多くの初心者がFXのキャリアをスタートさせています。
仕組みもシンプルで、基本戦略はナンピン型。
チャート上に一定間隔で指値を並べ、保有したポジションがプラ転するまで待ち続けるというものです。
レンジ相場を活かしたこの戦略は非常に効果的で、口座利用者の8割以上が資産増加に成功しています。
さて以下より紹介する戦略は、そんなトラリピでより効率的に稼げるようになる有料級のマル秘テクニックです!
運用に取り入れることで間違いなく利回りアップに寄与しますので、ぜひ参考にしてみてください。
戦略1:基本設定はハーフ&ハーフ!
設定や通貨ペアの選定、資金管理などトラリピを使いこなす要素は様々ですが、その中でも「ハーフ&ハーフ」の活用は必須です。
ハーフ&ハーフとは、レンジ相場を半分に分け「上半分」を売り、「下半分」を買いの指値を仕掛ける運用手法です。
トラリピにおいてハーフ&ハーフを取り入れるメリットは以下の2つ。
・含み損を抱えにくくなる
・必要運用資金を減らせて利回りUP
以下より、上記のメリットについて深掘りしていきましょう!
含み損を抱えにくくなる
買い注文に限定したトラリピを仕掛けてしまうと、高値圏で掴んだポジションは、それを上回るレート帯に到達しない限り決済されることはありません。
そのため、そこから安値圏まで下落すると、含み損は雪だるま式に増えていくことになります。
一方ハーフ&ハーフ戦略では、高値圏・安値圏で掴んだポジションも、為替レートが設定レンジの中央付近に戻って来れば決済される仕組みです。
そのため含み損も抱えにくく、必要資金も大幅に抑えることが可能です。
必要運用資金を減らせて利回りUP
トラリピをはじめ多くの自動売買においては「両建てMAX方式」が採用されており、買い注文・売り注文において、それぞれ別々に証拠金を用意する必要はありません。
いずれか高い方の証拠金がそのまま証拠金として適用されるため、買い注文・売り注文いずれか1つに絞ってレンジ相場をカバーするよりも、ハーフ&ハーフを取り入れた方が、より少額資金でレンジをカバーできるようになります。
どこまでのレンジをカバーできるかについては、トラリピの利回りに直結するポイントでもありますので、運少しでもパフォーマンスを上げたい方は、マストでハーフ&ハーフを取り入れるべきなのです!
戦略2:運用通貨ペアは分散が基本!
トラリピ等のリピート系FXは、複数の通貨ペアで運用することで、さらなるパフォーマンスの向上が期待できます。
利確タイミングの分散や相場混乱を想定したリスクヘッジなど、複数通貨を運用するメリットは様々です。
しかし、ただ単純に扱う通貨ペアを増やせばいいわけではなく、大事なのは「偏らないバランス」です。
その一例として、以下のチャート図をご覧ください。
ご覧のように、豪ドル円とカナダドル円は非常に似通った値動きをしています。
つまり、クロス円の通貨ペアばかり偏って運用してしまうと、同時期に含み損が増えることになるため、大してリスクヘッジになりません。
含み損を抱えるタイミングや、利確の瞬間が上手く分散するように、クロス円通貨やドルストレートの通貨ペアを上手く混ぜ合わせていく必要があるわけです。
おすすめの組み合わせとしては、10年以上という超長期的にレンジ相場を形成している「CAD/JPY」と「NZD/USD」の通貨ペアの組み合わせですが、マネースクエア公式ページにおいても様々な組み合わせが紹介されておりますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。
戦略3:できるだけ長期で運用できる設定構築
トラリピのようなFX自動売買では、どれだけ長期を見据えて運用できるかどうかで成否が決まります。
では「長期を見据える」とは、具体的にどういったポイントを意識すれば良いのでしょうか?
ポイント1:リーマンショック級の暴落に耐え切れるか
リピート系FX自動売買のロスカットラインとして、多くのトレーダーがリーマンショック時の暴落を想定しています。
クロス円通貨がリーマンショックと同等のラインまで下落した時、強制ロスカットを免れるレバレッジ管理ができているでしょうか、今一度検討してみてください。
また、リーマンショックだけでなく、FXでは不定期でフラッシュクラッシュと呼ばれる大きな相場変動が引き起こされます。
そういった局面において、証拠金維持率がどこまで低下することになるのか、どれくらい資金を投入しておけば生き残れるのか、設定を構築する前は必ず確認をしておきましょう。
ポイント2:まさかの事態をどれだけ想定できるか
また、最近では急激な円安が進んでおり、ドル円に関しては28年ぶりという超高値水準です。
ひと昔までまでは、トラリピで設定を構築する際は、10年程度のレンジ相場から検討するやり方が主流でしたが、10年程度の想定は簡単に覆される事態に陥っています。
先の展開は誰にも読むことはできませんが、それでもどれだけ事前に想定できるか、まさかの展開に備えておけるかが生き残るための鍵となります。
具体的な対策としては、レバレッジを効かせすぎないようポジション量少なめの設定にすること、余剰資金を多めに用意すること、複数の通貨ペアに分散させること、ハーフ&ハーフを取り入れること等々。
トラリピ上級者は、MT4やTradingView等のツールを活用してバックテストで検証する徹底っぷりなので、どれだけ入念な準備しておいても、絶対的に安心できる設定は存在しないということを覚えておきましょう。
まとめ:戦略を駆使して、トラリピをより効率的に!
本記事では、トラリピをより効率的に運用させるための戦略として、以下のポイントを中心に解説しました。
- トラリピの概要について
- ハーフ&ハーフ戦略について
- 複数通貨ペア運用の考え方について
- できるだけ長期で運用するためのポイント
FX初心者だとしても、上級者のトラリピ設定を模倣することで、コンスタントに稼げるようになるでしょう。
しかし、それが数ヶ月・数年・数十年生き残れるかどうかは、いかに本記事のポイントを踏まえているかどうかで決まります。
せっかく利益を積み上げたとしても、強制ロスカット1発で全て吹き飛んでしまうのがFXです。
そうならないためにも、日頃から放ったらかしで運用するのではなく、定期的なメンテナンスや見直しを心がけましょう。
以上、参考にしていただければ幸いです。